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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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はい、行ってきましたよ。もちろんこれは観に行くつもりだったんだけど、周りがさっさと観に行ってしまって騒ぐもんだから、私も焦ってしまって、慌てて観に行きましたよ。まぁ、連休に入ったら観に行くのも面倒になるだろうし、今のうちに行っておくのが正しかったのかもしれない。

 
 以下、問題無いだろうけど、ネタバレとかあったらごめん。

 
 
 さて、一言でいうと、「ホント馬鹿」。もう、見始めた時も、見てる最中も、見終わった後も、「ホント馬鹿だねぇ」という感想しか出てこない。もう、何でもかんでもやればいいってもんじゃないだろうに。以前ライダーが大集合した映画を撮って、去年は戦隊大集合映画を撮ったもんだから、今度は戦隊とライダーが大集合。考えた人間も馬鹿だが、実現させてしまう会社も大馬鹿。そして、それを観に行く人間も当然馬鹿だ。同じ馬鹿なら、踊らにゃそんそん。観ている間は、ずっと「ニヤニヤ」もしくは「爆笑」のどちらかの状態になります。映画館でのマナーは守るつもりだったんですが、何度か耐えきれずに吹いてしまったり声出して笑った箇所があります。前の席で観ていたサラリーマンのおっちゃん、申し訳ありません。でも、いいよね。これはみんな笑うよね。なんかねぇ、「ライダーと戦隊でコラボやります」っていう企画が持ち上がったら、多分シナリオ会議で色んな案が出てくると思うんだけど、その色んな案を、適当につぎはぎにして繋げただけ。シナリオの整合性とか、二の次ですわ。そういう意味では「アキバレンジャー」と大差ないネタレベルだぜ。多分ボツ案も相当あると思うので、この映画、同じネタでやろうと思えば4時間でも5時間でも出来ると思われる。ほんと、わずか2時間弱なんて勿体ない。だから細かい突っ込みなんて何の意味も無い。「マベちゃん、ガレオンほっといてどこいってたんや」とか「なんでマベちゃんレンジャーキーもってるのよ」とか「アカレンジャーのくだりはマジで何が起こったんだ」とか。気にしたら負け。個人的に一番気になったのは「そいつはゴーカイセルラーじゃない」のくだりね。いつの間にそんな手品覚えたんだよ。

 もう、そういう映画です。一応観ている私のスタンスをまとめておくと、ライダー知識は皆無。だから、完全にどちらのヒーローも押さえているファンの半分くらいしか楽しめていないはずなのだが、それでも全部面白い。これのために(?)事前に「スーパーヒーロー大変」はちょこちょこ観ていたので、鳴滝さんのキャラだけ無駄に知っていたのが良かったような、そうでもないような。それにオーズは去年の映画を観ていたので何となく雰囲気は知ってるくらいだったし。でもまぁ、それくらいなミニマム知識なので、今回は戦隊側だけ観て楽しめればいいかなぁ、と思っていたのだが、なんのなんの。ライダー側も初見とか一切関係無しに楽しませてくれました。これきっかけでライダーまで観るようになると流石にキツいので、絶対ライダーにだけは近づかないようにしているのだが……ディケイドだけでも観てみようかなぁ……でもディケイド単品じゃ分からないよなぁ。となると平成ライダーは全部……ううぇ。

 今回、ライダーで良かったのはやっぱりディケイド・ディエンドにメイン2人。ディエンドのキャラは一体どないやねん、という状態だった(ラストの流れとかね)のだが、それでも無駄に格好良かったから文句なし。平成ライダーっていうと、こいつらみたいに多少大人向け路線のイメージがあったので、むしろノリが軽いフォーゼが浮いてみえるくらいだった。それにしても、こうしてまとめて見るとライダーの変身ギミックって、本当に格好いいのが多いね。今年はゴーバスの変身が割とあっさり目なので、たっぷり見せてもらったライダーの変身シーンでいちいち感動してた。オーズが賑やかなのは知ってたけど、ディケイドもナイスだなぁ。そしてメテオがやたらイカしてる。やっぱり変身・名乗りバンクって大事ね。

 さて、知らないライダーの話はそこそこに、知っている戦隊の話だ。今回ゴーバスは一応新戦隊ってことでサブ扱いで出番も多く、特にラストのロボ戦を任されたのは良いバランスだったが、やっぱりゴーカイジャーメインだったのでちょっと影は薄かったか。「久しぶりのバイクに乗る戦隊」っていうライダーと絡みやすい要素があったんだけど、そこがフィーチャーされたシーンが少なかったのは勿体なかったかもね。イエローに至っては最終戦でハブられてるし。ウサダとフォーゼの絡みは面白かったからまぁいいか。大ショッカーがわざわざゴーバス次元を選んで襲ってくれたんだから感謝しないとね。やっぱりエネトロンタンクって存在感あるよね。

 そして我等がゴーカイジャー。もう、マーベラスが本当にひどい奴だったわけだが、今回、事前に漏れ聞いていたたった1つのキーワードが、マジでメインコンセプトだったのがおかしくて仕方なかった。それは「メインヒロインはジョー」。うん、ほんとマジ。ジョーさん、どこまでお姫様になったら気が済むんですか。もう、鼻の穴ぴくぴくさせすぎです。どんだけ頭の悪いキレ方してんだよ、って話です。今回の主役、マーベラスじゃなくてジョーだぞ。ファンの人が嬉しいかどうかは微妙な活躍だけども……愛しのマーベラスに裏切られて涙目のジョーさんマジ乙女。あんだけエラい目にあってるのに、戦闘シーンでは相変わらず片手で戦っているあたり、空気読まないにも程がある。あと、サブヒロインとしてハカセもずっとくっついてたんだけど、やっぱりヒロイン度合いが違い過ぎたのか、途中から空気に。ハカセはぴんぴんしてるはずなのに「戦隊もライダーももはやいない!」って言われててワロタ。いますよ、伝説の勇者さんが。

 あとはワルズ・ギル様の大復活ですかねぇ。一切説明無しだったけど、なんで生き返ったんでしょうね。まぁ、他の連中もみんな理由もなく生き返ってるからいいんだけどさ。最初にいじられた時には「おいしいな!」って思ったんだけど、その後の巨大化の流れとか、割とあっさりしてたな。まぁ、よりによってあの2人が巨大化する時点でたかがしれてるんだけどさ。せめてグレートワルズを用意してあげてよ。

 その他にも山ほどいじるネタはあったはずなんだが……全部書いてたらきりがないし、思い出せないよ。結局8割方アクションシーンだから、またコマ送りじゃないと分からないレベルの作品だし。やっぱあれか、こいつもBD買わないといかんのか。くそぅ! くそぅ! ……じゃ、きりがないので、印象に残ったイベントベスト3で締めたいと思います。

第3位 シルバ!

 いやぁ、シルバさん格好良かったですね。ハカイハカイハカイ! シルバのおかげで、「ゴーカイジャー」本編でほとんど活躍の機会が無かったバイオマンにスポットが当たったのは嬉しい限り。ところで、ライダー粒子と戦隊粒子って、なんですかね。

第2位 信彦!

 ライダーネタで一番吹いてしまったところ。「あ、そこはそうなんだ」っていう。同年代つながりらしく、こちらも「ゴーカイジャー」でほとんど活躍出来なかったマスクマンがいい感じで活躍。

第1位 戦隊・ライダー全員突撃シーン

 やっぱり、最大の笑いどころはここなんじゃないでしょうか。鳥肌もんの一発勝負な史上最大のネタ。異空間から出てくるシーンでも笑ったんだけどね。ライダーは1カットで全員出てきたのに、戦隊の方は4カットも5カットもかかってようやく全員集合。そして「199大戦」のときと同じ並びできちんと整列して、号令がかかるととにかく突撃。多分、普段ならどのヒーローも専門のアクターさんがやってくれてるから、走り方ひとつとっても格好良くみえるんだけど、あのシーンだけは、アクターさんもピンキリなもんだから、もうみんな「とにかく走れ!」って感じで走ってんの。たとえるなら、ウルトラクイズの1問目の東京ドームみてぇな(若い子が分からないたとえ)。あのカオスっぷりは、どんなCGでも、ハリウッド映画でも、絶対に表現出来ない究極の一品ものだと思う。「そういや、走るにしてもギンガマンはあの妙な走り方で移動しなきゃいけないだろうに、ちゃんと「ギンガマン走り」してんのかな」と思って観ていたのだが、残念ながら短すぎて見つけられなかった。次に見る人は是非確認してほしい。多分、フツーに走ってると思うから。

 あぁ! もう1回みたい!

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