最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「AMNESIA」 4→5 凄い作品だった。もう、何がすごいって、とにかく凄い。「ひどい」と書いても良いし、「恐ろしい」と書いてもいい。多分、一番この作品を的確に表す言葉を探すと、最終的に「キチガ○」に落ち着くんじゃなかろうか。穏当に言っても「荒唐無稽」が正しい。 乙女ゲー原作、そっち向け作品てのは、えてして我々の理解の埒外にあることが多い。最も真っ直ぐだったのは「世界一初恋」のホモしかいないという脅威の出版社の存在であるが、もちろん「マジ恋」の学園の設定なんかもなかなか飛び抜けていた。ただ、このくらいならば性別を逆転させれば萌え作品にも存在しうるものなのだ。百合しかいない世界なんてごまんとあるし、妙な目的の学園なんてものもハーレムものならお手の物。結局、どれだけ「腐女子向けって引くわー」と嘯いてみても、それらは男性向け作品の裏返しでしかないはずなのだ。 しかし、本作の場合にはそうした理解すら及ばない。いや、ひょっとしたらあるのかもしれないが……流石になぁ。まずループの使い方が潔い。何しろ単に「男をとっかえひっかえする」という目的のためだけのループ。これにはオカリンもほむほむもびっくりだ。もちろん、全ての世界において男が違っていることについての理由付けは特にない。更に、最初のうちは記憶喪失で怯えるだけだったメインヒロインがどんどん場慣れして色々とどうでも良くなる設定のぶちこわし方が素晴らしい。今これ書いてて気付いたけど、あの娘ってひょっとして名前すらないのか。「わたしちゃん」ですらないのか。すげぇな。始めは本当にオロオロして何も出来なかったはずの子なのに、流石にあれだけ同じ8月をループしたら何回口説かれようが、何回いじめられようが、何回殺されようが気にしなくなった。「愛しちゃいすぎて監禁するよ」「へー」「俺、二重人格だけどもう1人の俺が君を殺したがってるんだ」「あぁ、そう」「何回も君の為に死んだんだ!」「私もやん」てなもんである。強いなー。やっぱりかもさんボイスの女の子は芯が強いなー。 いやいや、強いとかそういうレベルじゃない。もう、世界が一切「それらしさ」を保とうとしていない。状況はどうなってもいいのである。とにかく「主人公がなんかそれっぽいイケメンといちゃいちゃしてるんだけど、最終的には命に関わるよ」という事象だけを示せればいいのである。…………いやぁ、もう少し気にしようよ……周りの世界は一応普通の日本のはずなのに、こいつらの周りだけ異次元なんだよなぁ。みんなとてもじゃないけど8月とは思えない恰好しかしてねぇしなぁ……オシャレは我慢っていうけど、こいつらみんな修行僧か何かか。いや、オシャレなのかどうかもよく分からないけどさ。 もう、視聴者側も主人公ちゃんと同じようにして、どんどん何が正しいのか分からなくなってしまう。「もうどーにでもなーれ」ってなもんで、主人公ちゃんが不幸になったり、意味不明な言葉で口説かれたりするのをげひゃひゃと笑いながら見守るだけである。ある意味、実に潔い作品であり、ひょっとしたら方向性としてはいい男を望み続ける正しい視聴者層のニーズに応えているのかもしれない。しれないが……そう何回も使える手段じゃねーぞ。もっかいやられたら……見るかもしれねぇ。これ、真面目にやってたら「まゆしー視点でのシュタゲ」みたいなもんなんだよな。男のとっかえひっかえさえなければ、割と色々面白いギミックは組めそうな気がするんだけども。 何故、こんな荒唐無稽な作品を最後まで見続けて、笑いにまで昇華させることが出来たのかといえば、それはやはり映像面が頑張ってくれていたおかげだ。野郎は判で押したように分かりやすいものになっていたので(デザイン上はね。みんなキチガイには違いないが)どうでもいいのだが、やっぱり主人公ちゃんの儚げな感じが実に嗜虐心をそそるのである。そりゃ確かに押し倒したり、髪の毛切ったり、恫喝したり、監禁したり、ビルの上から放り投げたりもしたくなる。まぁ、後半どんどん図太くなるのを見守るのも1つのご褒美ですよね。これで名塚ボイスってんだから、全盛期の五十嵐亮太なみの球速は出ていたと思う。どこかで見た彼女の感想に「土下座して頼んだらおっぱいくら揉ませてくれそうなところがいい」って書いてあった。なんか分かる気がする。 結論、乙女ゲーだろうがキチガイアニメだろうが、女の子が可愛ければ関係無いよね! PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|