最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
Garruk, Apex Predator 頂点捕食者、ガラク (5)(B)(G) M プレインズウォーカー・ガラク <+1>:対象の、他のプレインズウォーカーを破壊する。 <+1>:3/3で接死を持つ、黒のビースト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。 <-3>:対象のクリーチャーを破壊する。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい値のライフを得る。 <-8>:対象の対戦相手は、「クリーチャーがあなたを攻撃するたび、それはターン終了時まで+5/+5の修正を受けるとともにトランプルを得る」という紋章を得る。 【5】 悪堕ちとは良いものだ。これまでMagicに登場したレジェンドの中で、改心して正義に目覚めたカードなんてものはほとんどいない。大体の連中は悪に転げ、黒マナが混じったどんよりした顔で登場したものである。ミリーさんが汚れちゃったときなんてドキドキしましたよ。望まざる黒マナに支配されたガラクさんもそれは一緒。以前の「ヴェールの呪いのガラク」は辛うじてキャストに黒マナがいらないところにプライドが残されていたが、もう駄目だ。黒い。どう見ても黒い。ヴラスカさんと同じ世界の住人……というか、彼女よりも積極的に他の連中に襲い掛かってる分だけ質が悪い。これに襲われたら新規緑プレインズウォーカー枠に選出されたニッサさんはショックだろうなぁ……英雄的行動を終えて長い眠りについたエルズペスも、義憤に燃えながら正義の御旗を掲げ続けるアジャニも、こんな姿にした元凶であるリリアナさんも、ガラクにとっては等しく獲物。さぁ、狩りの時間の始まりだ。 ただまぁ、「悪に染まるな!」とか言う以前に、「まずダイエットをしろ」とは言いたい。4マナからスタートしたガラクの遍歴は、順調に5マナ→(間に4マナ挟んで)6マナ、そして7マナ。うーん、重い。そりゃ確かに相手プレインズウォーカーが出きってから満を持して登場した方が獲物が狩れて楽しかろうが、流石に腰が重すぎやしないか。獲物がいない場合は、忠誠度を2まで削って目の前の脅威を排除するか、いつも通りのビースト(やや黒い)を出して忠誠度6にあげておくか。素直なディフェンス性能ではデブガラクとどっこいどっこいといったところなので、1マナの差はやはり気になるか。 とはいえ、これまでにない直接的な除去性能はかなり魅力。7マナの「砂漠の竜巻(MMQ)」感覚で使える上に、対象がプレインズウォーカーならボーナスタイムが発生して何故か忠誠度は6。相手の要を屠っておいてそれはかなりエグい。なるほど、確かに7マナだ。あとはこのコストをどう許容するデッキを作っていくか。現時点で6マナペスたんがあれだけ活躍してるのだから平気なようにも思えるが、彼女の場合、類い希なる防御力のおかげで何とかなっている部分もある。ガラクを活かすには、やはり緑の特性であるマナ加速が必須になるのではなかろうか。うまく1ターン加速して相手のペスの返しに出せれば、相手陣営にはトークン3体、こちらはペスを殺して忠誠度6。なんとか凌ぎきれる。最終奥義まで繋げる必要はないだろう。適宜ビーストと屠殺モードを繰り返せばそれだけで勝てるだろうし。さぁ、レッツハンティン。
Sliver Hivelord 巣主スリヴァー (W)(U)(B)(R)(G) M 伝説のクリーチャー・スリヴァー 5/5 あなたのコントロールするスリヴァー・クリーチャーは破壊不能を持つ。 これ、アカン奴や。「捕食スリヴァー」×4、「マナ編みスリヴァー」×4、「スリヴァーの巣」×4まで考えたので、あとは誰かデッキつくってください。「スリヴァーの女王(STH)」が開いたスリヴァーレジェンドの系譜だが、実は一瞬の全盛期を終えた後には、「スリヴァーの首領(SCG)」も「スリヴァー軍団(FUT)」も、特にフィーバーすることなくこの世を去った。周りにいる仲間が頼りなかったってのもあるかもしれないが、やっぱり時代の趨勢を無視したスリヴァーというオリジナルコンセプトは、顧みられないと脆いものである。さぁ、今回はわずかな期間のスリヴァー天下をもたらすに足るだろうか。かつてのスリヴァーデッキと比べた時に不足していた「水晶スリヴァー(STH)」の枠がようやく埋まったのだし、「スリヴァーの巣」のおかげでマナの問題も大きく低減。ここでやりすぎちゃう可能性は十分にあるように思えるが。さて……。
アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+2/+0の修正を受けるとともに警戒と「あなたのアップキープの開始時に、カードを1枚引く」を持つ。 装備したクリーチャーが死亡した時、対象の対戦相手は、〜のコントロールを得る。 装備(2) はた迷惑な装備品。装備すると何となく強化される「骨断ちの矛槍」の超重い版みたいな動きだが、なんとつけてるだけで毎ターンご褒美が貰える。当然、そんなうまい話があるのは、これをつけるのは一種の罰ゲームだからだ。つけたとたんに回りの連中にめっちゃ狙われるようになってしまう、ドラクエで言ったら黄金の爪みたいなもんである。ちなみに黄金の爪が何故あんな呪いにかかっているかというと、魔族が原料となる金属を確実に回収出来るよう、魔界からゾーマの声が自動再生される装置をつけて送り出したせいらしい。つまり、爪をつけていると延々ゾーマの声で回りのモンスターに集合をかけている状態になるのである(「アイテム物語」より)。はた迷惑な話だが、大体のプレイヤーはすぐにイシスで売り払ってしまうので、その後のイシスは常にモンスターに狙われるはめに……なるのかしら。まぁ、とにかくそんな装備品。基本的にMagicってのは戦闘に繰り出さなきゃ死ぬ確率が下がるので、これをはるだけ張っておいてボーッと突っ立たせておくだけでお手軽アドバンテージ。「森の女人像」に張っておくのが一番手っ取り早いんじゃなかろうか。万一相手が出したら、文字通り「殺してでも奪い取る」ですな。
Brawler’s Plate 喧嘩屋の板金鎧 (3) U アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともにトランプルを持つ。 装備(4) 「ヴァルショクの鉄球(9ED)」にトランプルを付け合わせたらクッソ重たくなった。設置コスト3マナはまだいいが、装備に4マナはちょいとボりすぎ。まー、基本セットの装備品は強すぎるとまずいからこんなもんかねぇ。時代が移り変わってるのに毎回毎回「鉄球」を比較対象に出してくるのもそろそろ自重しなきゃいけないとは思うし。でもさぁ、はじめて装備品を見たのがミラディン世界だから、どうしてもあの時代を基準にしちゃうよね。+1なら「レオニンの円月刀(MRD)」、+2が鉄球で+3は「ヴァルショクの戦具(MRD)」だ。+4だと……えーと…えーと…………「殴打頭蓋(NPH)」?
やったぜ! これで僕らの2マナ域は安泰だ! 今回の基本セット、フレーバーテキストに「テーリアス」が2回も出てくる。
「Gargoyle Sentinel/ガーゴイルの歩哨(M11)」 U 基本セット生まれの地味な穴埋めが、今回も地味に穴を埋める。「戦いの柱」なんかと比べても充分強いんだけどね。
今回のミルミルアーティファクト枠はこちら。流石にアンコにミルとか入れてると俺が喜んじゃうので、今回はレアに戻した上で、このミラディン産の禍々しいミルに白羽の矢が立った。置いとくだけでジリジリ削れていくので、この系統では割と優秀。
「Haunted Plate Mail/憑依された板金鎧(M14)」 R 個人的に期待してた割にさっぱり話題にならなかった微妙装備品が続投。このデザイン、好きなんだけどなぁ。
Hot Soup 熱いスープ (1) U アーティファクト・装備品 装備したクリーチャーはブロックされない。 装備したクリーチャーにダメージが与えられるたび、それを破壊する。 装備(3) イラストも込みでかなり笑える装備品。どんなシチュエーションなんだよ。これを装備品って言っていいのか? いっぺん装備者が死んだ後はまた熱々のスープを注ぎ直してから運んでもらうんだろうか。まぁ、そりゃ3マナくらいはお代として必要だろうな。ちなみに、デザイナー欄に描かれている制作者は有名バカゲー「キルドクターラッキー」の作者らしい。うーん、馬鹿。そんな装備品だかなんだかよく分からないカードは、純正アンブロッカブルをつけてくれる。現在だと「こそ泥の兜」がほぼ同じ仕事をしているが、あちらは魔法によって敵から見えなくなる能力、こちらは文字通りに「近づくと火傷するぜ!」なのでみんな近づきたくないという、直接的過ぎる能力。これを装備したクリーチャーが何ターンもアタックしてる状況って、「はい! また通りますよ! スープ通りますよ!」って同じ道を行ったり来たりしてるってことなんだろうか。ドリフかよ。ちょっとでもダメージをくらっちゃうと思い切りこけて大惨事になるというデメリットはあるが、戦闘でぶつからないのだからダメージはくらいにくい。多少除去出来るカードの範囲が広くなる程度なので、リミテッドでは割と使ってみてもいいカードかもしれない。オススメは「天を支える者(JOU)」につけてひっくり返す「世界崩壊スープ」。どんだけでかいねん。
ジャガーノート系クリーチャーの開祖。ダークスティールで帰還した時には「懐かしい」なんて言われてたけど、最近はこまめに基本セットに顔出すようになったな。
Meteorite 隕石 (5) U 隕石が戦場に出たとき、〜は対象のクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。 (T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナを1つ加える。 フレーバー優先の、なんかよく分からない組み合わせマナソース。このジャンルでもトップレベルの「なんかよく分からな」さを誇るのは「終わりなき休息の器(AVR)」だと思うので、まだこのカードは意味が分かる方。隕石にぶつかって2点程度で済むのかよ、っていうのはあるけども。イラスト見る限りだと確実に人が死ぬレベルだろうに。つうか死んでるな。「隕石からマナ出るのかよ」と思われる人もいるかもしれないが、「隕石のクレーター(PLS)」というカードは過去に存在していたので、多分宇宙から来たものはマナが出るんだよ。カーズの一部とかだよ。5マナから更にマナ加速する意味は薄いのでマナソースとしては全く使いたくないが、どんな色でも使える汎用火力としては一応選択の余地あり。少なくとも「炎放ちの車輪」よりもデッキに入れたい気はする。
Obelisk of Urd ウルドのオベリスク (6) R アーティファクト 召集 〜が戦場に出るに際し、クリーチャータイプを1つ選ぶ。 あなたのコントロールする選ばれたタイプのクリーチャーは、+2/+2の修正を受ける。 ウルドってのはやっぱりスクルドとベルダンディのおねーちゃんのことだよなぁ。なんで突然北欧神話の女神がサポートしにきてくれたのかはよく分からないが、とにかく、似たようなタイプのクリーチャーが集まって女神わっしょいすると、一気にパワーアップ出来るという素敵な記念碑。その効果はなんと「共同の功績(ONS)」の2倍。多少重たいが、どうせ並べるデッキならば召集が使えるのでコストも案外問題にはならない。問題があるとしたら、はたして現在の環境でクリーチャータイプは何を宣言すれば良いのか、というところである。個人的に一番現実味がありそうな気がするのは、青単信心で「エレメンタル」って宣言するパターン。まぁ「マーフォーク」でもいいけど。いっそ「神」って宣言するのは夢があっていいかもしれない。最後に一花咲かせたいスリヴァーデッキのあだ花か?
0マナなのでやっぱり「危険なアーティファクト」の1枚。後世で「メムナイト」が出たけど、やっぱり0マナアーティファクトっていうとこいつの印象。あと「若返りの泉(10ED)」。今回のフレーバーはコンスピラシーでお馴染みフィオーラ次元のもののようだ。これ何枚出してもムッツィオさんとのシナジーは無いんだけどな。
Perilous Vault 危険な櫃 (4) M アーティファクト (5)(T)、〜を追放する:全ての土地でないパーマネントを追放する。 もう、名前の通りのカード。危険。イラストとフレーバーを見る限り、これはどう見てもゼンディカー世界の「面晶体」である。あれってこんな危なっかしいもんだったのかよ。装備して「わー、めっちゃ強ーい」とか言ってる場合じゃなかった。とにかく、やっていることは在りし日の「ネビ板」以上。コストはかかるがそこまで非現実的な値ではないし、起動タイミングだけを見れば最近そこそこ使われている「無慈悲な追い立て(GTC)」や「次元の浄化」より1ターン早い。コントロールデッキならば十分選択肢になるだろう。
「Phyrexian Revoker/ファイレクシアの破棄者(MBS)」 R ほぼ同じ能力の「真髄の針(RTR)」は基本セットへの再録実績もあるカード。そして、その針がこの秋で環境を去るということで、代打としてミラディン原産のこのカードが抜擢されたのだろう。とりあえずプレインズウォーカー嫌いの人はどうぞ。
Profane Memento 不敬な遺品 (1) U アーティファクト クリーチャー・カードがいずれかの領域から対戦相手の墓地に置かれるたび、あなたは1点のライフを得る。 趣味の悪いオーパーツみたいな遺品。天使も頭蓋骨の形は同じなんやな。そりゃそうか。もっとたくさん天使の骨格標本が見たい人は、「死の風(AVR)」とか「殺戮の波(AVR)」といったアヴァシン環境の黒除去のイラストでちょこちょこ見ることが出来ます。さておき、そんな遺品は「魂の網(7ED)」に似たライフゲイン装置。不敬なものなので相手クリーチャーにしか反応しなくなってしまったが、代わりにどの領域から墓地に行ってもカウントしてくれるようになった。つまり、手札破壊で捨てさせてもOK、さらにライブラリから直接削ってもOK。仮にクリーチャー盛りだくさんのデッキならば60枚中30枚以上がクリーチャーだったりもするので、ライブラリ破壊デッキがこれをぶっ込めば、ゴールまでに20〜30点くらいライフが稼げるかもしれないのだ。そう思えば1マナのアーティファクトとしては悪くない回復量である。フィナックスさんがたくさんのライフをくれる世界とか、すごく優しい(俺にとっては)。
Rogue’s Gloves ならず者の手袋 (2) U アーティファクト・装備品 装備しているクリーチャーがいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いても良い。 装備(2) ついに出た、装備品版の「好奇心(ISD)」。大きな効果なのでもう少しコストが厳しくなるかと思っていたのだが、設置コストも装備コストも割と良心的。これでパワー1のフライヤーでも充分存在意義が生まれるし、過去のカササギクリーチャーたちの活躍を振り返れば、充分にゲームを左右できるカードである。今回は白、青、黒がフライヤー、赤と黒は威嚇持ちをコモンに有しているし、青は「アンフィンの抜け道魔道士」というおあつらえ向きのクリーチャーまで。緑は……「帰化」かな。
Sacred Armory 聖なる武器庫 (2) U アーティファクト (2):対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。 この世界における「武器庫」という存在がいまいち分からぬ。「イロアスの武器庫(JOU)」は装備品だったのに、これは常在型の支援装置だ。どれだけの物品を持ち出せるかっていう違いなのかな。効果としてはささやかなものであるが、恒常的に使えるのは悪くない。これ1枚を置いておくだけで、一方的に負けるはずだった試合を引き分けに持ち込めることはかなり多くなる。実際使おうとすると起動コストは案外邪魔なものだが、相手からしたら、「起動された不利になる」というだけで戦闘に関わりたくないものだ。案外スルーしてくれる可能性が高いので、単に抑止力として置いとくだけでも仕事をしてくれるのだ。中盤以降は様々な戦闘に関与できるようになるし、回避能力持ちと合わせて一気に蹴りをつけることも可能。悪くない選択肢だが、2枚以上並べる意味が全くないのが悩みの種。複数枚引いても入れるかどうか、ってところだな。
Scuttling Doom Engine 小走り破滅エンジン (6) R アーティファクトクリーチャー・構築物 6/6 〜はパワー2以下のクリーチャーによってはブロックされない。 〜が死亡した時、〜は対象の対戦相手に6点のダメージを与える。 小走り! 破滅! エンジン! その愉快な名前で話題をかっさらった新世紀のアーティファクトファッティ。多分、世界中どこを探しても「小走り」という単語と「破滅」という単語が並んだのはこれが初だろう。日本語の妙味を楽しむことが出来る良いカードである。個人的にカード名というとローウィンの想起エレメンタルサイクルのやっつけ感が好きだった。「無し生み(MOR)」とか「落とし悶え(LRW)」とか。全くイメージできねぇよ。さておき、そんな小走り君だが、単なるデカブツである。一応ブロック制限はあるものの、逆ならまだしもパワー3以上に止められるのだから、割と相打ちにはなりやすい。しかし、チャンプブロックを牽制して相打ちに持ち込むのもこいつの手管。何しろ殺されたらそれはそれでOKなのだから。初期ライフの1/3をもぎ取る6点火力は、「もうさっさと死んでええわ」と言われる程度には魅力的である。そりゃ小走りにもなるわ。さっさと「爆片破」でぶっ飛ばして11点本体でいいんじゃないかな。次回、M16に「疾走破滅エンジン」や「抱腹絶倒破滅エンジン」が収録されることにご期待下さい。
Shield of the Avatar 化身の盾 (1) R アーティファクト・装備品 いずれかの発生源が装備したクリーチャーにダメージを与えるとき、そのダメージをX点軽減する。Xは、あなたのコントロールするクリーチャーの数である。 装備(2) 堅実すぎて面白くない装備品。装備しているクリーチャー自身がいるので最低でも「ウルザの鎧(8ED)」くらいの防御力は持っているし、これを入れるってことはそういうデッキってことだろう。2〜3点軽減でも、普通の試合ならば「ダメージでは破壊されない」とほぼ同義になってしまう。一切攻める能力ではないのでやっぱり使いたくはないのだが、使われるとほんとウザい。呪禁につけたときの絶望感。
Soul of New Phyrexia 新たなるファイレクシアの魂 (6) M アーティファクトクリーチャー・アバター 6/6 トランプル (5):あなたのコントロールするパーマネントは、ターン終了時まで破壊不能を得る。 (5)、あなたの墓地にある〜を追放する:あなたのコントロールするパーマネントは、ターン終了時まで破壊不能を得る。 なんと、5色サイクルどころかアーティファクトにまでサイクルが。そして、当然アーティファクトを司る次元といえばミラディン………………というのは過去の名前、現在はそう、ニューファイレクシアである。あの次元の法務官バトルは一応ノーンさん優位で片がついたらしく、このカードの外見もノーン軍団(磁器軍)風。多分ミラディン名物であるダークスティールを練り込んでいるのだろう、ちょっと本気出しただけで全然壊れない。もうホントに壊れない。この秋からはこのカードが色に関係無くご利用頂けます。
「Staff of the Sun Magus/太陽の大魔術師の杖(M14)」 U 「Staff of the Mind Magus/精神の大魔術師の杖(M14)」 「Staff of the Death Magus/死の大魔術師の杖(M14)」 「Staff of the Flame Magus/炎の大魔術師の杖(M14)」 「Staff of the Wild Magus/野生の大魔術師の杖(M14)」 場所塞ぎ。
The Chain Veil 鎖のヴェール (4) M 伝説のアーティファクト あなたの終了ステップの開始時に、あなたがプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動していなかった場合、2点のライフを失う。 (4)(T):あなたがコントロールする各プレインズウォーカーにつき、あなたはその忠誠度能力を、このターンまだ起動されていないかのように1度起動しても良い。 ついに現れた、プレインズウォーカー(以下、長いのでPW)補助専用のカード。その正体は、あのガラクをダラクさせてしまったリリアナさんの例のヴェール。これのせいで、ガラクさんはすっかり別な意味でのプレデターに目覚めてしまったという、はた迷惑な伝説のアーティファクトである。能力は至ってシンプル。普段なら1度しか使えないはずのPW能力を1ターンに2回使えるようになる。ただ、やはりPWってのはヤバいカードタイプなので、制作時にも細心の注意が払われている(神ジェイス除く)。そのバランスを壊してしまう危険性があるカードなのだから、こちらだってきわめて慎重で優秀な調整スタッフが色々と調整をしまくった。まず、おいとくだけで呪われてライフルーズ。そりゃこれを出すデッキなんだからPWが居る前提でデッキは組むだろうが、だからといって必ずしも場に残っているとはかぎらない。世の中には「英雄の破滅」も「払拭の光」も溢れているのだ。そんなに簡単に生存できたら苦労しない。ここがまずハードルの1。そして、無事ヴェールをまとうPWを雇えたとしても、起動には4マナが必要。そもそもPWの能力ってのは「設置した後は毎ターン自動的に起動」という部分が強いのであって、倍加させるのにマナがかかるとなると結構大変。4マナ払ってカード1枚使ってキオーラのプラス能力を起動したいか、って話である。そして、そこまでやってもせいぜい1ターン分の恩恵が得られるだけなので、ペイを見込むとしたら同時に多数のPWを展開したいところ。さぁ、そこまで盤面を維持しながらこのアーティファクトをデッキに入れる余裕があるかどうか。もちろん、はまればそりゃ強い。忠誠度が2つずつ溜まっていく予定なんてなかなか無いわけだし、今回アジャニさんが他人の忠誠を増やす役割を果たすので、彼も組み合わせれば夢で終わっていた色んなPWの最大奥義が一気に現実ラインまで。狙っちゃう? ヴェールまとっちゃう? 管理は自己責任でお願いしますね。
「Tormod’s Crypt/トーモッドの墓所(M13)」 U 1年のブランクを空けて帰ってきた墓地対策カード。シンプルながらもこれ1枚がサイドにあるだけで色々メタれる。そういやついに「不死の霊薬(M14)」が基本セットから漏れることになったな。くっくっく、削れるぜぇ、超削れるぜぇ。……削る手段が「精神刻み」しかないですって?
Tyrant’s Machine 暴君の機械 (2) C アーティファクト (4)(T):対象のクリーチャーをタップする。 クソ重いタッパー。アーティファクトでタップする装置、しかもコモンなのだからこれくらいの起動コストでもしょうがない気はするが、ちょっとデッキに入れたいと思いにくいレベルになってしまっているのは残念。アンコモンでいいんだから「首吊り罠(SHM)」再録とか出来なかったものか。まー、タッパーはゲームを壊す、っていうのが最近の基本理念みたいだしなぁ。今回はアーティファクトを置いておくだけで意味のあるカードが青と赤のコモンに与えられているので、そのサポートと割り切ってもいいかもしれない。
Will-Forged Golem 心鍛のゴーレム (6) C アーティファクトクリーチャー・ゴーレム 4/4 召集 イメージとしては親和で活躍した「マイアの処罰者(MRD)」的なクリーチャー。4/4のゴーレムという部分は同じだが、コスト軽減策が異なっている。どんな色でも使えるそれなりのファッティということで、リミテッドなら割とニーズのある枠。実質4マナくらいで呼べるのなら、クリーチャーを寝かして多少テンポロスしたとしても、それなりにペイするのではなかろうか。色んな連中がよってたかってゴーレムを組み立てるイメージになっていることがフレーバーから分かるのが面白い。……でも「ゴブリンのドカーン物取扱者」とかにこれの製造は任せたくないけどな。
「Battlefield Forge/戦場の鍛冶場(10ED)」 R 「Caves of Koilos/コイロスの洞窟(10ED)」 「Llanowar Wastes/ラノワールの荒原(10ED)」 「Yavimaya Coast/ヤヴィマヤの沿岸(10ED)」 環境を左右する力を持つカードタイプといえば、やはり土地。昨年M10ランドが退場した時には衝撃が大きかったが、次の環境変化ではいよいよギルドランド10種がスタンダードを去り、残される多色土地は占術ランドのみになる。この状況で基本セットに何も入らないはずがないとは思っていたが、意外や意外、対抗色ダメランが5年ぶりの帰還。そのカード名には懐かしのドミナリアの地名が多数使われており、「次元大乱交」となったこのセットに更なる彩りを加えている。しれっと出てきてるけど、コイロスの洞窟ってMagicの始まりの場所ともいえる大事な場所だからな。対抗色だけってことは、次のタルキールで友好色分は補完出来るってことになる。さぁ、新たな時代の多色状況はどうなる?
「Darksteel Citadel/ダークスティールの城塞(DKS)」 U なんと、形はどうあれスタンダードで禁止カードにまでなった危険な1枚がここに再録。やっぱりどう考えても次の世界はアーティファクト環境? って思ったけど、一応モダンでは使えるらしいので、供給量を増やすための再録って可能性もある。それか、次の環境はめっちゃ土地が割れるってのはどう?
「Evolving Wilds/進化する未開地(M13)」 C 「広漠なる変幻地(M11)」と入れ替わり立ち替わり再録が続く。まー、結局これが一番無難なコモンのフェッチなんだろうなぁ。
Radiant Fountain 光輝の泉 C 土地 〜が戦場に出たとき、あなたは2点のライフを得る。 (T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。 2点のライフというのは、意外に侮れないリソースである。たとえば赤単のスライやバーンが1ターンでも早く2点のライフを削るためにどれだけ努力しているかを考えれば、ただ土地を置くだけで2点もらえるってのは結構なご褒美だ。しかし、色マナソースというのはそれと同様に、いや、それ以上に侮れないリソースである。Magicをやっていて色事故を起こしたことの無い人間など存在しない。そして、1度でもあの恐怖を味わってしまうと、極力無色マナソースというものは入れたくないものである。さぁ、この絶妙なせめぎ合いをなんと見る。「変わり谷」がいる間はこれ以上の無色マナソースを検討する余地はなかろうが、ヤツが落ちてその後も単色環境が作れるならワンチャンス。ニクソスに負けるな。
Sliver Hive スリヴァーの巣 R 土地 (T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。 (T):あなたのマナ・プールに、好きな色のマナを1つ加える。このマナはスリヴァー呪文を唱えるためにのみ使用出来る。 (5)(T):1/1で無色の、スリヴァー・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。この能力は、あなたがスリヴァーをコントロールしているときにのみ起動出来る。 スリヴァーの、スリヴァーによる、スリヴァーのための土地。どこを取ってもスリヴァーだし、何をするにもスリヴァーだ。スリヴァーファンなら女房を質に入れてでも手に入れるべき土地。何しろ、スリヴァーデッキならデメリットは1つもない。そして与えられる2つのメリットが土地の領分を越えている。これだけのスペシャルサービスがあれば、スリヴァードリームが一瞬花開く可能性も?! ただ1つ気になるのは、イラストに描かれてるスリヴァーがどう見ても旧世代の造形であるってこと。まぁ、シャンダラー以外のスリヴァーはまだこういう形なのかもしれない。多分、ドミナリアなんじゃないかな。
「Urborg, Tomb of Yawgmoth/ヨーグモスの墳墓、アーボーグ(PLC)」 R 意外な帰還という意味ではこれが一番驚きかもしれない。なんとあのヨーグモスさんのお墓が、時のらせんの土地サイクルから1枚だけ独立しての再録。置いとくだけで土地が真っ黒になる伝説の土地は、黒スキーの皆さんには何かと助かる1枚です。まぁ、私は当時何となくこれを置いたら「マイアー・ボア(PLC)」にめっちゃ渡られたっていう嫌な思い出しか残ってないんですけどね。 PR |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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