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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<再録カード>
 
Divine Favor/神聖なる好意(M12)」 C
 もう「聖なる力(M11)」が戻ってくることはないんですかねぇ。
 
 
Divine Verdict/神聖なる評決(M10)」 C
 個人的には「首のへし折り(LRW)」っていう名前の方がエグくて好きだな。
 
 
Glorious Charge/栄光の突撃(M10)」 C
 現在白の基本設定となっている全体増強スペルが2年ぶりの復帰。まぁ、だからどうしたと。
 
 
Pillarfield Ox/柱平原の雄牛(ZEN)」 C
 まさかのゼンディカーからのバニラ再録。「柱平原」なんて微妙な地名を再録してもいいもんか。
 
 
Safe Passage/安全な道(M11)」 C
 実は割とあなどれない容赦無きプリベントスペル。ミル系デッキでの採用実績もあるぞ。
 
 
Serra Angel/セラの天使(M12)」 U
 がんばれ、負けるな。
 
 
Silivercoat Lion/銀毛のライオン(M11)」 C
 あれ、1年休んでたんだ、と思ったら、M12は「鎧の軍馬」だったんだね。劣化してるやん。
 
 
Kraken Hatchling/クラーケンの幼子(ZEN)」 C
 ゼンディカー生まれのがっちり小僧。このがっちりっぷり、どうやらリミテッドを少しでも遅い環境にしたい模様。
 
 
Sleep/睡眠(M11)」 U
 1年間文字通りお休みしていた拘束系スペル。書いてあることは色々と強いんだけど、意外とリミテッドでも出番がないんだよなぁ。
 
 
Stormtide Leviathan/嵐潮のリバイアサン(M11)」 R
 「そういやいたな、そんなの」というくらいの記憶しかなかった微妙レア。いや、これも相当強いはずなんだけど、基本セット製で構築に声のかからないレアなんて、流石に毎回毎回覚えてないよね。
 
 
Unsummon/送還(M12)」 C
 最近コンフラックスの絵で定着してるから、懐かしい6th版のもにゃもにゃしたイラストがみたい。
 
 
Vedalken Entrancer/ヴィダルケンの幻惑者(RAV)」 C
 前代ラヴニカでライブラリを攻めるディミーア兄貴たちの拠り所となった「最強コモン」の1つが鳴り物入りの基本セット参入。まぁ、セットとしては「マーフォークの催眠術師(M12)」のタフネスがあがっただけ、っていう話なんだけど、ここからのミルミル伝説が始まるのか否か。続報を待ちたい。
 
 
Wind Drake/風のドレイク(M10)」 C
 お前おるんかい、っていう。最強召喚士ターランドさんが片手間で生み出す程度の存在です。それでも強いからターランドさんがすごいのだが。
 
 
Giant Scorpion/巨大蠍(ZEN)」 C
 白の牛、青のイカに続き、なんと蠍までもがゼンディカーから参戦。一体何があったゼンディカー、フレンチバニラ王国でも築き上げるつもりなのか。
 
 
Mind Rot/精神腐敗(M12)」 C
 いつものように、「カードアドバンテージとは何か」を優しく教えてくれるよ。
 
 
Walking Corpse/歩く死骸(ISD)」 C
 ついに歴史が動いた。黒の熊も緑や白と同じく「熊」を名乗って良いという許可が、イニストラードの努力によってなし得たのである。もう、このセットをゾンビ記念日と名付けてしまってもいいくらいの大偉業だ。「どう見ても吸血鬼フィーチャー」「そもそもイニストラードがスタンダードなんだからこいつ邪魔」などの逆風に負けずに戦え。
 
 
Furnace Whelp/焼炉の仔(10ED)」 U
 「ドラゴンの雛」がちょっと大きくなった姿。今更ながら、なんでこいつの初出がフィフスドーンなのかがよく分からない。
 
 
Kindled Fury/火をつける怒り(M10)」 C
 赤のパワー・先制攻撃インスタントが、3年前から、コレ(+1),「雷の一撃」(+2),「殺戮の叫び」(+3)と少しずつ大きくなり、「次は+4がくるのか!」と思ってたら、何故かスタート地点に戻った。何のローテーションなんだろう。
 
 
Goblin Arsonist/ゴブリンの付け火屋(M12)」 C
 現在は狂喜トリガーとして八面六臂の大活躍を続ける火の玉野郎。今後もゴブリン部隊の一番槍は任せとけ。
 
 
Volcanic Strength/火山の力(M11)」 C
 これも1年休んでたカードなのか。あっしがMagic始めた頃は「巨人の力(6ED)」でしたがねぇ。
 
 
Bountiful Harvest/豊穣な収穫(M12)」 C
 14引きカード確保。
 
 
Centaur Courser/ケンタウルスの狩猟者(M10)」 C
 このステータスが基本セットに入った時には割とびっくりしたもんだけど、今みるとそうでもないな。
 
 
Deadly Recluse/命取りの出家蜘蛛(M10)」 C
 現時点では、これと4/4の新作蜘蛛の情報が出ているわけだが……ねぇ、あの子は? 2/4で、世界で唯一皆勤賞を続けていたあの子は?!
 
 
Duskdale Wurm/夕暮れ谷のワーム(M11)」 U
 夕暮れ谷ってどこだよ。実はシャドウムーア出身なんですよ、こいつ。
 
 
Fog/濃霧(M12)」 C
 個人的には、「石臼(10ED)」や「吠えたける鉱山(M10)」が活躍出来そうなカードには愛着があります。
 
 
Naturalize/帰化(ISD)」 C
 何も言うまいて。そこにいればいい。
 
 
Vastwood Gorger/巨森を喰らうもの(M12)」 C
 そういやこいつもゼンディカー出身バニラだな。
 
 
Revive/生き返り(8ED)」 U
 緑限定の復活スペルが久しぶりに復帰。相方次第では一応構築だって夢じゃないスペックではあるんだけど。奇跡環境の現在じゃ何故か「有毒の蘇生」の方が強そうなのが切ない。
 
 
Elixir of Immortality/不死の霊薬(M12)」 U
 私のようにリミテッドでライブラリを狙う人間にとっては邪魔以外のなにものでもない存在。
 
 
Tormod’s Crypt/トーモッドの墓所(TSB)」 U
 あの熟練の墓地掃除人がまさかの基本セット入り。「瞬唱の魔道士」を皮切りに、現在あふれかえる墓地利用ギミックを根絶出来るか。この夏の墓地を巡るメタ対決はアツいものになりそうだ。


Ajani’s Sunstriker (W)(W) C
クリーチャー・猫、クレリック
2/2 絆魂
 
 何気ないコモンクリーチャーだが、実は結構革新的。何しろ過去に2マナ以下でパワー2とデフォルトの絆魂を併せ持つカードは黒の「夜の子」を除くと、数年遡ってアンコモンの「メドウグレインの騎士(LRW)」しか存在していなかったのだ。そりゃそうだ。2段攻撃もヤバい能力だが、絆魂だってパワーの額面の倍のライフ差が付くという意味では2段攻撃に近い強さを持つ。あまり軽々に付いてしまっていい能力ではないのである。ダブルシンボルとはいえ、2マナコモンでこの能力はかなりの破格。賛美も絡めば更に倍率ドンで、この環境の序盤戦は壮絶なライフゲイン合戦が繰り広げられることになるのかもしれない。
 
 
Guardian Lions (4)(W) C
クリーチャー・猫
1/6 警戒
 
 お、おう。すげぇ、と思ったが、実は過去に存在した「国境巡回兵(JDG)」の種族変更カードだった。最近のユーザーには「要塞ガニ」の警戒持ちバージョン、といった方が話が早いかもしれない。まぁ、とにかく固い。でも、そんだけ。これならまだアタックにも使えた分だけ「包囲マストドン」で良かった気も……。
 
 
Healer of the Pride (3)(W) U
クリーチャー・猫、クレリック
2/3
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは2点のライフを得る。
 
 「魂の管理人(M10)」が倍加したような能力。ただ、あちらは相手クリーチャーもカウントしてくれたが、こいつは視野が狭くて自軍しかチェック出来ない。これだけでも結構なライフが手に入るので決して悪いクリーチャーではないのだろうが、「魂の管理人」は1マナだった上に理論上回復量が似たようなものだったわけで、4倍もかけて積極的にこいつに声をかけるような理由はあまり浮かばない。今後どこかで無限ライフコンボの可能性があれば、ってところだろうか。
 
 
Odric, Master Tactician (2)(W)(W) R
伝説のクリーチャー・人間、兵士
3/4 先制攻撃
〜と、少なくとも3体以上の他のクリーチャーが攻撃するたび、あなたがこの戦闘でブロックするクリーチャーを選び、あながたブロックの仕方を決める。
 
 今回のセットは意欲的に基本セットにレジェンドが盛り込まれている部分が斬新だが、こんだけ(初心者には)ややこしい能力が平気で搭載されている時点で、ウィザーズ社も何か吹っ切れたのか、という気がしなくもない。書いてあることは実に無茶苦茶で、なんと大群で襲いかかると「手練れの戦術(RAV)」が発動してしまう。一番分かりやすいのは、これで殴って「全軍ブロックしません」と言ってしまえば全軍アンブロッカブル、ライフが総ダメージを割っていれば勝ち、分かりやすい。もし一撃で決められないようなら、こちらに都合の良いブロックを割り振って蹂躙劇を展開する選択もあり、その場合にはこいつ自身の3/4先制という余裕のあるステータスもものを言うだろう。とにかく配下を並べる必要はあるが、並べてしまえりゃ勝ちが決まる。並べなくても、このステータスなら普通に地上戦の要になる。なかなかひどいレアである。ちなみにこのおっさん、どこの出身なんだろうと思ってフレーバーを読んでみても具体的な地名は書いていないのだが、握っている剣を見ると、どうやらアヴァシン教徒のようである。なんで微妙に2ヶ月遅れで登場したんだ。そして、配下にはパツキンでロイエーなチャンネーがいる。むしろそれが一番大事かもしれない。
 
 
Sublime Archangel 荘厳な大天使 (2)(W)(W) M
クリーチャー・天使
4/3 飛行 賛美
あなたのコントロールする他のクリーチャーは賛美を持つ。
 
 田中理恵もびっくりのきわどい衣装とぴっちぴちの眩しいサイハイソックスが実になまめかしい今回の神話天使枠。前作は「天使の運命」という変則的な天使だったが、今回は素直にクリーチャーとして登場。そして、強いクリーチャーの条件の1つである「軽い」はクリア気味。ただ、悪斬の悪夢を再び巻き起こさないよう、調整には随分注意が払われている。賛美を持つので単体で殴れば5/4だし、「下々の者は私を讃えなさい、今讃えている奴ももっと讃えなさい」とばかりに自軍全てにケツ持ちを任せる高慢さでもって、いわば自動で膨れあがる「トーパの苦行者(ALA)」みたいなもんである。この賛美の化身を戦闘で止めるのはほぼ不可能だろう。ただ、一撃に賭けた分だけ背中は割と隙だらけ。3点クラスの除去でぽろりと落ちるので、これまで暴れ回った歴戦の猛者に比べればまだ可愛い方である。
 
 
Warclamp Mastiff (W) C
クリーチャー・猟犬
1/1 先制攻撃
 
 いわゆるひとつの「ツンドラ狼(10ED)」。何故狼から犬にタイプ変更が施されたのかは謎。イニストラードが生きている間は一応狼の方がシナジーが多くて面白かったのにね。普段ならば結局は1/1なのでリミテッドでもそこまで活躍するカードではないが、2ターン目から延々賛美クリーチャーを置くような展開になると、割と猛犬。
 
 
Hydrosurge (U) C
インスタント
対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで−5/−0の修正を受ける。
 
 最近の青にはすっかり定着した感のある、パワーマイナス型トリックの新作。ただし、「定着した」というのは「毎回新作が収録されている」というだけで、「みんなの手に馴染んでよく使われる」ではないことは注意。あの手この手でこの系統の呪文を使ってもらおうと開発チームは四苦八苦しているのだが、やはり単体で得られる利益が乏しいため、なかなか実用に耐えるレベルにはならないようだ。今回の新作はコストあたりの修正値が売りで、初期バージョンの「認識不能(M10)」と比べるとかなりの改良が施されていることが分かる。さて、リミテッドでお目にかかる日はくるのだろうか。
 
 
Switcheroo (4)(U) U
ソーサリー
対象の、2体のクリーチャーのコントロールを交換する。
 
 青名物のコントロール奪取カードだが、いつもの「精神の制御(M12)」ではなく、なんとソーサリーで登場した。そして、オーラなら割られる危険性があるために単なる誘拐スペルだったわけだが、流石にソーサリーで永久隷属は強すぎるため、このように人質交換を行う呪文になったわけだ。最低でもこちらに1体はクリーチャーが必要だし、それが「大したことのない雑魚」である必要があるために使いやすくなったとは言い難いが、青ならば渡しておいてからバウンス、などという古来よりのしきたりに則ったあくどい人質交換も出来るので、やはりリミテッドならエンドクラスのカードには違いない。もう、いっそレアにして「文化交流(ODY)」再録でも面白かったんだけどな。
 
 
Tricks of the Trade (3)(U) C
エンチャント・オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされたクリーチャーは+2/+0の修正を受けるとともに、ブロックされない。
 
 どんなクリーチャーでも手軽にアッサシーンに作り替える凶悪オーラ。アンブロッカブルだけでもものによっちゃヤバいのに、パワーまで上げちゃうと下手な環境ならクソゲー製造マシンにしかならない。アンブロッカブルクソゲーというと、過去にイーブンタイドで「ノッグルの山賊(EVE)」に「天主の勢力(EVE)」付けられて4ターン目にggした嫌な記憶がよみがえるのである。まぁ、このカードは除去耐性を付けるもんじゃなし、効果に見合って重たいので使い心地はそこそこかとは思うが、今回緑には4マナ3/3の呪禁持ちとかがいるのだ。……gg。
 
 
Watercourser (2)(U) C
クリーチャー・エレメンタル
2/3
(U):〜はターン終了時まで+1/−1の修正を受ける。
 
 パワーを上げてタフネスを下げる効果は赤に多いのだが、「変異種(USG)」からのイメージなのだろうか、青にも一応その特徴は保持されており、赤と青が手を組んだイーブンタイドでは「かぎ爪裂き(EVE)」なんてこの能力の化身も登場している。多分、赤と青に共通の「パワー/タフネス・スイッチ効果」の亜流ということなんだろう。普通は赤が「命を省みない無鉄砲さ」の象徴だからタフネス→パワーの一方通行、青はスライムなどの変幻自在のニュアンスだから行き来が可能、っていうイメージなんだけどね。で、そんな微妙な能力を持つコモンだが、3マナ2/3と青コモンとは思えないガタイの良さがまず目を引く。これだけでも充分他の色と戦っていけるはずなのだが、これが能力をつかえると更に輝きを増し、敵陣にブロッカーがいなければ4/1まで膨れあがってダメージ拡大が狙えるし、ブロッカーとしてタフネス4まで倒せるのも強力。加えて賛美が絡めば、4/1が一気に6/1,8/1と可能性を膨らませ続ける。実に青らしからぬ積極性だが、珍しいってことは、それだけ出番があるってことだ。
 
 
Cower in Fear (1)(B)(B) U
インスタント
あなたの対戦相手のコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで−1/−1の修正を受ける。
 
 インスタント版の「湿地での被災(ZEN)」。コストが「蔓延(ALA)」と同じなので物足りない効果に見えなくもないが、やはりコンバットも絡めて使える利便性は大きい。リミテッドではデッキを選ばずにアドバンテージが狙えるので黒いデッキならばとりあえず放り込んでおいて文句ないスペックだし、構築レベルでも「未練ある魂」のようなトークンに人気が集まるならば採用される可能性はあるだろう。その際には傍らに「血の芸術家」の準備を忘れずに。
 
 
Cripping Blight (B) C
エンチャント・オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされたクリーチャーは−1/−1の修正を受けるとともにブロック出来ない。
 
 黒が毎回1枚は入れようとしているー1トリックの新作。M12では「肉体のねじ切り」が登場しており、序盤の攻防が鍵を握る環境では重要な役割を果たしていた。このカードはエンチャントなので小回りの効いた仕事は出来ないが、その代わりにブロック抑止という黒らしからぬ仕事を1マナで出来るのは魅力。序盤は除去として使えば良いし、中盤以降は相手の勢いをそぎながら邪魔な壁を排除出来るのだ。仕事は多そうだぞ。
 
 
 
Cleaver Riot (4)(R) U
ソーサリー
あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで二段攻撃を得る。
 
 全軍が二段攻撃。初めて見る爆裂効果だと思ったが、実は過去にこれの上位種とも言えるインスタントの「凶暴な打撃(DKS)」があった。しかし、当然のごとくあちらはレアで与えられており、このカードは赤が新たに手にしたアンコモンでの必殺技である。使い方は簡単、クリーチャー並べる、使う、殴る。いわば赤い「踏み荒らし」みたいなもんだろうか。ある程度パワーの値があれば勝てるだろうし、勝てなかった場合にも相手ブロッカーはぼろぼろだ。何とかなる。最大の問題は、赤の陣営が「それなりのパワーを並べる」が達成出来るかどうか。飛行を整えた青や、普通にでかい緑がタッチで使っちゃうのもアリ。なんか、どこぞのサングライト好きが黙ってなさそうなカードだ。
 
 
Goblin Battle Jester (3)(R) C
クリーチャー・ゴブリン
2/2
あなたが赤の呪文を唱えるたび、対象のクリーチャーは、このターンブロック出来ない。
 
 ゴブリンのくせにやたら賢そうな憎たらしい奴。4マナ2/2は最低限のところだが、これがいればあらゆる赤スペルが「恐慌(5ED)」になれるわけで、毎ターンコンスタントに展開する赤ビートならばかなりの制圧力となる。たとえ充分な数のブロッカーがいても、こいつの後で除去が飛んでくれば、一瞬にして2枚3枚の壁が消えるかもしれないのだから。渋いながらも、是非使いこなしてみたいリミテッドの危険人物だ。
 
 
Krenko, Mob Boss 群衆の親分、クレンコ (2)(R)(R) R
伝説のクリーチャー・ゴブリン、戦士
3/3
(T):1/1で赤の、ゴブリン・クリーチャー・トークンをX体戦場の出す。Xは、あなたがコントロールするゴブリンの数である。
 
 どこぞの次元で暴れる、助っ人外国人みたいな名前のゴブリンの親玉。どこなんだろうと思ったら、フレーバーや画像の背景を見ると、どうやらラヴニカのようである。ラヴニカってあんまりゴブリンが元気だったイメージは無いのだが、時代が進んでのし上がってきたのかもしれない。そして、その能力に一切の迷いは無く、タップ1つでゴブリンの売りである「むやみやたらな繁殖力」を余すことなく堪能出来る。自身がゴブリンなのでどのような状況でも1体は湧くことになるだろうし、自身の名を冠した「クレンコの命令」に続ければ、1回目のタップでトークン3体。あとは無慈悲な倍々ゲームだ。素敵にヤバい。トークンの倍加といえば過去には「エルフの行列(LRW)」があったが、あれは4マナのソーサリー、それをタップ1つで出来るってんだから、どれだけ壊れているかがよく分かる。なおかつ、ゴブリンのくせに4マナ3/3とボディもしっかりしている。何か、やらかしそうな臭いのするナイス鬼畜。
 
 
Wild Guess (R)(R) C
ソーサリー
〜を唱えるための追加コストとして、カードを1枚捨てる。
カードを2枚引く。
 
 やってるこたぁ「2枚捨てて2枚引く」である。赤がアヴァシン世界以降新たに始めた「先捨てルーター」効果をソーサリーにしてセット販売したような形。こうして見ると、なんで普通のルーター効果を持つ「信仰無き物あさり」はOKだったのか、謎は深まる。ドローカードと書いてあるくせにアドバンテージが取れないのは残念だが、少なくとも絶対に損はしないし、掘り進む能力がある時点で一定の評価は出来るだろう。捨てることに意味を持たせれば効果も高まるし、とにかく引けた枚数が重要になるリミテッドの場合には単純にドロー密度を上げる役割としては充分過ぎる。赤らしからぬ小粋な芸風だ。返す返すも、何でティボルトさんたら(略)
 
 
Worldfire 世界火 (6)(R)(R)(R) M
ソーサリー
全てのパーマネントを追放する。全ての手札と、全ての墓地を追放する。格プレイヤーのライフは1点になる。
 
 さぁ来た、やれ来た、どんと来た。新世代の馬鹿だ。とにかく一切の容赦はない。9マナ払ってこれを使えば、場・手札・墓地が消え去り、ついでにライフも消し飛ぶ。次に引いたカードでとにかく1点でも削れた方が勝ちだ。どうやってこれを撃つのか、そしてここからどうやって勝つというのか。謎は大きいが、この謎はチャレンジしがいがあるだろう。ちなみに、私は過去にこれをややソフトにした感じの「星の揺らぎ(BOK)」のコンボデッキで戦った経験がある。そのときの解決法は「呪文織りのらせん(MRD)」だった。さて、今の世界なら何があるか……こいつも「呪文織りのらせん」が使えるが、一番簡単なのは「裂け目の稲妻(TSP)」待機後に、これ。更に、たった1枚で相手に勝てるカードが何か無いかと探したら、「ピラニアの湿地(ZEN)」を見つけたりもした。……誰かモダン環境とかでチャレンジしてくれないもんかなぁ。
 
 
Elderscale Wurm 古鱗のワーム (4)(G)(G)(G) M
クリーチャー・ワーム
7/7 トランプル
〜が戦場に出たとき、あなたのライフが7点以下ならば、あなたのライフは7点になる。
あなたが7点以上のライフを持つ限り、あなたのライフを7点未満に減らすダメージは、代わりにあなたのライフを7点にする。
 
 7マナで登場して、7/7で、7にこだわりを持つワームといったら、やっぱり我等がヒーロー「ペラッカのワーム(ROE)」しかおるまい。あの大味さ、そしてあの強さ。僕らがエルドラージに心で負けなかったのは、いつもペラッカさんがそばにいてくれたからだ。そして、そんなセブン・ワーム・ヒストリーに正面から戦いを挑む神話レアが現れた。7マナで7/7でトランプルまではペラッカ先輩と完全に一致。しかし、こいつはライフを7点回復するのではなく、ライフを「7点まで」回復する。いや、そこはこだわらなくてもいいじゃねぇか。ライフが7点以上だと187能力に意味が無いよ。だが、その後に書いてある一文は、ワームとは思えないねじ曲がりっぷり。とにかく、あらゆるダメージはライフを7にする。3点与えても、20点与えても、ライフは7点からぴくりとも動かない。つまり、相手の攻撃手段がダメージしか無い場合、このカードは事実上の「白金の天使(M11)」なわけだ。なんじゃそら。デッキ次第では投了確定という、なかなかに神話的なお話。一応、突破方法はいくつかあって、一番簡単なのはこいつを除去ること。いや、7/7除去るのは決して簡単じゃないけど。そして、こいつがチェックするのはあくまでダメージなので、黒のドレインなんかのちゅるんとライフを「失わせる」効果ならばチェックからは漏れる。そして1度でもライフが7点を切ってしまえば、突然こいつはライフに興味を失ってしまうのだ。あとは好きに。ペラッカ先輩、あんたの後輩、扱いが面倒すぎるよ。
 
 
Spiked Baloth (3)(G) C
クリーチャー・ビースト
4/2 トランプル
 
 手頃な脆さを提供して命の尊さを伝えるビースト。これ、あと1マナ足せば「暴走するサイ」になるからタフネス2あがるじゃんよ。パワーとトランプルにのめっているので、賛美突撃の候補にいかがか。
 
 
Yave, Natrure’s Herald 自然の伝令、イェヴァ (2)(G)(G) R
伝説のクリーチャー・エルフ、シャーマン
4/4 瞬速
あなたは、緑のクリーチャー・カードを、それが瞬速を持つかのように唱えても良い。
 
 緑のレジェンドは、エルフらしからぬマッスルさと、緑らしいクリーチャー礼賛能力が良いバランス。4マナ4/4瞬速の時点で過去の多くのクリーチャーが涙の河に沈むし、クリーチャーカードが瞬速になる能力は、一瞬あの「テフェリー」さんがよぎる。まぁ、そこまで凶悪なもんでもなかろうが、相手からするとソーサリーの効きが悪くなったり次のターンの計算が立たなかったり、色々とやっかい。アヴァシン軍の結魂クリーチャーなんかを絡めると、様々なコンバットトリックが演出出来るようになって面白いかもしれない。ただ、1つだけ気になるのだが、何度イラストを見ても、このおねーちゃんが4/4とは思えないんだ。後ろの熊の力だよなぁ。
 
 
Ring of Evos Isle (2) U
アーティファクト・装備品
(2):装備したクリーチャーは、ターン終了時まで呪禁を得る。
あなたのアップキープの開始時に、装備したクリーチャーが青であるなら、+1/+1カウンターを1つ置く。
装備・(1)
 
 アーティファクトに突如現れた謎の装備品サイクル、指輪シリーズ。このサイクルは、特定の色の特徴であるキーワード能力1つをつけ、更に色が合えば毎ターンカウンターを載せて育成する効果を持っている。設置・装備コストはともに軽く、アンコモンながらもリミテッドで特定の色を強くプッシュする動機になり得るカードといえるだろう。そして、そんなサイクルの青版は呪禁を与える。呪禁を与える装備品は総じてアカンのだが、このカードの場合は流石に強すぎると判断されたのか起動型能力になっているので、運用は案外面倒。「甲殻のスカルキン(EVE)」とか意外と起動チャンス少なかったし。そして、青のクリーチャーが少しずつ強くなるオプションは手軽にデッドリー。青は回避能力に長ける色なわけで、「風のドレイク」クラスでもターン跨げばエース級ってこと考えると、リミテッドだとかなりヤバい。装備コストも軽いので、つけて構える準備行動に隙が少ないのは青向き。
 
 
Ring of Kalonia カロニアの指輪 (2) U
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーはトランプルを持つ。
あなたのアップキープの開始時に、装備したクリーチャーが緑であるならば、その上に+1/+1カウンターを1つ置く。
装備・(1)
 
 指輪サイクルの緑はトランプルを与える。今回は(どの程度実現可能かは定かじゃないが)賛美かき集めて単騎でドカンとぶつける戦術が考えられるので、どんな色をやっていようともトランプルをつける意味はあるだろう。そういう意味では、元々サイズに優れる緑よりも、その他の色からワンチャンスを狙う装備品になってしまう可能性も。ちなみに「カロニア」は過去に「カロニアのビヒモス(M10)」だけに登場した地名。どこの次元かは不明だが、この様子だと緑っぽい土地のようである。
 
 
Ring of Thune テューンの指輪 (2) U
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは警戒を持つ。
あなたのアップキープの開始時に、装備したクリーチャーが白であるならば、その上に+1/+1カウンターを1つ置く。
装備・(1)
 
 白い指輪は警戒を与える。キーワードの中でもあんまりいらない方じゃないか、という気がするかもしれないが、実際にそうである。これは主に白ユーザーが自軍育成のために使うカードだろうかね。ちなみに「テューン」も過去に一度だけ登場した地名で、便利なユーティリティっぷりで構築でも使われた「テューンの戦僧(M11)」に確認出来る。こちらも次元は不明。
 
 
Ring of Valkas (2) U
アーティファクト・装備品
装備したクリーチャーは速攻を持つ。
あなたのアップキープの開始時に、装備したクリーチャーが赤であるならば、その上に+1/+1カウンターを1つ置く。
装備・(1)
 
 赤い指輪は受けるダメージが四分の一になる……違う、速攻を与える。こんなところで初代ゼルダネタをちらつかせて食いつく人間って何人ぐらいいるんだろう。さておき、1マナで速攻を与えるというだけでも結構馬鹿にならないことは歴史が証明している。一瞬しか意味がないので装備品としての存在意義は乏しいが、その分赤ユーザーは安心してこれをキープ出来るってことになるのかも。ちなみに「ハルカス」は最近阿倍野に出来た超高層ビルの名称であり、「きっと建設に携わった首脳陣の中にスフィアファンがいるに違いない」という噂が出たことで有名。ぼくも将来偉い人になって「心斎橋アスミス」とか「梅田ダチャーン」とか「高槻アヤヒー」とかつけてみたいもんである。
 
 
Ring of Xathird (2) U
アーティファクト・装備品
(2):装備したクリーチャーを再生する。
あなたのアップキープの開始時に、装備したクリーチャーが黒であるならば、その上に+1/+1カウンターを1つ置く。
装備・(1)
 
 どん尻に控えし黒の指輪は再生を与える。起動に2マナかかってしまうのでそこまで強烈というわけでもないが、デッキの肝となるクリーチャーを手軽に守れるようになる選択肢はアリだろう。黒なら「巨大蠍」あたりに張って手軽な絶望感を与えてみるのも手だし、それ以外のカラーリングでも普通に使えてしまうだけのポテンシャルがある。ちなみにザスリッドは……黒いカードのあたり参照。

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コメント
無題
ここ数年、第3セットより基本セットでドラフトやった回数が多いなぁ。青白フライングビートとか赤黒狂気みたいなシンプルなのが好きというのもあるけど。今度は賛美。マジック通して一番ピックしたカードが実は「波掠めのエイヴン」なんでワクワクですわ。
【2012/06/15 21:12】 NAME[lion] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
>「波掠めのエイヴン」
また微妙な記録を……単に一番多くやってたのがアラーラ環境なだけなんでは。
基本セットドラフトって、オンライン関係無い人間からすると、パックそこまで大量に買わないからあんまり触れる機会無いよ。今回はタイタンシリーズみたいな爆裂神話も無いし、あんまり剥くモチベーションもあがらんしなぁ。
【2012/06/16 18:37】


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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
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