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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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5月18日 ドラフト模様(AVR×3)
ピック順 【Alessi】→【Serra】→【Metallica】→【Thraxi】→【Mei】→【Sangriter】→
 アヴァシン環境3回目。次第にこの世界の全容も見えてきたところで、世間的にはブロック構築が盛り上がったプロツアーも終了。奇跡の奇跡的な奇跡が世に知らしめられる結果となりましたね。しかし、優勝者のデッキは組もうとしたらいくらくらいかかるんだろうなぁ……天使奇跡・時間奇跡・タミヨウだけで数万円分じゃねぇかよ。まぁ、いつの時代も強いデッキってそんなもんだけどさ……
 そんな世間の流れとは一切関係ない次元で行われる、久しぶりのカラオケドラフト。ただ、これまでと違ってみんな歌いたい欲がやや抑えめだったのは、多分まだ見慣れていないカードの方への興味が強い段階ってことなんでしょう。次第に慣れてくることで各カードの強い面が見えてきて面白い時期だ。これを通り過ぎると、今度は欠点が見え始めたりして倦怠期に入ったりもする。この環境はやればやるほど味が出るするめ環境なのか、それとも飽きの早い駄作環境なのか。まぁ、あと一ヶ月くらいしたら分かるかな。
余談・そういや、来週ってどうなんだっけ……ちょっと予定が分からないので、若い衆と確認してから個別連絡します。


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ○  ◎  ○  ×  ◎  4ー1 1
SE  ×  ー  ×  ×  ◎  ×  1ー4 6
TH  ×  ○  ー  ◎  ◎  ×  3ー2 2
SA  ×  ○  ×  ー  ×  ◎  2ー3 4
ME  ○  ×  ×  ◎  ー  ○  3ー2 3
MT  ×  ○  ◎  ×  ×  ー  2ー3 5
 
 
1位 【Alessi】 青白 <ウルフィーの報復者 戦争の伝令 月銀の槍
 
 ノーカン! ノーカン!! また禁止カードじゃないですかー! ほんとどうしようもないじゃないですかー! しかもね、今回ね、世界中にあるアーティファクトが壊せるカードが全部1人のプレイヤーの手元に集まってたから、あの槍は本当にどうしようもないんですよ! ……でもまぁ、今回は槍抜きにしてもかなり安定した良いデッキだった模様。かなりお気に入りになっているらしい「翼作り」に、3ターン目に「二人組の見張り番」が絡んだ時の鬼畜ぶりが尋常ではなく、毎試合でほぼ確実に複数枚のアドバンテージを生み出していた。引き増せば青白は素体が強いのでそれなりのクリーチャーは展開出来るようになるし、一応「戦争の伝令」や「神聖なる反撃」などといったレアも取りそろえられている。1パック目で引いた「ウルフィーの報復者」の緑を早々に見切って白へシフトさせたのは大正解といえるだろう。まぁ、「払拭の一撃」9引きとかならそりゃ動くだろうけども。4勝して優勝が決定しているというのに、最終戦で負けた相手は徹底的に罵倒して終わるあたりがナイスクオリティ。
 
 
 
2位 【Thraxi】 緑赤黒 <ウルフィーの銀心 ドルイドの使い魔 士気溢れる徴募兵
 
 さて、今回のデッキが終わったので無事に告白できる。実を言うと、このセットのリストが出そろった時点で一度やっておかなければならないと思っていたスタイルがある。それが「土地破壊」だ。いや、冷静な人間なら、「無理だろ」の一言で終わる。誰だってそー思う。俺もそう思う。でもな、やっぱりランデスは僕の夢なんだ。それが、ここのところウィザーズ社の陰謀のせいで、ずっと封印されていたんだ。何しろコモンに4マナ以下で土地を割るスペルがずっと存在していなかった。これではどうあがいても土地なんか狙えない。このセットで「破砕」が再録され、「大したスペルでもないけど、一応コモンで与えられた4マナのランデス」という部分だけを見て、「無茶を承知の土地破壊」は絶対に1度やろうと決めていた。そして、その日が意外に早く訪れた。いつものように歪んだ視点のカードチェックをしていたら1パック目で「破砕」が2枚確認され、さらに「汚染された死者」も1枚確保出来そう。よし、ここだ。そこから余り物を押し頂く形で「破砕」4枚を集め、どう考えてもマナカーブがめちゃくちゃになり、どう考えても今の環境で大して有効な戦術でもないという「破砕」4積みデッキ。このデッキを強くするのは簡単だ。「破砕」を抜いて軽いクリーチャー4枚と差し替えればいい。でも、結局それはしなかった。1戦目2戦目は手札に重たいソーサリーを抱えてフルボッコ。どうあがいても無理だろ、と諦めながらもデッキを回し続けたら、少しずつデッキも心を開いてくれて、数少ない軽量クリーチャーで何とか堪えられるようにもなった。レアの質は結構高いので、時間さえ稼げれば案外なんとかなる場面も。どさくさに紛れての3勝は、デッキの質を考えれば明らかにできすぎた結果であろう。人生で大切なのは、愛情とはったり。1つだけ言えるのは、もう2度とこんなデッキつくらねぇ。
 
 
 
3位 【Mei】 赤青 <孤独な亡霊 いかづち 翼作り>
 
 ランデスを組もうとするアホがいることからも分かる通り、この環境はそこまで速いもんじゃない。しかし、そんな中速・低速環境の中で唯一例外といえるのが赤の人間ビートだ。「暴動の首謀者」や「熱血漢の聖戦士」などのカードからみえるスタイルはどう考えても速攻ビート。赤いデッキだけがこの世界のイレギュラーなのだ。そして、今回は赤がかなりの不人気だったために、自然に一カ所に集まることになったのがこのデッキ。「暴動の首謀者」「クルーインの打撃者」などの基本コモンをベースに「石大工」「ケッシグの不満分子」など、ダメージ効率の高さを優先させた向こう見ずスタイル。これに青を加えることで「翼作り」×2が入り、突破力と速さがさらに増す。かなり偏った分布だったこともあるだろうが、なかなか恵まれたデッキになったのではなかろうか。ただ、この世界は本当に火力がねぇ。「火柱」が1枚しか出てこなかったのはかなり残念な結果だし、デカブツを焼く手段というのも何一つ無い。多分、もうそんな段階になったら負ける、というのがこの世界の赤なんだろう。
 
 
 
4位 【Sangriter】 青緑赤 <孤独な亡霊 グリセルブランドの猟犬 月の神秘家
 
 一応3色表記だが、赤は「グリセルブランドの猟犬」のみのタッチなので、事実上2色。つまり、これまでこの世界で3戦して、現状必ず青緑を使っているのである。そして、今回のデッキは1戦目で優勝した青緑にも似たセッティングでちらつき効果を100%活用出来るようになっている。ということは今回も勝ちまくりか? と思ったら、残念ながらそううまくはいかなかった。最大の違いは、やはりサイズだろう。前々回フル回転していた「ドルイドの使い魔」のようなサイズアップの手段が乏しいのが大きい。その分「霧鴉」「悪寒」「霊奪い」などの青のコントロール系要素が多くなっているが、手数を増やしても決めるまでに時間がかかってしまうので、一時的に維持した優位をそのまま勝ちに繋げることが確約されていなかった。青が強いのは間違いないのだが、やはり決定力、一撃の大きさは専門外である。豊富なバウンスで稼いだテンポをそのまま勝ちに繋げるギミックの構築が、今後の課題ということになるのだろう。
 
 
 
5位 【Metallica】 黒青 <流血の鑑定人 骨髄コウモリ 霧鴉>
 
 こちらのデッキは、一言でいえば大願成就。なんか今回はイデオロギーに強く訴えかけるデッキが多いな。「大願」が何かといえば、それは「単騎」という響きだけでもロマンを感じさせるアーキタイプ。これまで何人かが挑戦してきたわけだが、ひとまず今回のこのデッキが1つ目の到達点といえるのではなかろうか。1引きのラインナップだけを見てもその覚悟は確認出来るが、最終的に集まったカードプールは「悪魔の監督官」「人殺しの隠遁生活」「捕食者の計略」×2という黒の単騎押し軍団と、虎の子の「枷霊」2枚。恐ろしいサイズに膨れあがる3マナフライヤーたちが、決められる時には本当に一撃必殺。ときには「グールの解体人」に「捕食者の計略」を2枚張りして5/3威嚇だけで強引に突破するなんてミラクルも見られたらしい。他のカードプールについてもとにかく単騎を応援できるカードが多く、非常にソリッドな、夢を追い続けた結果が反映されている。しかし、そこまでしてもまだ勝てない。単騎というデッキは、本当にどれだけ突き詰めても穴だらけの戦術であり、「悪寒」1枚喰らっただけでショボンな感じが半端じゃない。世界に青が蔓延している間は、バウンスもきつけりゃタップもきつい。「幽体の牢獄」1枚でもジエンドだ。さて、この窮状をブレイクスルーして、新たな単騎の世界を広げる手段はどこにあるのだろうか。
 
 
 
6位 【Serra】 黒白 <死の風 暁の熾天使 暁の熾天使>
 
 イデオロギー云々というなら、環境が始まってから未だに消化不良なのがここだろうか。別に何が悪いというわけでもないのだが、毎回デッキが地味なままで終わってしまう。今回だって、「死の風」という確定除去ピックから始まり、「暁の熾天使」が2枚も1引き出来て、ようやく白に参入した上でかなり安定度の高いデッキになっているはず。「ガヴォニーの騎手」もいるし天使だって「解放の天使」などが揃う。どこをどう見ても弱いとは思えない。しかし、それでも勝ちきれない。この問題は、やはり上述のように「決めるまでの時間が本当に長くなってしまう」ということにあるのだろう。「天使の壁」×2に「暁の熾天使」×2、タフネス4のフライヤーが4枚も並んだらそりゃぁ突破は難しいわけだが、この状態になったからといって、相手が死ぬわけではない。「熾天使」が殴れるとしてもクロックは2点、どうしても遠い。これだけ時間があれば、「遠沼の探検者」がじわじわと渡ってきたり、6マナの「吠え霊」が準備を整えたり、あるいは反則混じりの嘘「殺戮の波」が飛んできたり、盤面は大きく動いてしまう。そこに対処仕切るだけのキャパが無い。結局、リミテッドは一芸に秀でたカードの方が強く、どこを引いてもまんべんなく戦える万能感は、器用貧乏に陥りやすいのだろう。これを別な文脈に落とし込むと「レアゲーサイコー!」ってことになってしまうのだが……いや、巡り合わせだと思うけどな。
 
   
 【Alessi】(青白)→【Serra】(黒白)→【Metallica】(黒青)
  ↑                      ↓
 【Sangriter】(青緑赤)← 【Mei】(赤青) ← 【Thraxi】(緑赤黒)

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コメント
無題
まぁ強化版殺戮の波はね、相手のミスで勝ってもしかたないからね……というのはよく考えたら矛盾した話で、あの時何故投了せずにエンドと言ってターンを返したのかということを考えると、それは相手が間違った行動に出て生き延びる可能性に望みをつないだからなわけで、もっと本気で相手の行動は正しいのかを判断しなけりゃ始まらんのだ。
何と言うか、未だに、根底の部分で今自分のやっているのがパズルなのかタマの取り合いなのか、その認識が揺れているのがいけないんだろうなぁと思った(さすがに十年やってピックもプレイもマシになったからね! という傲慢)。

そんなことより実務的な話をすると、結局ブルーナさんは単品買いしたので、早速欲しいものは揃ったわけだが、今後彼女達がフォイルで出た暁には容赦なく交換していくのでよろしく。
【2012/05/19 22:50】 NAME[Serra] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
>未だに、根底の部分で今自分のやっているのがパズルなのかタマの取り合いなのか

良い子の諸君! このフレーズの意味がよく分からないな! 油断したらトられる世界だぞ!
【2012/05/20 01:01】


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