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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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2月22日 ドラフト模様(GTC×3)

ピック順 【Sangriter】→【Mei】→【Alessi】→【Serra】→【Thraxi】→【Metallica】→

 

 ギルド門侵犯4回目。流石に馴れも出てきたかと思いきや、そうもいかない手ひどい環境。こんなピック表、ドラフトに心血注いでるプレイヤーたちに見せたら爆笑されるで、ほんまに。まぁ、その笑いものの一翼を担っているのは私ですが。どうもねぇ、ギルド間の性格の差がはっきりしすぎてるせいか、ピックが意固地になるよね。いや、今回はギルド門があんまり無かったことを言い訳にしておこう。多色に広げられない多色環境が悪いんだい。そのせいもあってか、今回は6人中5人が2色でデッキを組むという、全員が固めにかかった世界だったんですよ。

 ちなみに、先んじて業務連絡をしておくと、次週(3/1)は普通にドラフトがありますが、翌週(3/8)は、私が帰省する予定のため不在です。まぁ、これまでのように「開催しません」とは言わないので、好きにして下さい。更に翌週(3/15)はご存じの通りに別な事情で開催されません。「3月が忙しい! ドラフトなんてやってる場合じゃない!」と喘いでいる人には朗報だね!




(●は累積パック数)

    AL SE TH SA ME MT

AL  ー  ×  ×  ×  ×  ○  1ー4 5

SE  ○  ー  ×  ○  ×  ○  3ー2 4

TH  ○  ◎  ー  ×  ◎  ×  3ー2 2

SA  ◎  ×  ◎  ー  ○  ○  4ー1 1 ●

ME  ◎  ◎  ×  ×  ー  ◎  3ー2 3 ●

MT  ×  ×  ◎  ×  ×  ー  1ー4 6 ●●

 

 

1位 【Sangriter】 赤白 <ウォジェクの矛槍兵 果敢なスカイジェク 真火の聖騎士>

 

 やったぜ初優勝。そしてデッキは1引き群を見れば一目瞭然の純正ボロス。4マナ以上のカードなんてほとんど含まれていないという全力前のめり。そして、これまでの我々の世界を振り返ると、第1回開催から優勝デッキが「グルール」→「グルール」→「ボロス」→「ボロス」という流れ。うーん、いかんでしょ。そして、この流れから分かる通りにこれまでは赤は人気カラーだったわけだが、今回はユーザーが2人しかおらず、いつも以上に出そろってしまった赤が余っており、かなり余裕を持ってボロスの陣容を整えることが出来た。流石に「ボロスの魔除け」が9引きとかイカレているとしか思えないピックになっているのである。デッキの戦力はコモンがかっちりしており、「ウォジェクの矛槍兵」「果敢なスカイジェク」が2枚ずつに「空騎士の軍団兵」。そこに「火拳の打撃者」「真火の聖騎士」「燃えがらの精霊」とアンコ戦力が並ぶ。「焦土歩き」「向こう見ずな技術」などの打点アップもあるし「大規模な奇襲」と「闘技」で火力もそれなり。「軍部の栄光」が3枚あるのでトリックも前のめりに突っ込める。ちょっと油断すると「軍部の栄光」からの「ボロスの魔除け」で一瞬でライフを奪い去っていく。まぁ、その割には色々と苦戦してる試合もあったみたいなのだが、結論として「いかに俺のプレイングが下手か分かった」とのこと。まぁ、速いデッキのコンバットっつうのは一番技術が問われるとは言うからな。

 

 

2位 【Thraxi】 青緑黒 <神秘的発生 ゴーア族の暴行者 エリマキ眼魔>

 

 普段、この環境になってからは「割と強いやろ!」と思って戦いに挑むとそうでもなかった、という展開だったのだが、今回は「このデッキは勝てんやろ」と思ったらそこそこ勝てたという不可解なデッキ。未だこの世界で青が使えておらず、今回も青寄せ(というかディミーア)決め撃ちしようと思ったのだが、1引きから続いてシミックがいい流れ。「あ〜今回はシミックか」と思ったところに、2パック目で「精神削り」が流れているのを目撃して抗えなくなってしまうという病気。結局最後まで2色目を緑にするか黒にするか決めきれず、ライブラリなのかライフなのかも決まらずダラダラ。一応「どっちにしろ序盤戦が抑えられなきゃ話にならん」というので低マナ域はそこそこキープ出来たが、気付けばクリーチャーは10体だけ、うち3体が防衛持ちという恐ろしい陣容になってしまった。勝てた試合は半分が堪えて堪えての「精神削り」、半分は「眼魔さんマジパねぇっす」という展開。あ、でも「新緑の安息所」経由での最速「地底街の疫病」からの完封っていう見事な試合も一回あった。ある意味青は使えたし、暗号も使えたので、とりあえずは満足である。この組み合わせだと案外「水形」って強いんじゃないか、という気がした、そんなデッキでした。

 

 

3位 【Mei】 白黒 <千叩き 天使の散兵 肉貪り>

 

 牛丼に命を売ったおかげであやうく誰よりも好きなドラフトを逃しかけた男。ギリギリのところで事なきを得たが、そんな忙しない参戦からのこのデッキ。普段は何かと理由を見つけてこき下ろしているわけだが、流石に今回のは「ようやるな」という感心が先に来た。デッキは明確にオルゾフ。そしてこれまで「いいオルゾフだね」と言われていたデッキは強請カードの枚数を基準に判断することが多かったのだが、このデッキに含まれる強請カードはそこまで多いわけではない。その代わりにこのデッキを象徴するのが、3体の「従順なスラル」と2体の「ザリーチ虎」である。とにかく地上の防備はこれで揃える。多少のリードも「ザリーチ虎」が居座ることで少しずつ盛り返せる。この手のデッキの場合はトランプルやフライヤー、アンブロッカブルなどの対処に手間取るものだが、そうした事態に対応するために、このデッキには除去もてんこ盛りだ。「処刑人の一振り」が3枚に「強打」「死の接近」2枚「オルゾフの魔除け」。これだけあれば、そうそう簡単に致命傷は喰らわない。実際、ライフを一桁に減らしたあとにぴたりと相手を止めてからの「発光の始原体」あたりでゲームを決めるという展開も多く見られた。実に潔いデッキメイクである。ちなみに、試合後に誰も聞いてねぇのに突然「あー、これでやってないデッキはグルールだけかー」とか露骨な伏線を張っていたので、次回下家に座る人は注意が必要である。ま、そんな見え見えのことはしないと信じてますけどね!

 

 

4位 【Serra】 黒青 <墓所の怪異 破壊的な逸脱者 心見のドレイク>

 

 3勝2敗なのに記録上は4位。でもまぁ、勝ち星は無闇に安定している。現在、勝率でいえばトップタイだ(まぁ、6人中3人がトップタイなのだが)。そして今回は「墓所の怪異」からの黒スタート。どうしても「怪異」からスタートすると「じゃオルゾフかな」となりがちな気もするが、そこから進んだ先は意外にもディミーア。1パック目はほぼ黒単色というピックなので、決め手となったのは2パック目で舞い降りた「破壊的な逸脱者」である。ディミーアといっても狙うべき方向は色々あるわけだが、このデッキは基本的な戦線を維持しながらも、どこかで上手くいけばライブラリも狙えるスタイルになっている。まぁ、ぶっちゃけライブラリをコンスタントに攻められるカードなんて「逸脱者」だけなので別にライブラリクラッシュする必要は全く無いのだが、うっかり「欄干のスパイ」が出たところで13枚削っちゃったりするからもう大変である。ま、どうしたって青黒なので線は細くなってしまうのだが、そこは「オルゾヴァの贈り物」と「暴動用具」を付けて「束縛の手」と「被害妄想」の密書をしたためたクリーチャーで突っ込んだりして何とかした。……「被害妄想」いらねぇな。結論は「オルゾヴァの贈り物」がおかしいってことで。

 

 

5位 【Alessi】 赤白 <ウォジェクの矛槍兵 正義の矢 戦心の歩兵>

 

 これまでの栄華に一時停止信号。勝ち星を多少吐き出して勝率は肩を並べるところまで降りてきた。ついでに何故か自分が最下位であると誤解したまま先に帰途につき、どさくさでフォイル版「怒れる腹音鳴らし」を持って帰ったという罪状もついている。いや、どうでもいいんだけども。で、ピックの方はというと、「ウォジェクの矛槍兵」スタートでボロス志向だが、1パック目は「腹音鳴らし」などの兼ね合いもあり、グルールへの流れも意識したピック。しかし、今回はようやくグルールが大人しいプールになっており、具体的には「ザル=ターの豚」の不在、「殺戮角」なんかも少なくて、あまり緑に触るメリットが感じられず、2パック目で「オレリアの憤怒」4引きというアホな引きもあってボロスに身を固めた。2人目のボロスにしてはカードは揃っている方ではあると思うのだが、本人曰くの「重(おも)ボロス」。前回の優勝デッキも「重ボロス」だったんだから別にええやないか、と思ったが、今回の重さは更に1つ上の次元だったようで、「鱗剥ぎの略奪者」や「轟く雷拳」「航行隊の猛士」と5マナ以上のカードも少なくない。低マナ域もいるにはいるが、2マナが「爆弾部隊」×2ではちょっとパッとしない。「矛槍兵」×2もやはり周りを支えてくれる仲間がいないと、そこまでの活躍には到らなかった。まぁ、少しくらい休んだらいいじゃない。

 

 

6位 【Metallica】 青緑 <シミックの干渉者 ドレイク翼の混成体 スカルグの大巨獣

 

 前回が眠い眠いと呻いてのディミーア決め撃ち。今回は「シミックの干渉者」から辛い辛いと呻いてのシミック決め撃ちである。我々の間で未だ答えが出ておらず、世間的には「割と速い」と言われているシミックだが、今回のデッキは、割とその正解に近いデッキ像になっているんじゃないかと思う。なんと言っても見るべきは3体集まった「ドレイク翼の混成体」。これだけでも防備の薄い相手はあっという間に殴りきれるだけのクロックになるし、「キヅタ小径の住人」なんかが絡んで更に加速する時の気分の悪さは格別。レアも「干渉者」に加えて「瓦礫帯の略奪者」に「スカルグの大巨獣」と色々ひどい。戦績だけ見ると最下位だが、どの試合もただ負けているわけではないので、デッキとしては割と強い部類だったんじゃなかろうか(あくまでストレートでフルボッコされた人間の感想です)。しいて残念だった点を挙げるなら、ピックの流れで上2人が意固地に青く、「雲ヒレの猛禽」が回収出来なかったこと、そして今回「シュラバザメ」が1体も出なかったことか。やはり速いデッキを相手にするには、もう一段階の加速が必要である。あと、カウンター絡みのギミックがちょっと入り組んでくると、あっという間に色々忘れてポカしてしまう注意力の散漫さ。お前さんがたはお友達も含めて色々と視野がおかしいよな。VERY辛い。

 

 

今回のピック表

 

 【Sangriter】(赤白)→【Mei】(白黒)Alessi】(赤白)

                        

 【Metallica】(緑青)←【Thraxi】(青緑黒)←【Serra】(黒青) 


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