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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ドラフト明け、多少仮眠を取った状態で出撃してきました、「京都国際アニメ・マンガフェア2012」。この手のエキスポイベントってのは関西ではほとんどやらないので、当然初めていくイベントです。同日に東京の方ではゲームショーもやっていたみたいだし、初めて京都でやる試みということで客入りなんかはどうなるんだろうな、と思ってたんですが、まぁ、少なくとも初日となる今日は主催者側の予定通りか、それを上回るくらいの来場者はいたんじゃないでしょうか。みやこめっせにあんだけの人が集まるのは初めて見ましたよ。一応開場30分前くらいにいったのだが、午後から始まるはずの「水樹奈々ライブグッズ物販」の列がズラリと並んでいたのは壮観でしたね。
 
 正直、始まる前は不安だったんですよね。運営してるスタッフはどうかしらないけど、多分会場のスタッフは「こういう」イベント仕切るのは初めてのことだったろうし、そんな状態でいきなり水樹奈々のライブなんてラスボス級の規模の企画だと、押し寄せる猛者どもの迫力に圧殺されるんじゃないかと。実際、若干の不手際というか、ちょっと消化仕切れてない部分もあって、たとえば場内の構造がどうなっているのかがよく分からなくて、展示ブースからステージイベントに回る時にいっぺん場外に出てもう一回入場列に並ばなきゃいけなかったり、「もう少しスムースになるんじゃないか」と思えるような部分もあった。でもまぁ、あの規模の箱であの人数を回すのは相当な難行だっただろうし、その割には目立ったトラブルもなしに進行してたんだからやっぱり偉いのかもしれない。コミケなんかに比べりゃ雀の涙ほどの人数だろうが、手軽に「押し寄せるオタクども」が味わえたので、ちょっとしたレクリエーションとしては楽しかったです。よくもまぁ、(自分も含めて)あれだけ似たような人種が一堂に介せるものだ。少し涼しくなってきたこの時期で本当に良かったと思う。
 
 展示ブースの話なんかは、多分あらゆるところで紹介があるだろうし、個人的には単にうろうろしてチラシもらっていただけなので、大して書くことも無い。一番期待してたP.A.Worksのブースが思ったよりちっちゃくって、全部撮影禁止だったから記録も残せなかったし(キャストサイン入りの「CANNAN」のポスターは鳥肌もんでしたが)。会場で一番目立ってたのは、大行列を形成して「まど完売!」を実現させたシャフト以外では、多分巨大なキャラバッグを配り倒していた薄桜鬼だろう。開始数分で場内が斎藤さん一色ですよ。あの袋は迫力あるわ。また、ブース内はそっち系のおねーさん方に満足してもらうため、巨大な新撰組のイケメンたちであふれかえっている。かくいう私も特大の雪村千鶴さんを見て「おお」とか言ってましたが。




 そして、今回のメインはなんと言ってもステージイベント。参加する土曜日の中から当選したのは「ゆるゆり」のステージで、後で聞いた話によると当日のステージの中では最大倍率だったみたいで。私みたいなユルいファンが当選してしまったのはちょっと申し訳なかった。ラジオの公録イベントってことだったのに、ラジオ聞いたことほとんど無かったし。一応、申し訳ないと思ったので事前にラジオは何回分か聞いて、更に「万一のことがあったら」ということでテーマソングなども多少復習してからの参加。
 
 入場列なんかをみても思ったのだが、日本人ってのはつくづく行列が好きだ。あれだけの人数がずらりと並び、複雑な蛇行列を形成し、全員が欲望を持ち、スタッフもそこまで多くないというのに、皆粛々と列を作り、じっと耐えて並んでいる。ことステージイベントの列形成については、なんと整理券番号順に並ぶ行程も全て参加者の協力に基づいている。全員が周りの人に「何番です?」と尋ねて、きちんと順番通りの列が作られていく。同じ作品のファンどうし、という無言の結束があるおかげなのか、そこに一切の乱れが無い様には惚れる。そして、そんな中にちらほら確認出来るピンク色のはっぴ、あかりおめん。ネットでよく見る、背中に「三上枝織」の名前を背負った特攻服風の隊員なども登場。みかしー隊の人、割とかっこいいと思ってしまった。その他、京子親衛隊、京子コス(当然男性)など、なかなか気合いの入った人も多く、ますます「自分なんかが二桁台で座席前列でスミマセン」な気持ちになるが、せっかくもらえたんだから普通に並びます。入場後、ステージ前、中央付近の良い位置をキープ出来たし、あとはまぁ、流れで楽しみました。
 
 前提条件として、私の優先順位はるみるみ>バウム>みかしー>津田ちゃんなんですよ。大久保留美は今作品の前から気になっていた存在だったし(あと、素直に可愛いし)、ゆかちんに関しては「ニャル子」関係のイベント動画なんかをみて一気にファンに。この2人をメインで見てみたい、っていうのが前提としてある。みかしーについてはそこそこなんだが、正直津田推しをする理由が無く、「津田ちゃん男前」と持ち上げる風潮にも「あたしゃあんまり」と思っていたりした。まぁ、一番の原因は京×綾推しなので結衣があんまり、っていうのがあるんだけども。
 
 で、ステージが始まっての感想は、「なるほど、これが津田か。そして三上か」と。基本的に生でタレントを見るとそれだけで印象ってのは変わるもんだが、4人の掛け合いのバランスを見ていて、「みかしーはいつの間にこんなにキャラが押せるようになっていたんだ。そして、これなら津田ちゃんはモテる、俺も惚れる」と。実物見ると5割り増しでイケメンやな。そして、この子はポジション取りが上手いんだ。4人の掛け合いは、基本的にみかしー中心に構成されているのだが、まずみかしーのキャラが良い。どこぞでいず様の洗礼を受けているせいかもしれないが、今作の雰囲気に合わせて阿漕なくらいに押してくるのが嫌みじゃない。そして、そんなみかしーに対しての津田ちゃんのスタンス。これはおいしい。なるほど、多分ラジオをきちんと聞いていたら、もっと「津田美波の世界」に対する理解が深まるだろう。今後はちょっと気をつけて見ていかねばなるまい。
 
 もちろん、他の2人ついては当初の予定通りに眼福。るみるみがすげぇ小さい。そしてバウムは終始にやけ顔、違う、笑顔。口角の上がった彼女の笑顔は幸せを運びますね。そこまで時間が長くなかったこともあるが、今回はDFEは発生せずにすんだ。総じて言えることだが、この4人は歳が近いこともあって、非常に雰囲気が良い。事実上全員これがメジャーデビューみたいな部分もあり、非常に思い入れの深い作品になっているのだなぁ、というのがよく分かる。その掛け合いが生で見られただけでも、大満足の時間でしたよ。多分この公録回はラジオもすごく面白くなっていると思うので、期待大です。キーワードは「三森すずこ」(マジ)。
 
 そして、ラストはちょっと期待してはいたが、実際にあったのはやっぱり嬉しい、サプライズのライブイベント。曲目は2期のOPEDです。いやぁ、ライブでコール入れたのなんて、マジでアンセブの解散ライブ以来な気がする。予習不足だったせいで、原曲にある部分までは対応出来たんだけど、流石にPPPHとかまで合わせられなくて。会場で盛り上げるのに全力をつくしていた親衛隊の人々のがんばりには感謝したい。多分、全てのイベントを含めてこの日一番の盛り上がりだったのは間違いないだろう。あたしゃ両隣の人が割と濃くて、ガンガン飛んでるのに挟まれて必死になってました。盛り上がれて嬉しかったですが、出来れば足は踏まないで欲しかった。いや、それくらいは別にいいや。当然のことだけど、曲の方も、4人は手慣れたもんでしたね。ここ最近は多分こればっかりやってるんだろうけど、振りも完璧、歌も昔どこかの音源で聞いたライブに比べると格段に上手くなっていた。曲になるとバウムが一番楽しそうにしてたのが印象的。ちっちゃいくせに動きがしゃきしゃきしているるみるみも見応えがある。満足度の高いイベントでした。
 
 以下、オチ。
 ステージが終わり、退場するときに次のイベントの列がすでに完成しており、会場の外で今や遅しと待ち構えていた。次のイベントは「薄桜鬼」。私が応募して落選してしまった奴だ。そして、500人いる待機列の中に、ざっと見渡して私は男性を3人しか発見出来なかった。……ほんとに落選してよかった……。

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