最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ロウきゅーぶ!」 5
まったく、小学生は最高だったらしい作品。いやぁ、なんか最近じゃ珍しいくらいに無難に終わりましたな。アニメ単体で見た場合には、本当にまっとうなスポ根ものでしたよ。特に語ることも無くて、この感想だって8割が中の人の話になってもおかしくないくらいだ。 でも、やっぱり小学生だったわけです。世間的にはそっち方向のフィーバーっぷりが凄かったようで、この国はやっぱり法整備を考えるべきなのかなぁ、とちょっと心配になったりも。いや、2次元を相手にしている分には何の問題もないんですけどね。ただ、こういうもののシェアが拡大してくると、声高に主張してもいいんだ、っていうバカが出てくるのが怖いんですよ。アニオタだってそうかもね。趣味なんてもんはひっそりと自分1人で楽しんでりゃいいものなんだから、他人に認められるとかどうとか、関係無いんです。 ん、なんか変な方向に話が進んでしまったが、とにかく今期一番の「特に可も不可もない作品」になった。草川啓造監督作ということでアクション部分には特に注目して見ていたのだが、確かに細やかな配慮が感じられる部分が多く、具体的なモーションの説得力が物をいうスポーツアニメとしては上出来な部類だったと思う。ただ、やっぱりキャラクターデザインによる制約が大きくて、どれだけダイナミックな動きをつけても、どれだけ細かくバスケのモーションを再現しようとも、キャラ造形から来る違和感ってのはなかなか払拭しきれない。贅沢な注文ではあると思うのだが、そうした無茶もひっくるめて表現出来るのがアニメという媒体の可能性だと思っているので、出来ることならもう1段高いレベルの作画が見られれば良かった。 そして、ラノベ原作ってことでシナリオラインはただただ普通。いや、これでいいんですよ。下手に捻ろうとしたら数多の失敗作のようにグダグダになったり滑りまくったりする恐れがあるので。ちゃんと「小学生と高校生の交流」というただ1点の特異点を明示的に表に出して、それを中心に至極まっとうなスポ根を描いていた。これはこれで面白い。ただ、それだけだと今一歩、「この作品ならでは」っていうところまでは行けない。これまた贅沢な注文だとは思うが、「小学生が云々」を、シナリオ面でも先鋭化させて、何かしらのセールスポイントに繋げられたら良かったのだが。いや、具体的には思いつきませんけどね。 色々と無茶な注文ばかりしてしまっている気がするけど、それも全て、基本線は満たしている、という満足感はあったため。この後の智花たちのバスケ人生がどのように進展していくのか、2期とかがあって続きが見られるというのなら、喜んで応援させてもらいますよ。 というわけで、ようやく中の人の話だ。本作は、かなり若手寄りの「主力声優展覧会」みたいな様相を呈していた(ちなみに、もう少し上の年代の展覧会は「神様ドォルズ」だと思っている。そのあたりは今度の感想の時にでも)。花澤香菜を中心として、いぐち・小倉唯・日高里菜・伊瀬茉莉也などなど、今後の業界を牽引できそうな人材が華々しい活躍を見せてくれた。そして、それを見守る保護者役に伊藤静・能登麻美子・川澄綾子などが回っているのである。完全に、一世代分の世代交代を終えた形だ。キンキンと甲高い声が集まったのは小学生メインなのだから当然だともいえるが、そんな中でも個性をぶつけ合い、それぞれのキャラクターなりの愛らしさをアピールする職人芸の数々には惚れ惚れしてしまう。そして、5人で集まって歌って踊ったりもしてしまう。……本業が疎かになる可能性があるなら声優が歌ったり踊ったりする必要など無いとも思うのだが、そういうパフォーマンスをやってもらえると喜んじゃうのが声オタの性。申し訳ないが楽しかったです。井口のドヤ顔っぷりが楽しすぎました。このユニット、やっぱり番組が終わったら解散すんだよね……もっと見たかったのに。女子高生声優達の輝かしい姿を。たった1つの番組のためのユニットだったが、声優ユニット史に立派な1ページを刻んだと思いますよ。まぁ、数年後は黒歴史になってるかもしれないけど…… PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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