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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月28日 ドラフト模様(ISD×3)
ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Thraxi】→【Serra】→【Mei】→【Metallica】
 
 一週空けてのイニストラード4戦目。すでに世間ではイニストラード含みのイベントも多数行われており、今現在もグランプリ広島の真っ最中。少しずつ各カードの強さや使い方が定着しつつある時期ですね。構築環境とは一切縁のない我々コミュニティではそうした世間の流れとの接点はあまり無いのですが、強いていうなら、約1名オンラインでドラフトをやっている人が、やたらと経験値を積んできたことくらいが変化といえば変化です。いや、どんだけ上達したのかしらんけども。
 


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ◎  ○  ×  ○  ×  3ー2 2
SE  ×  ー  ×  ×  ○  ×  1ー4 6
TH  ×  ○  ー  ◎  ×  ○  3ー2 3
SA  ◎  ◎  ×  ー  ◎  ○  4ー1 1
ME  ×   ×  ○  ×  ー  ○  2ー3 4
MT  ○  ○  ×  ×  ×  ー  2ー3 5
 
 
1位 【Sangriter】 赤黒 <深淵からの魂狩り ケッシグの狼の地 交差路の吸血鬼>

 今回2回目の参戦となるこの男が、さっさと栄冠をもぎ取っての優勝。そしてそのデッキは赤黒のビートという、現時点では初めて強さを発揮したデッキタイプである。なんか後追っかけみたいで格好悪いのだが、私もこういうタイプのデッキは一度組んでみたいな、とは思っていた。環境が遅く、公式ページの分析でも「黒は弱い色」と言われ、赤もそこまで人気がないという現在の状況だが、特に赤の場合、クリーチャーベースは決して他の色に劣るというわけではない。集め方次第では、充分「速いデッキ」として攻めきれるんじゃないか、という思いはあった。このデッキはそれを綺麗に体現させており、「残忍な峰狼」や「村の鉄鍛冶」「噛み傷への興奮」といった手軽なコモンを使ってライフを削っていき、中盤以降は「裏切りの血」でゴリ押ししたり、「憤怒を投げる者」などで突破を図る。吸血鬼のカウンター載せ効果も「自堕落な後継者」が絶妙なアクセントになっており、速い段階から相手にミスを許さないだけの迫力があった。決め技も「深淵からの魂狩り」に「ケッシグの狼の地」と用意されており、トランプルや先制攻撃などが「審問官のフレイル」とがっちりかみ合っていたのが印象的である。そして、トランプルで突き抜けた時の、「俺のハンドルネームをしらんのか! サングライターやぞ!」という恥ずかしさ満点の台詞も印象的。まぁ、名前勝手に付けたの俺なんだけどさ。しらん人のために補足しておくと、アラーラ環境でのこやつの相方「サングライトのうねり(ALA)」。主な対象はコイツ
 
 
2位 【Alessi】 緑白 <荘園のガーゴイル 忌まわしき者の処罰者 銀筋毛の狐>

 自称経験値ナンバーワン。そんな男がどこへ向かうのかといえば、流れてきたレアから素直に緑の人狼へ寄せての緑白ビートであった。サブカラーを白に据えたのは、単純にピートパワーが挙げられる選択肢であることに加えて、やはり除去が取りやすいこともあったろう。2パック目で引けた「忌まわしき者の処刑者」の強さは本当に説明不要である。デッキとしては単に緑からバニラ風味満載の人狼を出してパンチパンチといういかにも頭の悪い構成なのだが、個人的にどうしようもなかった最大の害悪が、2体を擁する「もつれ樹」だ。前に自分が使った時には「重すぎるよこれ!」と思ったものだが、このデッキで出されると「人狼はでかいから殺さないといけないけと、2体受けとかしようものならうしろのもつれ樹が+3されてドウシヨウモナイ祭り!」という地獄絵図が展開された。なにあれ、やっぱ強いんじゃん。呪禁はおかしすぎやしませんか? あと地味にムカつくのが「果樹園の霊魂」ね。緑のくせに、緑のくせに!
 
 
3位 【Thraxi】 青白赤 <ガヴォニーの居住区 霊誉の戦僧 掘葬の儀式>

 試合開始前に散々「今日のデッキは天晴れなほど弱い」と言っていたのに気づくと3勝していた詐欺デッキ。いや、ほんとに試合前は何していいか分からないくらいメタメタだったんだって。嘘じゃないんですって。だって、クリーチャーが6体ですよ。ビートなんて出来るはず無いからライブラリアウトで勝たなきゃ駄目なんだけど、ライブラリ削るカードは「血まみれの書の呪い」「セルホフの密教信者」「夢のよじれ」各1枚ずつですよ。どう考えても勝てるとは思わないでしょう。で、なんでこんなデッキになったかというと、実はこの2週間ずっと夢に見ていた「燃え立つ復讐」デッキプランのせいである。
 
 長文覚悟でことの顛末を書くと、「燃え立つ復讐」でデッキを組めるんじゃないか、と思い立ったのが前回ドラフトが終わった後。前環境の「炉の式典」のように、1枚のエンチャントを起点にデッキを組むのは楽しそう、という発想である。実際のスペックとしても、ミラディン時よりも全体のカードパワーが低い状況なら2点火力の価値は相対的に高まっているだろうし、フラッシュバックは「パーマネントをサクる」なんて条件よりも直接的にアドバンテージに結びついている。もし「復讐」が2枚、3枚と引けたら、これはいいデッキになるんじゃないかと、そう思ったのです。事前練習でスタンダード用「復讐」デッキを構築してイメージトレーニングを完成させ、今回のドラフトに挑みました。開けたパックから「復讐」が出たら絶対に1引き、と決めていたくらいなのだが、残念ながら出たのは「ガヴォニーの居住区」。まぁ、ここから人間ビートもよかろうと思って順調に1〜5引きをしたら、よりによって6パック目で「復讐」と相対することに。ギリギリのタイミングですよ。1パック目にはもう無いことが確定しており、残る2パックから出るかどうかの勝負。でもまぁ、行くんですよ、私はそこから。あとは緑白人間デッキのことなど全て忘れ、1〜5引きは全部無駄カードにする覚悟のフラッシュバックピック。結局2枚目の「復讐」も現れることなく、デッキは綺麗に紙の束に……と思ったら、「とにかくキーカードを引くまで粘らねば」という思いで以前のライブラリアウト戦術の時と同じようなカードを集めていたので、そこそこ戦えてしまったんですね。そして、やっぱりフラッシュバックっていうのは潜在的なアドバンテージ構造が強いんですね。適当に乱射してもそれなりに戦えてしまうのでした。青白赤のデッキでクリーチャーが6体しか入ってないのに「掘葬の儀式」をメインで2枚とか、正気の沙汰じゃ無かったとは思うけど、反省はしてない。
 
 
4位 【Mei】 緑青白 <月鷺 閉所恐怖症 声無き霊魂>

 世間では緑白デッキの花形と言われている、「旅の準備」を2枚搭載した緑青メインのビート。あの優良コモンが2枚も入っているのだからさぞ強かろう、と思いきや、なんだかんだで勝ちを拾えずこの位置に。本人曰く「3色にしたせいで土地が事故りまくった」とのことなのだが、だったら2色にすりゃ良かったじゃねぇか、というのは終わった後だから言える適当な助言である。そもそも「月鷺」スタートで最初は青を狙っていたのだから、こればかりは仕方ない……って、青を切るチャンスは割とあったように見えるのは気のせいか? 2パック目1引き「閉所恐怖症」じゃなくて「声無き霊魂」、「月鷺」じゃなくて「電位式巨大戦車」ならスムーズに青を諦めて(もしくはごく薄いタッチに止めて)、「黴墓の大怪物」も確実に出せる緑白デッキになっていたようにも見えるのだが……まぁ、こればかりは実際にピックしてる人間じゃないと分からない部分ではあるけどね。ただ、例によって「迫り来る復興」とかのレアに踊らされているのは相変わらずである。
 

 
5位 【Metallica】 青黒 <死の重み 冒涜の行動 嵐霊

 提出してもらったピック表に「敗血の鼠」って書かれていて、しばし「あぁ、チフス鼠のことか」って分からなかった青黒デッキ。未だに感染デッキに未練たらたらとか、ものすごい愛着であるな。さておき、どこぞのリミテッド公式戦でもそれなりの成績を残したという、青黒というアーキタイプ。ただ、活躍実績を残した青黒というのは、「甲冑のスカーブ」などをフルに利用した青黒ゾンビであったらしい。このデッキは青に手を伸ばしたのが2パック目からで比較的遅く、その根幹も「カラスの群れ」「戦場の霊」「嵐霊」と、単体で充分強力なフライヤーに依拠する部分であり、ゾンビシナジーなどは存在していない。隠し味として「瀬戸際からの帰還」が後半戦への期待を持たせる構成になっているのが特徴だろうか。遅れて色をシフトさせたとは思えないくらいに強力なクリーチャーが揃っており、爆発した時のレイプっぷりが凄まじいデッキにはなっているのだが、難点としてはとにかくクリーチャーが重い点があげられるだろう。上記の青フライヤーが軒並み5マナ以上、さらに「瀬戸際からの帰還」に「スカーブの大巨人」などなど、試合後半まで持ちこたえることが前提となっており、それまでを堪えるための除去は「飢えへの貢ぎ物」「死の重み」と、決して悪くはないのだが数は少ない。流石に1体2体の爆弾でひっくり返すのは困難であったか。やっぱりこういう構成になってると「吸血鬼の侵入者」が完全に浮いちゃうんだよなぁ。どうにも痒いところに手が届かないこの感じが、今回黒が「弱い」と言われる由縁なのだろう。
 
 
6位 【Serra】 赤白 <護符破りの小悪魔 絞首台の守部 クルーインの無法者

 いわゆるボロスカラーであり、今回卓に赤ユーザーが2人ということを考えれば決して悪い位置取りではなかったはずなのだが、気づけばこの位置まで落ち込んだというデッキ。何故負けたのだろう、と悩んでみると、微妙に貧乏くじを引かされた色配置の妙がある。特に白は毎度のことながら人気カラーであり、ただでさえ混んでいる色だったが、今回はビートのメインとなりそうな「上座の聖戦士」「宿命の旅人」といった基盤カードが無かったのが痛い。おかげで白から「物騒な群衆」が2体デッキインされるという微妙な結果になり、ビートデッキとしての迫力は今ひとつ。そして、もう片方の色である赤についても、競合するもう1人のユーザーがきっちり序盤からのビートを意識したスピード重視のクリーチャーを引ききってしまっており、こちらは「スカースダグの信者」「護符破りの小悪魔」など、悪くはないがある程度調整が必要なカードが回ってきている。おかげで白と組んでのスピード勝負に持ち込むことが難しく、押すにしても攻めきれない結果となってしまったようだ。まぁ、諸々をまとめると、「火力マジでどこにもない」。
 
 
 
 【Sangriter】(赤黒)→【Alessi】(緑白)→【Thraxi】(青白赤)
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 【Metallica】(青黒)←【Mei】(緑青白)←【Serra】(赤白)

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