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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「終末ツーリング」 5

 女性声優が歌う「箱根八里」をフルコーラスで聴ける機会が訪れるなんて思わなんだ。確か小学校くらいの音楽の時間に初めて聞いたんだけど、当時クラスでやたら流行った記憶がある……。

 んーー、難しい作品。正直点数は悩んだのだが、平均評価というよりは「判断保留」の末の点数だと思っていただきたい。常々「何をしたいかが分かる」を評価ポイントにしたいと思っている私だが、残念ながら今作1話目では「何をしたいか」が分からなかった。これは作品の性質に問題があるのか、本当に1話目で何も語られなかっただけなのかが分からないため一旦保留だ。ただ、正直言うとこの先に遠大な「何かやりたいこと」が待っている雰囲気はあんまりないんだけども。

 「終末をツーリングするアニメ」といえば真っ先に思い浮かぶのは当然「少女終末旅行」である。あれはあれで傑作であり、アニメ史にも一石を投じた意欲作だったと思っているが、あの作品世界もぶっちゃけ「なんだか分からない」要素は多かった。いちいち「なんで終末が訪れてしまったのか」とか「そんな世界なのになんで2人は呑気に旅をしているのか」とか、そういう部分への明確な言及はなしに淡々と進む展開は当初はヤキモキする部分もあったが、次第に作品全体で醸成する雰囲気に呑まれて「そんなことはどうでもいいから見守ろうぜ」にシフトした。今作も分からないことだらけだし2人のモチベがさっぱり分からないという部分も共通しているのだが、そこが解明される日がくるのか、「終末旅行」同様に「そんなことはどうでもいいでしょ!」になるのか。せめてもう1話待ってから判断したいところ。

 ただ、視聴中はオリジナルアニメだと思って視聴してたんだけど、後で確認したら漫画原作(未完)ということが判明し、「ほなこのアニメだけでは絶対に決着つかないやつじゃん」ということもわかってしまったためにちょっと見方を変えなきゃいけない気もしている。どうやら本作は「旅」への主眼の置き方が「終末」の方ではなく「ツーリング」に寄っているらしく、1話目でも「箱根旅行」というテーマでがっつり温泉を満喫している(なんで適温の温泉がその辺に沸いてるんだ)。この流れは結局雑な旅に終わってしまうだけの可能性もあるので、あまり総合的な期待は高めに置かないほうがいい気がする。

 よかった点をあげるとするなら、結局表裏一体だがそうしてまだ可能性を残しているところであり、「メイン2人の関係性に今後発展があるのか?」とか思いながら見てたら突然のビーム砲には度肝を抜かれ、また変な方向から予想外が飛び出してくる可能性はある。でもあの子はメカではないんだよな。ふつーに飯食ってたしな。……何を目指してる作品なんだろう。

 「終末」というとどうしても少し前に大傑作な「終末」作品が生まれてしまっているので対比されて印象が悪くなってしまうのだが、そんなことは気にならないような個性が出ることを願っている。……この状態で銀座にだけはいかないでね……。

 
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