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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いい、最終回だった……最終話! 正直10話で終わるとは思ってなかったからびっくりはしたけど、おっちゃん号泣したから無問題です。

 そうなんだよ、まさか今回最終回だとは思ってなかったから、レイレイ問題の解決とかどうすんねん、って心配だったんだけど……いい具合に落ち着いたな。正直、「こんなん、お話的にはレイレイがパラボラの誘い蹴らなきゃおさまらんだろ」と思ってたんだけど、それって「レイレイが高みを目指す目標を一時的にでも諦めて、仲良しごっこに付き合うだけ」っていう結末になっちゃうから作品としてはダメなんだよ。正しい答えは「アイリの希望を叶えて友情を育みながらパラボラとしても活動する」。最終的にレイレイの負担が爆増した気もするが……まー、こいつがうだうだしてたせいで事態がややこしくなった面もあるので、そこは頑張ってもらうしかないだろう。

 レイレイをめぐってのデリケートな問題は、途中でウタが端的にまとめた通り、アカペラ部からしたら「嬉しくもあり、残念でもあり」。二面性がある問題だったせいで簡単には結論が出せない。唯一アイリ目線だけは「レイレイがいなくなって部活が変わるなんてヤだ」というモチベが強いが、それでも決してアイリは愚かな人間ではなかった。ミズキとの問答で自覚していた通り、レイレイのことを思えば彼女の意思を尊重する方が良い。そして、わがままを通してレイレイを押さえ込んじゃえるほどに、アイリの意思は強くもなく。結局、ムスブという不穏分子が散々にアカペラ部を掻き回した時点で、レイレイが「上を目指す」ことに変更はなかったのだ。

 であれば、アカペラ部としての最善は「できることを全部やってレイレイを送り出そう」ということになる。この流れをしっかりコントロールしたのが、大正義・ウタと大天使・クマちゃんだったわけだ。ウタはもはやネガティブを標榜することすらやめ、ついには「自分を好きになった」と公言。アイリのこれまでの活動は決して間違いではなかったことを念押して、さらに「次」を目指そうと提案する。よりにもよってウタにそんな建設的なことを言われちゃ、部長が抗うことなんてできるはずがない。これでアイリの決心は固まる。

 しかし、それでは一方的にレイレイの方が正しかったという結末となり、2人の「親友」どうしの結論としては最良の形ではない。そこで「大人」になっちゃったレイレイのケツを叩いたのがクマちゃん。結局、アカペラ部は肝心なところでは全部クマちゃんによって救われている。彼女の涙ながらの訴えで、ついに本音で話すことができた。これにて、アカペラ部の物語は大団円を迎えることができる。

 ウタたちの嘆願によって生み出されたアイリの新曲。どんな曲が出てくるかと思ったらなんとそれはオープニング楽曲。このチョイスもまた心憎くて、今まで何となく聞いてきたあの曲が、実はレイレイへの花向けを意味した「アカペラ部の集大成」だったことがここに明かされる。ウタたちがおばあちゃんになって、「同い年」になるずっとずっと先の未来。青春の1ページは単なる「思い出話」になる。そんな人生のちっちゃな1ピースに何を躊躇うことがあるだろうか。アニメは終わるが、彼女たちの人生はまだまだ始まったばかり。手と手を取って、これからを歩んでいくのだ。

 夢が ついにスタートする。

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