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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 伊瀬ちゃんでございます。この人もそこまでフォーカス当てて言及することがなかったから明確な呼び方が決まってないけど……脳内ではずっと「伊瀬ちゃん」としか呼んでないな。ブログ表記だと「伊瀬ちゃん」だとちょっと誰のことか分かりにくい気がしてフルネーム表記が多いですかね。名前の字面が強いからね。

 この度エントリーは一切の疑問なく決まっていたのだが、改めて彼女の歴史を振り返ってみると、なんかね、ぽっかりと印象が抜けてる時代がある気がしてて……我ながら頼りない記憶力だ。脳のストレージとしてブログがしっかり機能してくれればいいのに……。

 




 

・馴れ初め

 馴れ初めだけはね、はっきり覚えてるんですよ。Wikiによれば声優デビューは2004年とのことだがこの時点でまだ伊瀬ちゃんはJKである。そこからメイン仕事まではちょっと間が空いて、私がしっかりと名前を認識したのは2006年の「エア・ギア」のメインヒロイン。そして、なんで名前を覚えたかと言われたら、そりゃまー、下手だったからですね。まだそこまでネット文化が強固じゃなかった時代ですが、それでもこのエアギアヒロインは「棒だ棒だ」と散々叩かれてまして。残念ながら私もこの反応に完全に同調。当時の記録を振り返ると「ヒロインの声が聞いてられない」ってんで作品自体の視聴もやめたみたいなことが書いてあった(今となっては本当かどうか覚えてないが、確かに「エアギア」は最後まで観た記憶はない)。

 とまぁ、ここまでは別にいいんですよ。第一印象最悪声優はすでにここまで何人も紹介してきており、花澤・佐倉・白石晴香と枚挙にいとまがない。誰だって未熟な時期ってのはあるわけで、そこをどう乗り越えるかをウォッチするのも声優ファンの醍醐味である。

 ただ……上述の「下手だったけど」声優群についてはその認識の変化過程を割と覚えてるんですが、こと伊瀬ちゃんに関しては、どこで評価がプラスに転じているのかをしょーじき覚えてないんですよ。このブログが始まったのが2009年のことなんだが、ブログ内で最初に名前を出して言及しているのが「はなまる幼稚園」の感想記事で、ここでの評価は「普通の声優。特に印象はない」なんですよ。まぁ、そうなりますよね。下手だと思ってた声優が実力をつけて聞けるようになってきても、「違和感がなくなった」っていう評価になって特に褒めることはしませんよ。ただ……。

 その次の瞬間、なんと同じ月に書いている「れでぃばと」の感想で私は「伊瀬ちゃんボイス、美味しかったです」と書いてるんですよ。……あれ? これ俺好きになってるな? その後は伊瀬ちゃんの名前が出てくると基本は褒め姿勢。というか、すでに一線級として認識しているとしか思えない。翌11年にはグランプリにも選出してるくらいでして…………どこでこの認識の変化があったのか、ぶっちゃけ覚えてないんだよ……ねぇ、15年前の俺、いったい何があったんだい?

 

 

・良きところ

 てなわけで、自分の記憶とも戦わなきゃいけなかったせいでなかなか伊瀬ちゃんの魅力を芯で捉えるのが難しかったのですが……一言で表すなら「コケティッシュ」ですかね。まぁ、「コケティッシュ」の意味をよく分かってなくて便利に使い過ぎてる感じがあるんですが、この単語をブログ内で初めて使ったのって、実は(初代の)パンストの感想を書いた時だったんですよ。つまり、私の中の「コケティッシュ」のイデアは伊瀬ちゃんボイスなんですね。完全に「綺麗な声」というわけではない。ややもすると濁っている部分もありそうな気がするけど、そうしてちょいと人の心に触るようなアクセントがすごく「気になる」存在。この「障り」を限界まで拡大するとしーたむになる……かどうかは分からないんだけど、「変な声にならない程度に変なニュアンスを足せる声」とでも言おうか。もしかしたら最初も最初に「メインヒロイン」を担当した時に刺さらなかったのも、そうしたちょっとしたクセを受け入れられなかったことが原因なのかもしれない。

 また、上述の通り、20062010の間に何かしらの認識の変化があったわけだが、もしかしたらそれってずばりストッキングの存在だったんじゃないかという気もしている。スイートビッチヒロインに伊瀬ちゃんボイスがあまりにもズドンと刺さり過ぎて、あとはそこから全ての印象がプラスに転じたと、そういうことなのかもしれない。

 伊瀬ちゃんはこの「ちょっとしたアクセント」が面白い方向に働いている要素がもう1つあり、それが、似たような時期にキルアを担当したことからもわかる「ショタ方向への寄せ」である。いわゆるショタ役声優ってのは地声が低いところからニーズが発生するわけだが、考えてみれば伊瀬ちゃんの地声は全く低くない。むしろ萌えボイスに寄せやすい高さである。それにも関わらず少し抑えめにした時にかっちり少年役に合わせてくるのは、声がはらんだ「アクセント」にそういうテイストが多分に含まれているからなのだろう。「音域を下げずにできるショタ」はそれだけで個性にもなり得るし、キャラの幅を持たせやすい。早めにこうした武器を確保できたというのも、伊瀬ちゃんがグッと芸幅を広げて求められるようになった理由の1つじゃないかな、とは思っている。

 

 

・お勧めキャラ3選(一覧をみると、やっぱり役のバリエーションが多いな)

 

・「デュラララ!」シリーズより「張間美香」

 多分最初にズドンとハマった伊瀬ちゃんボイスってこの子だったんじゃないかなぁ……やたらとヤンデレの多い作品なんですが、その中では比較的純愛寄り(?)のヤンデレ。やっぱ「まともじゃない」ところに照準を合わせていく方が良さが出しやすい。ちなみに他のヤンデレは中原・花澤ら。ちなみに「あれ? プリキュアは紹介しないの?」と思う人もいるかもしれないが、私はプリキュア5は正式に履修していないのである。

 

・「TIGER & BUNNY」シリーズより「ドラゴンキッド」

 ショタ……ではないが、そっち寄りに魅力を出してみたキャラ。思えばこの作品のヒーロー(ヒロイン)って美菜子と伊瀬ちゃんっていう、当時の私からすると「べっ、別に認めてないんだからねッ!」みたいなキャストが当てられてるんだな。おかげで虎徹の娘さんばかり応援する羽目に。

 

・「HUNTER×HUNTER」より「キルア=ゾルディック」

 今となっちゃぁ代表役だが、「二代目」ってことで当時は潘ちゃんとセットでなんか風当たりが強かった印象。私としては「あれ、こんだけ低い音域でもちゃんと出来てるやん」ってんでむしろ印象は良かった方だった気がする。ここでしっかり爪痕を残せたからこそ、数々のショタ役につながっていくのだね。

 

・「ベン・トー」より「槍水仙」

 ようやく「メインヒロイン」ポジションを紹介できる。色々とファンキーだった「ベン・トー」だが、メインヒロインも「格好いいことやってるけど結局は半額弁当あさってるだけやんけ」というのでクールになりきれないあたりが愉快。なんか、低くて抑えめのトーンにこんだけニーズがあるってことは、その辺の音域の使い方がもともとうまかったんだろうな。

 

・「めだかボックス」より「雲仙冥加」

 「西尾維新作品は台詞回しが大変で云々」みたいな話は毎回書いてるが、よりによって雲仙姉である。こんな役押し付けられた声優って、どういう気持ちでアフレコ入りするんだろう。ちゃんとこなしてくれてましたよ。

 

・「惡の華」より「仲村佐和」

 その映像のせいで悪名高き「惡の華」。そのメインヒロインたる仲村さんを務めたのが実は伊瀬ちゃんだった。でもね、個人的には嫌いじゃなかった作品だった。淡々とした中に珍妙な熱情が入り混じる「メインヒロイン」。その重責は存分に果たした。

 

・「メイドインアビス」より「レグ」

 ショタにも色々ある。レグはほんとにいろんなものを抱えていて、本人すらまだ自分の正体が分かっていない上に最終兵器みたいな役割もあるのでその影響力が計り知れない。「自分が一番分からない」という苦境の中でもめげずに戦い続けるその姿は、やっぱり「頑張る男の子」なんですよ。

 

・「賭ケグルイ」シリーズより「生志摩妄」

 ある意味で伊瀬ちゃんキャラの完成形の1人。クレイジーにしてサイコ。それでいてどこかに愛嬌を残すというあり得ないバランス感覚。正直、アニメ化前は「小林ゆう1択だろ……」と思ってた役だけに、それを乗り越えることができたのは本当に伊瀬ちゃんの手腕である。

 

・「約束のネバーランド」より「レイ」

 ここでひとまずショタの完成形。ポジションとしてはキルアとレグを足してなんかで割ったような形……でもないな。音域は下げ過ぎなくていいってのに、なぜここまでクレバーな雰囲気が出せるのだろうか。こうして伊瀬ちゃんショタを並べると、必ず隣に「空気読めないくらい行動的で面倒なやつ」がいるな。

 

・「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」より「F・F(エートロ)」

 主人公にファイちゃん、そのサポートに田村少年と並べて、3番目にくるのが伊瀬ちゃんなんですよね。……近距離パワー型声優なのかもしれない。改めて、グリーンドルフィンズの治安の悪さは凄まじかったってことだな。

 

・「地球外少年少女」より「那沙・ヒューストン」

 多くは語れませんが、こういう役で輝く伊瀬ちゃんは最高ですね。伊瀬フォロワーで今作を観ていない人、必修ですのでちゃんと押さえておくように。

 

・「ウマ娘 シンデレラグレイ」より「フジマサマーチ」

 マーチの格好良さが怜悧な伊瀬ちゃんボイスできゅっと締まる。ちゃんとオグリと仲良くなった後のちょっととぼけた愛嬌に繋がってくるのもまた良いものだ。マーチは単体で主人公にもなれる存在だからなぁ。

 

・「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」シリーズより「ストッキング」

 というわけで、(おそらく)印象を捻じ曲げてくれた原因であり、直近でも大活躍を見せてくれたキャラを(本人は不本意かもしれないが)代表キャラとしてトリで選出させていただきます。やっぱストッキングは何やってても可愛いのよね。是非ともこのままクソビッチ道も極めていただきたい。

 

 

 あとフツーに顔が好き(最後にぼそっとね)。典型的なネコ顔。美人さん。

 

 

・関連リンク集

番組感想・デュラララ!!

番組感想・パンティ&ストッキングwithガーターベルト

ベン・トー 第7話 

2011年度・俺的アニメグランプリ(声優部門)

新番チェック・賭ケグルイ

新番チェック・約束のネバーランド

○「地球外少年少女 後編〜はじまりの物語〜」

新番チェック・New PANTY & STOCKING with GARTERBELT

 

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