忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[11757] [11756] [11755] [11754] [11753] [11752]

 嗜虐趣味方面で突き詰めていけば佐藤コノハ先生も大成したかもしれないのに、第8話。基本的にベタばかりを並べ立てるような構造の「黒歴史」だが、なんか夫人周りのエロティシズムみたいなものにはこだわりを感じるので、そこら辺に絞り込んでいく作風が吉だと思いますね。

 というわけでまだ収束しないブラッディローズ編。冒頭のギャグの詰め込みっぷりはかなりの密度だったが、今回は桜井監督とベテラン・藤原良二氏のダブルコンテ。多分前半は監督が多めにやってると思う。必死に部屋を抜け出したイアナは速攻でシャノウに見つかってしまうが、なんやかやと問答があった末に一応の信頼は取り付けることができた。どう考えてもやってることは不審者だし、何なら適当な嘘を重ねたもんでギノにまで疑われかねない立ち位置になってしまったのだが……そこは「作者」特権、起こってることは全て把握しているので(今回一気に思い出したな)、訴えにもどこか切実さは伴っている。作者の権利が「知っていること」であるなら、その知っているシナリオのライン通りにハッピーエンドを迎えるのは作者の「義務」でもある。何とかメノアたちを救わんと、ここぞと無理をするイアナさんである。

 一応は推理の果てにたどり着いた忌まわしき地下室。どう考えても「噴水が動いて隠し通路が現れる」機構は手間がかかりすぎてるしどういう仕組みなのか分からんのだが、まぁ、この世界なら魔法なりなんなりがあるのかもしれないからね……スイッチ1つで動かせるようにしていたのはむしろ夫人の怠慢といえるかもしれん。とにかく酒池肉林を実現するために凄まじい設備が隠されていたことが判明。当然のようにメノアも、そしてシャノウの妹も生存が確認された。……夫人は、あそこで大量の女性を「飼ってる」状態だったわけだが、全部1人で切り盛りしてたんだろうか。「美しい女の子」たちを美しい状態で保管するのにはあまりに向かなすぎる施設だった気がするのだが……コレクションしてれば満足っていうタイプの人なのかな……一部の女の子はそんな夫人に心まで籠絡されて肉人形になってましたけどね。そこのディティールは作者が作り込んだものなのかしら!?

 必死に暴れるイアナたちが反撃の契機としたのが、今回のサブタイトルにある要素、まさかの「素人が書いたオリジナル衣装、仕組みが分からない説」を危機の攻略に活用するとは。……いや、意味わかんないけどね。世界設定ってそういうディティールにまで活きてるもんなのかよ。「外から脱げるように見えない」はまだ分かるけど、じゃぁシャノウ自身はどうやって脱いだり着たりしてるんだよ。マジで着脱のたびに魔法使ってんの? この世界の被服についての概念はどうなってんねん。まぁ、実際に夫人が困ってたってことは、イアナの推察で当たってるってことなんだろうけど……、「設定がよく分かってない部分が謎機構になる」ってのが黒歴史のルールだとするなら、かつて佐藤コノハが筆を割いていないこの世界のあらゆる要素がブラックボックスということになるんだが、そこまで深刻なことなのかしら? 相変わらずよく分からない世界観である。

 まぁ、とにかくそんな落とし穴も活用しつつ、ギリギリで命脈を保つ2人。最終的にはシャノウさんの献身も虚しくピンチにはなってしまったが……ぼちぼちソルたちも気づいてるころだろう。となると気になるのはコノハが地下室に降りてくるかどうか。流石に「自分も拉致られてた可能性があった」ってことを知らされたらショックではあるだろうなぁ。

 

Amazonアフィリンク 

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2025/11 12
S M T W T F S
29
30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[11/27 NONAME]
[11/26 NONAME]
[11/26 とみしの]
[11/25 NONAME]
[11/17 とみしの]
バーコード