最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ダンタリアンの書架」 4
Yeah! ブラザー、これがようやく今期最後の新番組だ(多分)。出揃うまでに一ヶ月近くかかってしまうのは相変わらずどうかと思うが、ここからは通常営業に戻るんだぜ。ちなみに、調子に乗ったついでに現在一週間に視聴すべきアニメの数を確認してみたら、35本だったよ(うち2本は5分枠だけど)。流石に、これはまずいと思うよ。一時はアニメバブルが崩壊して制作本数が減ったはずなんだが……どうしてこんなことになったんだ? どれから削ったらいいのか、誰か教えてくれ! さて、そんなわけでめでたく到達した35本目のアニメだが、時間枠が火曜日の深夜1時半、ということで、つい最近まで同時刻に放送していた某灰色狼とイメージが被る新作。そしてその実体は、マウスプロモーションに「すいません、売れる作品が作りたいんで、一番売れそうなキャストを男女一組送って下さい」と言ったら出来上がったんじゃなかろうかと思わせるキャスティングのお話である。マウスの誇る2大看板、沢城みゆきと小野大輔。池袋的に例えるならセルティと静雄ちゃんが主人公なんだけど、やってることは本の魔物を退治するお話なので、イメージとしては「戦う司書」かな。そういえば、何故か「図書館」が絡む作品ってみゆきちが必ず関わっている気がするな。「戦う司書」は最終的に世界を救い、「図書館戦争」でも暴れる友人の手綱を握ってた。「GOSICK」でも図書館の屋上に住む灰色狼の母親だったしなぁ。図書館声の持ち主なのか? いや、無いと思うけど。 さておき、そんなこんなで過去の色んな作品とイメージが被るラノベ原作。奇妙な本を巡る冒険、というと何故か真っ先に思いつくのが「ヤミと帽子と本の旅人」だったりするけど、案外イメージは遠くないんじゃなかろうか。安っぽいファンタジー要素を、「まぁ、本ってどんなファンタジーでも通用する媒体だし」という理由で堂々と使っている。確かに「本を読む」という行為自体はワクワクするものであるし、1話目のように「飛び出す仕掛け絵本なら仕掛けが飛び出して暴れるのもありですよ、幻書ですから!」と言われれば、まぁ、そんなもんかとは思う。ただ、納得がいく分、そこに新鮮さはあんまり無い。1話目時点では、「ここがこの作品ならではの部分です」というセールスポイントが一向に見えてこないのだ。 画面を作っているのは何とGAINAX。そのおかげなのかどうなのか、背景美術のこだわりなどは尋常じゃないクオリティを実現している。実写取り込みの加工のようにも見えるが、ちょっと古めかしいイギリスの空気を出すべく、緑を基調として描かれた外界の風景や、丁寧に描き込まれた「書架」の風景など、なかなか手間がかかっているであろうことは感じられる。だが、それは直接作品の魅力に繋がっているわけではない。やっていることが陳腐なので、お話部分に目をやってしまうと、退屈さが先立ってしまうのだ。一応のオリジナル要素として、「本を開いて読み上げる」という過程が入っていたのだが、現時点では何がやりたいのかはよく分からない。「戦う司書」の時にも同様の問題点が浮上したが「本であること」と「現実であること」の区別が画面から付けにくくなってしまい、視聴者はどこを見たら筋が追えるのか、分かりにくくなってしまうのはどうにかならなかったものだろうか。 ま、まだ顔見せ段階だし、この後のシナリオ次第では本当にどこにでも行ける1話目だったので、ここで判断を下すのは早計だろう。もう少し「何を書く小説なのか」というのが分かるまでは、のんびり見守っていきたいところである。それにしても、今期もみゆきちはハードワークであるなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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