最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
一笑一笑、第28話。ほんと、憑き物が落ちたように幸せな顔をした利休を見てるだけで、なんだかものすごい違和感があるのはどうしたことなんでしょうね。なんか白いし、白いし!
色々な問題が前回で片付いていたこの世界だが、意外なことに、世間的にはそうも言っていられない状態。東の北条が腹を決めて豊臣への反旗を翻し、豊臣軍は「未開の地」である関東までの大遠征を行うことになった。普段から数寄だ茶の湯だと騒いでいた面々も、この大事には武人としてのつとめを果たさねばならない。自分が産み出した器が歴史に名を刻むまで死ねぬ、と気を吐く織部なんかはある意味ものすごくモチベーションが高いと言えるのかもしれないが、一度は平定された天下において、この新たな進軍は再びの動乱を予感させるものだ。 火種の内実は、豊臣政権下における、利休のスタンスにあった。侘び好きを究めたストイックな利休の姿勢は、既に落ち着いた現在においても、回りの人間には多大な影響を及ぼした後である。また、憑き物が落ちたとはいえ、利休は「フルオリ以上の化け物で馬鹿者」であるから、調子が乗ってきたら誰にも止められない圧倒的な爆発力がある。新たな寺門の寄進や、秀吉に依頼された数寄屋の設計など、その才覚は縛られていた時代を飛び越えて、化け物の名に恥じぬ突っ走りっぷり。これを良しと見て高め合うのが、織部たち数寄者たちだが、これを意に沿わぬ暴走と見て腹に据えかねる人間もいるのである。 秀吉自身は、既に利休との関係性に1つの決着を付けているように見えた。数寄屋の出来についても褒め言葉を残しているし、世継ぎが生まれて上機嫌の状態ならば、一介の茶人のやんちゃなど、気にするようなものでもなかろう。今大切なのは、目の前に控えた戦なのだから。また、そんな秀吉の背中をずっと支えてきた秀長も、改めて利休の重要性を説いている。各大名の信頼も篤い「父親替わり」を、最後まで手放さぬようにと、病床に伏した身で繰り返し訴えている。 そして、そんな秀長が挙げたもう1つの名前が、山上宗二である。秀吉の華美趣味に嫌気がさし、織部の行きすぎた数寄に辟易して京を飛び出した頑なな数寄者。彼がたどり着いたのは、あろう事か敵方北条の懐であった。宗二の身柄をどのように扱うのか、今後の豊臣の世では、1つの指針となる重要案件である。そしてまた、秀長の次に控えた大切な腹心である三成が、利休の覚醒を良く思っていないというのも気になる部分であろう。いつか利休のわがままを抑え込んでやろうという彼の目論見は、一度は秀吉が諦めて通過した心境そのものである。戦の無い時代ならば、数寄も勝手に羽も伸ばせるものだが、そこに武力と政治が介入すれば、単に善し悪しで決められるものではなくなってくる。「怪物」利休をどのように処理するのか。各々思惑渦巻く戦国の世に、まだまだ波乱は続きそうである。 でもまぁ、織部の様子を見ていると、そんな真剣な悩みなんて馬鹿馬鹿しく見えてきますけどね……利休の手柄を聞いて思い切りふくれ面で悔しがる様子や、美濃焼のセールスチャンスに一世一代の勝負を賭けに行く無駄な気合いなど、ほんとにこの人はそっち方面の頭しか回らないんだなぁ、というのがよく分かる。大丈夫、回りにはあなたの理解者ばかりですから。まぁ、家康の息子、後の二代将軍秀忠にはちょっと嫌われちゃったみたいだけどね……そらまぁ、10歳の子供が初対面であんな耳かきのお化け渡されて、興味持てっていう方が無理な話だとは思うけどね……親父さんも無骨者だし。 このアニメを見ていていつも思うのは、こいつらあんまり歳取らないよね。いや、秀吉や家康はそれなりに老けてきているのだが、主人公である織部が全然年を取っているように見えないのである。そして、奥さんも全然衰えてこない。もう、結構いい年なのに、ずっといい女のままなんですよ。織部さん、夜の生活は恵まれてるよねぇ。 PR |
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