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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「私を喰べたい、ひとでなし」 5

 ヤッター! 自分の命をないがしろにするタイプの上田麗奈だ! 2歩ぐらい引いたところから出てくるうえしゃまボイスはやっぱり良いものだ。「わたしの幸せなカニバリ」とかいうタイトルでもいい(よくない)。

 というわけでうえしゃま作品であり、おそらく純正百合アニメになると思われる作品。いや、別に1話目で方向性は確定してないし、ここから妖怪大戦争なバトルアニメになる可能性も微レ存ではあるが、エンディング映像ではいっぱいの百合を背景にうえしゃまが「リリィ」っていう曲歌ってんだから多分百合だろう。きちんと1話目でそういう標識が出てくるのは助かりますね。

 ただ、「上田麗奈+純正百合アニメとかお前からしたら手放しで喜ぶやつやろ」と思われるかもしれないが、1話目はうえしゃまボイスが堪能できた以上に大きな得点はなく、とりあえずは様子見という程度である。じっとりとした空気の中で描かれる物語なのでスタートは割と緩やかだし(突然の超常要素には顎が外れたが)、そこまで画で勝負してくる作品でもなさそう。止め画で美少女を美少女に描く部分は気を遣っているように見えるが、それ以外のパートに関してはそこまで作画枚数が割かれているわけでもないし、「まぁ、普通」くらいの映像。制作はスタジオLINGSという聞いたことないところだが、これが初の元請け作品ということなので完全な未知数。できれば地道に成果を出してほしいジャンルではあるのだが……百合アニメで思い出すのはどうしても「ささこい」の悪夢だったりするので……なんとか頑張ってくれと祈るしかない。

 うえしゃまモノローグ以外で評価点があるとしたら、徹底して「海」にこだわった舞台設定だろうか。終始波の音が聞こえるような沿岸部で話が進み、主人公の因縁もどうやら海にまつわるもの。執拗に「沈む」演出が繰り返され、画面にまで湿度が滲んでくるかのようである。この辺りの雰囲気の統制がうまいこといくなら、そこまで作画枚数を割かずとも良き画面が構築できる可能性はあるだろう。あとはプロフェッショナル上田、そして相手役の石川由依の仕事ぶりを信頼するしかなかろうて。「あんた、人魚じゃなくてパパイアだったじゃん」とかいうお約束のツッコミを思いついたが黙っておこう(黙った)。

 
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