最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
温故知新、第6話。どこからでも、どんなものからでも知識ってものは吸収できるようで、今回だけ見たら、ほんとに瑠璃ちゃんもいっぱしの研究者になってますね。 一応はサファイア探索最終章。川砂の調査を地道に進めていた瑠璃はついにポイントを絞り込み、(今回もなぜか伊万里も引き連れて)現地で最後の挑戦。「川」という限られたラインだけを見ていたこれまでと違って、いよいよそのオリジンを辿るとなると山全体に調査範囲が広がるのでほんとに大変そう。アニメ的にはギリギリ見えやすい描写にはなっているが、多分実際の山歩きを想像したら、絶対こんなに歩きやすい道じゃないだろうし、植生にもよるけど多分視界はもっとずっと悪そう。こんなところに進んで乗り込んでいく鉱物コレクター、やっぱり酔狂な趣味ではあるよな。 とはいえ、念願のサファイアを目前にしているというので瑠璃ちゃんの意気は高い。相変わらず的確なアドバイスで行動指針を示してくれる凪の指導もあり、広大な山地からなんとか調査対象を絞り込み、それっぽい研究を続けていく瑠璃。専門家2人も頭を抱える状況においても、「川砂を調べてみるのはどうか」とこれまでの自分の経験からブレイクスルーする案を出せたのもお見事である。やっぱりちゃんと「考える頭」を持ってる子だよね。 しかし、そんな成長著しい瑠璃ちゃんでも失敗はあるもので。どうにも手応えの無い調査に一抹の不安を覚えた瑠璃は、これまで散々2人に言われてきた「地道な調査」の重要性を痛感することになる。研究者にとって大切なものの1つに「調査」とそれにまつわる「記録」があり、データの1つでも信憑性が無くなれば基礎研究は信用が地に落ちる。人の手によるものなので間違いが無いなどと断言はできないが、その不安を払拭するためのたった1つの方法は「人事を尽くす」こと以外にないのである。 過去のノートを振り返り、自分の落ち度を見つけてしまった瑠璃。雰囲気を考えれば「どうせこんなミスは大した問題じゃない」と飲み込んでしまうことも出来ただろうが、そこを真っ正直に告白できたことがまず偉い。そして、そのことを正しく評価できた凪たち指導者側も。実際、今回はたまたまクリティカルだったが「10ヶ所調査する予定だったが9ヶ所で終わってしまった」ことが問題になる確率なんて相当低いはずなのだ。しかし、そうして「まぁ、大丈夫やろ」というので抱えてしまった結果というのは、実際の数値としての信憑性よりも、心理的な不安の方が大きくのしかかる。「もしかしたら」があったら、その先に実績を積み上げることはできないのだ。おそらく瑠璃もことの重要性を肌に感じたからこそ告白できたのだろう。きちんと自分の手と、目と、足を使った調査を続けてこなければ、その判断だってできなかったかもしれないのだ。 トライアルにエラーはつきもの。見事にそのエラーを修正してみせた瑠璃を待っていたのはご褒美としてのサファイア鉱床であった。……あんなに露骨に転がってるもんなんですかねぇ。こうしてみると、日本国内でもまだまだ手付かずの山谷なんて多そうだし、意外と可能性は残されているのかもしれない。もちろん、ゴールに辿り着けたのは凪の的確な判断と指示があればこそだが、それは何も凪が特殊な才能を持っていたからではない。彼女曰く「ずっと見てきたから」。彼女が見ていたものは「石の向こう側」とのことだが、この度、瑠璃もサファイアというキーストーンを見つけても、「その先」へと足を踏み出した。 ここからが、本当の学問だ。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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