最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
へごォ! 「アヤカチャン」「はっしー」などの呼び方もないではないが、まぁへごはへごよ。すまんな。本日9月13日は声優2名がエントリーしており、その先陣を切るのがへご。普通、同日に2人以上が並ぶ場合は個人的に重要度が高い方を後ろに回すのだが……今回は甲乙つけ難くどちらも重鎮。しょうがないので年功序列で若いへごを先に掲載させてもらうことになった。……若いのかよ! こんだけ実績あってまだまだ若手と呼べる位置なのかよ! 怖いよへご!
・馴れ初め 若いということは馴れ初めも追いやすいということになるが、ぶっちゃけ「へごはアイマスじゃね?」とぼんやり思っていたところ、実際には違うということが履歴を辿って判明した。まぁ、私はアイマスのプロジェクト自体を一切追ってないので、島村卯月にちゃんと出会うまでには結構かかってましたからね。アニメのスタートは2015年だったし。 へごの最初の大仕事は「アイカツ」シリーズとのことなのだが、こちらもフォローしてないタイトルなので私には無関係。私の初遭遇はへごが初レギュラーを務めたという「エウレカセブンAO」であった。こちらでサブヒロインを務めたへごについて「新人の割に良い仕事」と評してそれなりに印象に残ってた様子が記録されているのだが、これは多分、個人的に主演だった宮本佳那子が全然ピンときてないせいで相対的によく見えたというのもあるかもしれない。いや、でもそれだけで名前は出てこないか。ちゃんと新人「らしからぬ」仕事はしていたのだろう。奇しくもこの時期は私が「ホリプロ三人衆」と呼ぶ同事務所の新人3人(へご・ころあず・木戸衣吹)が同時に殴り込みをかけて我こそはと必死に戦っていた時期というのもあり、そのあたりのつながりからもちょっと気にしていた部分はあるかもしれない。ちなみに余談だが、結局今の時点まで私の中で木戸衣吹はピンとこないままなので、現在私の中の「ホリプロ三人衆」は「大橋彩香/田所あずさ/Machico」の3名に更新されている。 閑話休題。そうしてとりあえず名前がちょっとだけ引っ掛かる程度だったへごだったが、すぐに転機は訪れる。翌2013年、「てさぐれ!部活もの」のスタートである。当企画でもこれまで「gdgd妖精s」の明坂聡美、「直球表題ロボットアニメ」の西明日香など爆発物の発掘に一役買っているダテコー作品、今回ももちろん爆弾は用意されており、その片翼が萌舞子役の上田麗奈、そして最大の爆弾がこはるん役のへごだったわけだ。中の人パートが長い作品の性質上、ここで私は初めて、キャラを作っていない素の状態の大橋彩香に遭遇。あまりにもへごへごしすぎたその振る舞いに「なんやこいつ!?」とびっくり仰天。若手女性声優ともあろうものがこんなにもへごへごしてていいものだろうか。そもそも「へごへごしてる」ってなんだ(へごへごする:[動 サ変]大橋彩香らしい振る舞いをする。ぐだぐだとローテンションで管を巻く)。 全く腹筋に力が入らぬ鼻声みたいなずるずるしたテンションで「アタシ〜イケメンが好きなんでず〜」とか言ってる新人。上述のあけこ・あっちゃんという特大の爆発物を前にして一切爆発反応を起こさせず場を飲み込むようなその空気。「こいつぁ大物だぜ……」と視聴者全員が冷や汗ものだったに違いない。……まぁ、隣の可鈴ちゃんも大物すぎたが……。やはりホリプロ勢、その内部にはとんでもないエネルギーを内包していた。あとはもう、ご存知の通りにへごの時代(age of Hego)の幕上げである。
・良きところ 当企画では何度か取り上げている「新時代の声優」の最右翼、それが大橋彩香。最大の魅力は、とにかく枠にとらわれない圧倒的なフィールドの広さ。これまで私は「新時代の声優の姿」という切り口で東山奈央・早見沙織の2名に言及したが、その中では奈央坊が発掘した「アイドル声優像」をより強烈に、ありえない形で拡張したのがへごである。「声優として、役者としての仕事が上手い」は大前提も大前提、そこからまさに文字通りの「歌って踊れる」マルチな才。私は上述の通りにへごへごしたところからへごに出会ってしまったもので、その後のアーティスト活動中のへごのキレッキレのダンスパフォーマンスとかを見て「こいつなんなん!?」と戦慄した覚えがある。確かどっかのライブの「ダイスキ。」のフリだったと思うんだけど……まぁ、とにかく常軌を逸したクオリティだった(せめてPVだけでもリンク貼っておこう)。 さらには肩書きに「ドラマー」の文字まで刻まれており、ご存知の通りにポピパでは正規の仕事としてドラムも担当。「趣味でドラムやってたからたまたまちょうどいいキャスティングができました」とか、普通に考えてあり得ない状況である。我らがバンドリプロジェクトにおいてもどうしたってドラムは鬼門。リアルバンドは演技か演奏のどちらかにある程度傾斜をかける必要があり、普通ならズブの素人からドラムを始めるめぐちパターン、プロのドラマーに頼んで役者業はなんとか頑張ってもらうmikaさん夏芽パターンのどっちかである(米澤茜とかいう化け物は置いとく)。なんでその辺に野良の「高校の頃からドラムもボーカルもやってたし、なんでもできますよ」とかいうやつがおるん。もしかしてお前だけ1日40時間くらいある? こうして一線級の役者・歌手・ダンサー・ドラマーというムカデみたいなわらじを履きまくるへご。ここまでの時点ですでにばけもんでしかないのだが、へごの一番恐ろしいところは、普段の様子からそのばけもんっぷりを全く感じさせないところではなかろうか。たとえば上述の早見沙織なんかは分かりやすいが、あまりにもスペシャルな能力を持つ人間ってのは「高嶺の花」というか、別世界の生き物みたいに見えてしまうもの。しかしへごの場合は常日頃からそんな空気を全くまとわない。一度ステージを降りて「役者・大橋彩香」がリセットされた「へごちん」は、無限にお菓子をあげたくなっちゃう孫娘みたいな気やすさしか残さない。人智を超えた「たらし」である。この「スイッチ何個ついてたら機能するの?」みたいな複雑すぎる生き物が、なんでこんなにへごへごした顔をしてられるのか。もっと険しい表情で人を冷ややかに見下すようなキャラになってもおかしくないのに(人間不信か)。私はそんなへごへの最大級の畏敬を込めて、ずっと「へご」と呼び続けているのです。
・お勧めキャラ3選(ここからは役者の仕事に絞ってみていける)
・「てさぐれ!部活もの」より「田中心春」 そんなわけで私の中の「へごはじめ」はこはるん。一応作中だとツッコミ役なんだけどね。回を重ねるごとに中の人の強さが滲み出てきて……。「百合狼」の時の断末魔「イケメンが好きですゥ〜!」がとても好き。
・「ファンタジスタドール」より「鵜野うずめ」 そうか、てさぐれと同年にすでに主人公もやってたんだっけ。そのトンチキで話題になったファンタジスタドールだが、実はそのセンターにドンチキもいたのである。ちゃんと声張ればなんの苦もなく「女児向けアニメの主人公」っぽくなるわけですね。
・「さばげぶっ!」より「園川モモカ」 こちらの作品はタイアップ楽曲も担当しているのでアーティストとしてのへごの先陣という役割りも。この作品の時点ですでに中の人の要素というか、はちゃめちゃ部分はずいぶん滲み出ていたのかもしれない。
・「アイドルマスターシンデレラガールズ」シリーズより「島村卯月」 業界最強の笑顔を武器に時代を切り開いてきたトップオブシンデレラ。業界が大橋彩香を発掘してなかったらこのシリーズもなかったかもしれないと思えば、文化財級の仕事ぶり。本人だって立派なシンデレラなんですけどね。笑顔が可愛い(笑い声は変)。
・「政宗くんのリベンジ」より「安達垣愛姫」 今となっては珍しいタイプかもしれないメインヒロインへご。当時はオープニング歌唱も担当してたし、「ラノベヒロインだし、若手注目声優に任せときゃいいでしょ」くらいの配役だったのかもしれないが、数年越しの完結編まで続いたおかげで思わぬ役得感が。違うな。「役得」って「この役になってラッキー」のことだよな。「この役にこの人をあてたもんだからキャラがラッキー」はどういう日本語で表現したらいいんだ。「役者得」か。
・「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズより「ウォッカ」 ず〜〜〜っと脇にへごを置いとくとかいう意味不明で贅沢な配置。個人的には2期で主役がテイオーになったところで主役・Machico、会長・ころあずとホリプロ勢が並び、一番渋いところにへごがいた構図がなんか好き。
・「結城友奈は勇者である」シリーズより「乃木若葉」 こういう運命の揺さぶり方もお手のものですね。ちなみに本シリーズは瀬戸「大橋」をめぐる物語です。どうでもいいですか。そうですか。
・「シャインポスト」より「蛍」 アイドルアニメ作中の「絶対アイドル」という、あまりに偶像すぎる偶像。ある意味で全てを狂わせる要因。それくらいに現実感がない存在なんだよ、アイドル大橋彩香ってのはさ。
・「SYNDUALITY Noir」より「アンジェ」 これがちょっと前だったらへごはアンジェじゃなくてエリー側でキャスティングされてたのかなぁ、とか考えると、なんだかんだで確実にキャリアは重ねているのだ。
・「響け!ユーフォニアム」シリーズより「釜屋つばめ」 気をつけろ、この作品にもへごは潜んでいるぞ。担当はもちろん(?)パーカッション。釜屋姉妹は原作だともうちょい出番あったし、今後のスピンオフとかでなんかやれないかな。
・「BanG Dream!」シリーズより「山吹沙綾」 というわけで、今後もしばらく沙綾としてお付き合いしていければと思います。へごのドラムはさ、ほんとに「楽しさ」が前面に押し出されてるのがいいんだよ。みんなして鬼気迫るスティック捌きを見せてるのに、1人だけ飄々と、「たーのしー」みたいにやってやがる。やっぱこの辺がへごイズムの極致なのだろうなぁ。
最近(当たり前だけど)よく見るようになった「先輩として後輩に接してるへご」もなんか好きなんだよな。永遠の孫娘みたいな印象だったへごも、業界ではもはや重鎮なのだ。……でもどんな後輩からも「へごさん」って呼ばれて欲しい。そんな後輩見たことないけど。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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