最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
学祭、ライブ、キャンプファイアー。学園ラブコメ、萌えアニメの必須イベントを確実にこなしていく第10話。ライブシーンっていうとどうしても姿勢を正して見てしまうのだが、これって山本寛のせいで身についた意味のない反射なんだよな。別にみんながみんなライブだからって気合い入れて画面作ってるわけじゃない。キャンプファイアーシーンなら最近だと断然「とらドラ」だね。
お祭り、フリマときて、今回は文化祭。なにやらお祭り好きな作品であるが、こればかりは定番なので致し方ない。「ま〜た学祭だ」と思うには思うのだが、何故か真っ先に思い出したのが「絶望先生」の「最低限文化的な文化祭」ネタだった。理由は不明。智樹の歌った乳首ソングは意外と絶妙なラインかもしれない。「イカロスの歌う歌は我々には文化的過ぎます!」とね。早見沙織は歌唱関係のキャスティングが多くて安定してるなぁ。でも、彩陽の歌とかに比べるとあんまり印象に残らないのは何でだろう。 今回もシリアスとギャグのブレンド具合がなかなか難しい塩梅。文化祭がスタートして他校との対立構図から会長が「かっちーん」と来て村ぐるみの抗争になるまでのノリは普段の「そらおと」だが、今回馬鹿なノリで話が進むのはそこでおしまい。ライブシーンは智樹を除けば特にギャグ要素もないし(タンバリンを叩くイカロスは相変わらず可愛かったけど)、その後のラブ展開もこれまでのシナリオから導き出されるまっとうなもの。そして何より、今回はニンフが過去に経験した作中最大の鬱シーンが盛り込まれているのだ。実はこの鬱シーンだが、「そらおと」放送開始時にネット上で原作漫画の該当シーンが出回っていたもの。なるべくネタバレは見ないように気をつけてネットを巡回しているつもりなのだが、このシーンだけは事前に見てしまっていたので、覚悟が出来ていてそこまで衝撃は無かった。 とはいえ、実際このアニメのシーンもそこまで鬱っぷりに力を入れていたわけでもなさそうだ。もちろん弱々しい笑みを浮かべながらその手を血に染めるニンフは非常に痛々しいのであるが、多分このシーンの凄惨さを本気で描写しようと思えば、もっと強烈な演出もあったはず。今回は直接手を下すシーンはもちろんのこと、それ以前の小鳥とニンフの関係性を表すシーンなども少なめに抑えられており、実際の「凄惨さ」よりは少しやさしめの描写にとどめている。つまりこれは、監督ら制作スタッフがこのアニメをどういう作品にしたいか、ということの表れなのだろう。学園祭の賑やかさや智樹の馬鹿コントの間にあのシーンを挟み込むことでショックを和らげ、今回のエピソードの「辛さ」よりは「賑やかさ」を優先させた。ラストシーンで智樹の相手を選ぶシーンも、これまでのそはらの言動を考えればもう少しどろどろした女の情念があってもおかしくないくらいのものだが、今回は流れを優先してイカロスにその座を譲っている。おそらく今後イカロスの本質を巡ってもう少し辛いエピソードも出てくるものと思われるが、このくらいの、あまりどぎつくならないレベルで抑えてくれた方が、この作品には合っている気がします。 もちろん、それは逃げを打つ方がいいということではない。今回は「手をつなぎたい」というシンプルなイカロスの欲求が全編を覆うモチベーションになっていたわけだが、それを達成しながらも、イカロスは少しずつ「兵器」という自分の本質と向き合う方向へ進んでいる。こうした心情面に関しては、きちんと決着をつけてもらわければ作品としては成立しない。原作はまだ続いているようなのできれいな幕引きは叶うかどうか分からないが、出来ることならこの作品に相応しいハッピーエンドを見てみたいものである。 エンジェロイドと天界のマスター、そして監視されるダウナーと呼ばれる地上の人々。一体どんな関係性があるのか、ってレベルでの結論は……多分アニメじゃ出ないんだろうな。英四郎の求める「新大陸」は見つかるんでしょうかね。そういや、今回私立高校のオケが演奏してたのもドヴォルザークの「新世界より」だった。まぁ、関係ないだろうけど。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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