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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんだかしっぽり、第4話。社会人どうしの関係性を描いた作品なので(ラブかどうかはまだ分からないが)、なんか実写ドラマとかでも出てきそうな雰囲気やね。

 Aパート、「単行本発売前鬱」とやらに苦しむ双見。いや、どっちかというととばっちりで苦しむはーさん。いつもいつも精神状態が安定しない双見ではあるが、普段は仕事に追われてテンパることが多いのに対し、今回は仕事をやるモチベが上がらず苦しんでいるという。佐藤さんの説明する「漫画家独特な症状」もなんとなく理解はできるもので、要するに「自分の力ではどうしようもない事象に対し、ただウダウダといらんことを考えてしまう」という状態。自分でできることが残ってれば自責のやりようはあるのだが、もう全部自分の手を離れてしまった後にはたとえダメなところに気づいたとしても後悔であって取り返しは効かない。そんな状態に漠然とした無力感を抱いてしまうというのは、まぁ、なんとなく伝わってはくる。でもまぁ、普段から毎月確実に「作品を自分の手から出して」いる作家先生なわけでなぁ。普段とは心持ちが変わってくるものなんでしょうかね。それだけ初単行本の発売ってのは大きな意味を持つものなのかしら。

 はーさんから相談を受けた佐藤さんは手慣れた様子で双見に的確な刺激を与えて再起動を促す。その一環として、実際に発売される単行本に触れさせて様々な想いをそこに重ねていくことに。今回初登場の営業部の池波さんとの顔合わせもそんな刺激を与える方策の1つで、実際に発売されている現場に駆り出されることで双見もだいぶ実感を得た様子(1日で200冊のイラスト付きサイン本を書くという作業量は大丈夫だったんだろうか)。そして書店でたまたまかちあったファンの子たちは、いきなり「自称作者」にぶつかって写真まで撮られて、はたして信用してくれたんだろうか。あの子達、単なるモブかと思ったらちゃんと名前ついててキャストもちゃんとしてたの謎。

 Bパート、そうして発売された単行本の話もつまみにしながら、クリスマスパーティー兼忘年会兼祝勝会みたいなことをする女性5名。この作品、ほんとに女性ばかりで今のところ主要キャラで男性は「前編集」しか出てきてない。女5人のかしまし飲み会だが、そんな中でも双見は面倒臭い感情を抱えてしまう。重版の報せはそりゃもうめでたいはずだが、その「めでたさ」の認識のギャップに自分の小ささを思い知るのである。

 ただ、そんな双見を目にして佐藤さんの方にもちょっとした自責の念。どうやら伝え損ねたのは単なるポカだったらしく、佐藤は佐藤でテンションが上がっていたせいだという。そりゃ「自分が初めて立ち上げから携わった作品」だったら思い入れが違うのは頷けますものね。そんな「私だって嬉しかった」の一言がなかなか伝えられないクーデレ女子の佐藤さん。小洒落たバーで告白でもするのかと思ったらそんなお話が出てくるあたり、普段のピシッとしたイメージとのギャップでこれまた可愛らしい。いっぺん期待を落とされてから思い切りあげられた形になり、双見にとっては思わぬご褒美である。

 また第1話で描かれた2人の関係性に戻ってきましたね。この2人の「作家と編集」の関係性、別にラブとかライクとか、そんな要素は全然入れなくても問題なく通じる「ビジネスでの関係性」のはずなんだけど、やっぱりそこに何かしらの風味を感じ取れるところが今作の売りですよね。このくらいの距離感・温度感が実に気持ちがいいので、ずっとこのままでいいです。

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