最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「陰陽廻天Re:バース」 6→5 「大時鳥」がどうしても「オート気取り」に聞こえてしまう。 なんか……「オリジナルアニメってこうなるよなぁ」みたいな分かりやすく分かりづらいサンプルである。んー、どう評したらよいものか……。 すごく不思議な感覚なんだけど、「足りないものはないはずなのに、なんか物足りない」という読後感になっている。お話としては1クールでまとまったし、私が常々評価軸として持ち出している「やりたいことが分かるかどうか」については、そりゃ分かった。最初から「リゼロっぽいというか、某リベンジャーズというか……まぁ、タイムリープはすでにネタというよりも基本設定のレベルになっちゃってるからな」と飲み込んでいたし、そこから繰り出される「何度も繰り返す世界」を「多重世界構造」と解釈、そこからセカイ系の文脈に伸ばしてお話を大きくし、壮大な「セカイ救済」の物語へ。敵対勢力に関しても二転三転させてサプライズを盛り込み、ド派手なメカやパワードスーツのバトルで画面を盛り上げる。なるほど、「流行りそうな要素」というか、「オタクが好きだった要素」は詰め込まれているはずだ。 なのに、なんかピンとこない……いや、ピンときたとしてもそれが「ならでは」まで突き抜けない。「まぁ、そういうことやりたいんでしょうねぇ……流行ってたもんねぇ……でも、見たことあるからなぁ……」という消極的な評価にならざるを得ず、多分半年後には忘れちゃうんじゃないかなぁ、くらいのぼんやりした印象でフィニッシュである。 これって「いろんな要素をごった煮にして、悪い言い方すればパクリみたいな設定だから盛り上がらなかっただけだろ?」と一刀両断してしまえば評価としては簡単なのだが、別にさ、パクること自体は悪くないんだよ。いや、パクりは悪いけど、それは言葉の使い方が間違ってるだけで、オマージュでもリスペクトでもなんでもいいよ。どっかで見た「流行った設定」を再利用することなんて業界じゃ普通のことだし、誰も見たことがない完全オリジナルなんて常人が易々と作れるもんじゃない。面白そうなものから発想を膨らませて、新しい「面白くなりそうなもの」を作っていくのがクリエイターってもんだ。実際、既存のアニメだってそういう方向性で成功した作品はたくさんあったはず。この作品のマイナス評価点にはならない。 ……でも「なんか物足りない……」っていう感覚になっちゃったのさ。そこがよく分からんでなぁ。映像に不備があるでもなし、全体的なシナリオ構成でも盛り上がる部分はちゃんと意識して作れている。斬新さなどなくてもそれなりの満足感は得られそうなもんなんだけどなぁ。それくらいにタイムリープやらセカイ改変のプロットに飽きてしまったってことなんだろうか。 強いていうなら、あまりにも「電祇平安京」とかの設定が突飛だったもんで、「よく分かんない世界」でセカイ系をやられても、1つ1つの「世界」の重要性がわからないとあんまり真に迫ったものがない、という感覚はあったかなぁ。キャラが薄いってわけでもないのに、なんかキャラどうしの繋がりがなかなか入ってこなくて、「人の絆」みたいなものを描こうにも上滑りしてた感はあったかも。まぁ、それも程度問題だけどさ。 やっぱオリジナルアニメというのは狙い通りの「面白さ」にぶち当てるのは難しいのである。一応、「史上ナンバーワン候補の最低な内田真礼ヒロイン」ログだけ残しておこう。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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