最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
彩沙ちゃん! 表記としては多分アヤサチャン(CV愛美)が正しい気がするけど、ちょっと読みづらい気がするので基本的には彩沙(ちゃん)とします。彼女も今回のラインナップ選出の際にはなんの迷いもなく「入るやろ」と思った枠なのだが、冷静に考えてみりゃ当企画ではかなりの若手。何がそんなにも彼女の存在感を増しているのか……ちなみに「バンドリ声優だからじゃね?」と思われるかもしれないが、バンドリ界隈はむしろ「声優」の枠を外れることが多いため、この企画では10人だけ(あけことぺっちゃんを入れれば12人)であり、どれだけ推しバンドであってもきちんとふるいにかけてはいるのだ。まぁ、そんな中でもやっぱり「声優」寄りの存在だと認識できる彩沙ちゃんは特別なわけですよ。
・馴れ初め デビュー時ですね(明解)。まぁ、ある程度古参のオタクなら同じ状態の人も多いでしょう。こちとら沢城・明坂らのブロッコリー声優についても「デビュー直後から」見知ってるわけで、いわんやブシロード声優をや、ですよ。彩沙ちゃんはその年表を紐解けば明確にブシロードの「ミルキィホームズ」オーディションからキャリアがスタートしているわけで、そのミルキィを見ていた私は当然「出てきた直後から知ってますわ〜」と古参ヅラはできるわけだ。 ただ、知ってはいるけどファン歴が長いかと言われたら全くそんなことはない。最初に「ふたりはミルキィホームズ」で認識したことは間違いなく、実際にブログ内でも名前を出して言及までされているが、せいぜい「愛美の相方とか負担もでかいだろうが、新人に頑張ってほしいね!」くらいのもんである。ちなみにこの当時すでに愛美はソロアーティストとして活動しており、当然比べるべくもなく愛美の知名度の方が高かった状況だ。 その後もブシロード声優として「ヴァンガード」などには出演していたようだが、残念ながら私はこちらをフォローしてないし、なんならバンドリプロジェクトだって最初から応援していたわけではない。彩沙ちゃん本人も大学生と二足の草鞋で活動していた時期ということもあり、しばらくは埋伏して私も記憶から一旦消すことになる。ちなみに超絶余談だが、この時期、彩沙ちゃんは(どことは明言していないが)京都の実家で大学に通い、仕事の際には東京―京都間を往復していたことが伝えられている。つまり、私はこの時期目と鼻の先に女子大生彩沙ちゃんがいたわけで、なんなら街ですれ違ったりもしていたかもしれない。いや、だからどやねんという話だし、東京都民からしたら「有名人とすれ違ってるかも」なんて当たり前すぎる話ではあるが、田舎もんからするとこういう話ってのはなかなか貴重なのである。 閑話休題、そうしてデビュー後に一度はなりをひそめた彩沙ちゃんだったが、デビューから4年後の2017年にアニメバンドリの1期がスタート。そしてここから声優としての活動も軌道に乗り、可愛くおかしい快進撃が始まるわけだ。
・良きところ さて、彩沙ちゃんの良さとはいったいなんなのだろうか。贔屓で引き倒してしまいそうなので一旦バンドリ関係の話は引っ込めた方が良さそうだが、それ以外の部分で総括できる属性をまるっとまとめてしまうと、「可愛いの押し売りボイス」とでも言うべき特徴が最大の武器だと思っている。もちろん違う部分も多いのだが、誤解を恐れずグルーピングするなら、竹達ボイスに通じるものがある気がする。それこそポピパで比較すればわかりやすいが、地声ははっきりと高音(1人さらに上がいるが)、いわゆる典型的な「萌えボイス」に含まれるカテゴリで、本人のキャラもあって(?)どこまでも萌えに振って媚び媚びな音を作ることができる。「まっすぐなアニメ声」という性質はおそらくミルキィの主役オーディションで抜擢される理由にもなっていただろう。 しかし、だからとて彩沙ちゃんが萌え声優なのかというと、ある程度の認識がある人なら「彩沙では萌えへんやろ」と真っ向から対立してくる可能性が高い(何て失礼な話だ)。何故だろう、声の可愛さは疑いようもないのに、彩沙キャラはどこかに「萌えてたまるかよ」みたいな抵抗を生み出す、不思議な魔力が宿っている。まっすぐなストレートを絶対に放らないような、摩訶不思議な技巧がどこかに働いている。 そうして考えると代表役である市ヶ谷有咲が「過剰すぎるツンデレでぐっちゃぐちゃの百合」という偏執的な設定になっているのもうまいところで、ブシロード側としても「ミルキィで正統派ヒロインはやってくれたけど……彩沙ちゃんボイスはサブのポジションに回して触媒にした方が反応はデカくなりそうだぞ」という判断ができたのだろう。その後の彩沙キャラはといえば、ほとんどが「純主人公ではないが、主人公を食う勢いであまりに気になりすぎるサブキャラ」という一番おいしい位置に座ることになるのである。本人がどう思ってるかは知らないが、このスタンスは息の長い声優人生を歩むためにはかなり大きな武器である。 また、ダイレクトな褒めポイントとしては存分にネイティブの利点を活かした「パワー型京都弁」という武器が顕著だ。そう、やっぱ彩沙ちゃんといえば京都弁なのだ(特定のキャラを思い浮かべている人も多いと思いますが、その名前はこの記事の最後に出します)。最近だと上田瞳、少し前だと小岩井ことりという京都パワーを武器にできる声優はもちろん前例がないわけではないが、彩沙ちゃんの「可愛い押し売り」パワーが京都という魔都の「いけず」の精神と融合した時、最大級のパワーを発揮する。もちろん、純正京都からちょいとずらしたオーガニックな「関西弁」キャラとしてもわちゃわちゃしたパワーを漲らせるのがうまいのは言うまでもない。やっぱり方言でインパクトが残せる声優ってそれだけで得した感があるよね。とはいえ、ここまでこの企画で言及してきた方言というとせいぜい福岡弁と三河弁くらいか……北陸声優大好きなのに、北陸弁を活かすチャンスがほとんどないのだよな。そういう意味でやっぱレンジの広い「関西弁」枠は強いわ。
・お勧めキャラ3選(芸歴が短い方なので、まだ収まりやすい)
・「BanG Dream!」シリーズより「市ヶ谷有咲」 ここはやっぱり触れる必要がある。まぁ、思い返せばアニメ1期は割と酷評してた側だし、第一印象は決して良くはなかったのだが……アニメ終了後、知り合いに誘われてなんとなくゲームはじめて、今や周りの誰よりも肩までどっぷり浸かってますからね。有咲はポピパチームの中でも放っておけば勝手に好感度を上げていく、阿漕さの化身みたいな存在である。リアルポピパの方ではキーボードに加えてダンスなども担当しており(?)、愉快なリアル彩沙ちゃんが楽しめるもの良いところだ。
・「スロウスタート」より「百地たまて」 おそらく私が正式に「声優」伊藤彩沙に興味を惹かれたのはこの作品からかな。たまちゃんはなんともヘンテコな作品のテンションの中でも比較的分かりやすいテンション高め、そして音域も高めのきらら的「萌え」寄りのキャラ。トバし気味のテンション芸でもしっかり楽しませてくれることが分かったのは収穫だった。
・「ミュークルドリーミー」シリーズより「月島まいら」 そして決定打となったまいらちゃん。なんと日曜朝の女児向けアニメのキャラだというのに「漫才」をテーマにしているという攻めすぎたデザイン。そしてこの無茶振りとしか思えない設定を巧みに乗り越え、見事「可愛い」に着地させたテンション芸と関西弁の手腕。こんな可愛いの押し売りだったら、そらなんぼでも買いますって。
・「まちカドまぞく」シリーズより「リコ」 リコはんの関西弁も最強どすな。はんなり毒吐く狐っ子。こんな阿漕でとんでもない役でも、彩沙ちゃんボイスの「可愛い」があればがっちりフィット。どんな悪行を働こうとも、のほほんと京都弁で流されてしまえば許さざるを得ないのだ。いや、こいつは許していいのか? まぁ、店長がいいなら別にいいんだろう。
・「もういっぽん!」より「園田未知」 こういう方向性もいけるもんやな、という新たな彩沙ちゃん的主人公像。古き良きジャンプ漫画のごとき「単細胞で頭より身体が先に動く」タイプの熱血おバカキャラ。しかし未知の魅力は強さとか明るさに加えて、周りの人間が放っておけなくなっちゃう抜群のカリスマにあった。この「放っておけない感」はやはり魔性につながっている。そして、こんな作品でもがっつり百合要員にされるあたりが彩沙ちゃん。
・「カワイスギクライシス」より「ガルミ・ルゥ」 おまかわ案件。こんなテンプレ臭漂う分かりやすい萌えキャラに釣られてたまるもんか! かわいいなぁおい! まぁ、この作品のキャラはだいたい全部可愛いから彩沙ちゃんに限ったことじゃないんだからね!
・「ぷにるはかわいいスライム」より「姫座輪ココア」 どこか気にさせる「押し売り感」を今度はさらりとしたギャル風味に添えて。低血圧彩沙ちゃんボイスはどこか本人のぼんやりした瞬間を切り出したようで聞いていて心地よい。そんでこんなとこでもまだ百合要素をフル回転させはる。
・「メダリスト」より「鹿本すず」 「可愛いの押し売り」の代表的彩沙ちゃんキャラ。このロリ、この不遜な態度、そしてこの愛らしさ! その承認欲求の高さも生粋の彩沙ボイスの資格だ。大きくなったら立派にいけずな京女に育ってくれよ。
・「ネクロノミ子のコズミックホラーショウ」より「グア(クトゥグア)」 京都に遊びにいっちゃう系の久遠の存在。彩沙ちゃんボイスが聞こえてきたら、それは京都駅の合図なのである。人を人とも思ってないタイプの声がこうもしっくりくるとはね。
・「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」シリーズより「花柳香子」 というわけで、予告通りに現時点で最強の彩沙キャラは「可愛い」「京都弁」「むかつく」の全ての条件をK点突破で突き抜けた香子に決定です。テレビシリーズ時点で一番推しになっちゃったのは双葉はんとのどうしようもない関係性もありつつだったのだが、それがまさか劇場版であんなことになってしまうとはね……。「おもてェ出ろや」はアニメ史に残る名台詞。
今後の彩沙ちゃん演じるクソ女キャラクターにどんなバリエーションが出るかが楽しみですね。きっと、彼女も人生経験を重ねて、もっとたくさんのクソ女を見て学んでるでしょうからね(どんな期待だ)。
・関連リンク集 まちカドまぞく 2丁目 第8話「火花散る!?光と闇の合同遠足!」
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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