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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんや急展開。7話目ってことを考えるとここが中盤の盛り上がりなんだろうが……流石にちょっと急すぎやしないか?

 なんとまぁ、次なる刺客はまさかのケイシ-。これまで完全に転校してきた素敵フレンズポジションだったのに、モニカがハッと気づいちゃったもんだからいきなりナイフを振り回す可哀想な被害者に。これまで伏線らしい伏線はなかったと思うし、何よりアニメ的には彼女の生い立ちやらなんやらが全く分からない状態だったもんで、ちょっと彼女の豹変っぷりにはついていけない。いや、冷静に考えれば、そんだけ彼女がしっかり潜入工作員として仕事が出来ていたってことなのだから、我々視聴者が気づかないのはおかしくはないのだが……なんか、ハプニングの規模としてどんだけデカかったのかもビミョーに伝わりきらずに「まぁ、沈黙の魔女強いから」で収まってしまったのはなんだか肩透かし。やはりチート能力者のバトルは真に迫ったものを表現しきるのは難しい。

 そういう意味では正直今回のお話は残念な内容になってしまっているのだが、一応フォローしておくと、アニメ的には尺を調整する都合上、ケイシー周りの伏線とか描写を色々と端折ってきたのかなぁ、という気はしている。前回、前々回くらいまでを振り返ってみると、クローディアが特に顕著だが、それ以外にもイザベルの活躍やら悪ガキどもへのお仕置きやら、描写しなければいけない要素が多すぎたもんで、その中に紛れたケイシーにあまりウェイト置けなかったというのはあるだろう。一応「なんかよく分かんないけど彼女は田舎者だよ」というところまでは伝えられていたので、「地方の貧乏貴族の娘さんが窮状ににっちもさっちもいかなくなって凶行に及んだ」という動機面はギリギリ理解できなくはない。その上で、単なるクレイジー暗殺者じゃなくてモニカとの関係性だってほんとは大事にしたいと思ってたよ、くらいのケイシーの人物像は匂わせてくれている。次回どうなるかはまだ分からないが、多分そういう方向に持っていきたい話だろう。

 ただ、その舞台をこしらえるためにアニメとしては色々無茶しすぎてていくらなんでももったいなかったという話である。ことの発端となった倉庫での事故についても、彼女がなんであんなところのロープ切ったのか分からないんだよね。まず「モニカを害するつもりだった」は嘘だったわけだが、「アリバイ作りですか……」で納得できるもんじゃないだろ。だってあんな事故なんて起こさずとも「モニカと2人で別な倉庫にいました」でアリバイは成立するんだから。目にもとまらぬ早業であの木材のロープを切って素早く所定の位置まで戻ってきました、という動きも「わざわざそんなことせんでも」という展開である。自分ががっつり怪我するところまで想定してたってことなのかしら。だとしたらますます「そこまでせんでも」だよなぁ。

 その他、今回のお話だけだと「螺炎って何?」(漢字これで合ってる?)とか、「なんでそれを止めるのにわざわざルイスさんの結界をいじる必要があったの? とっとと王子がいるとこまで駆けつけて避難を促せばよかったのでは?」とかも分からんことが多いし、「薔薇の魔女」とやらのトラップを打破するための「召喚術」がどれだけのもんだったのかもあんまり伝わってこない。なんかね、今回の顛末に限っては、そこかしこに説明不足が転がってて本当に勿体無い気がした。まぁ、これが他のなろうだったら全部「ま、なんも考えてないだけやろ」で終わりになるので、こうして「勿体無い」とか文句を言ってるのは、「うまくやればもっとちゃんとできたんだろうに」という信頼の表れだと思ってほしい。

 なお、今回もクローディアさんはウザ可愛かったです。こんだけ純粋に性格が悪い可愛らしさは珍しい。

 
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