最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」 6 これやで。そう、これがぼっち、これがコミュ障。どこぞの似非ぼっち気取りラノベとは違う、純然たる孤独。ぼっちというのは空気が読めなくて孤立するのではない。空気を読みすぎて、考えすぎた結果ぼっちになるのである。他人はぼっちを嫌ったりしない。単に、気にしないだけである。嫌われ者になった時点で、そいつはぼっち失格である。もこっち、可愛いじゃない! 原作は1巻だけ既読。話題になったときに買って読んだのだが、嫌いじゃないがそこまで追いかけるような内容でもないかと思い(読んでるとじわじわテンションが下がってくるのが辛いというのもあるが)、それ以降は読んでいない。おかげで1話の内容ぐらいは知っているわけだが、その先にどのような展開があるのか知らないので、「これ、1クールも続くのかよ」と軽く絶望する結果に(まぁ、多分原作も大したドラマの進展はないだろうけど)。これだけ沈み続ける展開を毎週やられるのはすげぇキツイよなぁ。いや、観るけどね。 製作SILVER LINK、監督大沼心の堂々たる制作陣。大沼さんの画作りが好きなのは再三書いてきたことだが、この作品もその例に漏れない。いや、正直作中の演出方向なんかは割と丸い部類で、シチュエーションも読みやすいし大沼心の入門作品としても扱いやすいディレクションになっている。その中にちょいちょいエッジの効いた表現が混ざっており、謎の書き文字「ドタドタ」走りや荒々しい線画による魂の咆吼など、ともするとずるずる低い方へ流れ続けてしまいそうな作品の空気を、ポイントを絞って捻ることで30分の尺を作り出している。やっぱりこの辺りの緩急は見事である。テーマ性を意識した遊び心に富むギミックは、ネットスラングなどのメタネタを多数転がしたこの作品にしっくりくるものになっているだろう。次回予告が何故かFrogman風なのが無闇に笑った。 そしてなんと言っても、もこっちが想像以上に可愛い! 原作絵がアニメ用にいくらかリファインされているのも理由だろうが、ちっちゃくてもそもそした動きが小動物っぽくて愛嬌があるし,なんと言っても中の人の功績が非常に大きい。この作品のほとんどの部分はもこっちの1人しゃべり、妄想だけで展開されていくのでたった1人のキャラにかかるウェイトが凄まじく重いのだが、それを受けきって見事に魅力に昇華したのは、橘田いずみの手柄であろう。普段のローなテンションをベースにしながら、荒ぶるときのギャップは気持ちいいし、いざリアルで声を出したときの蚊の鳴くような声が恐ろしく可愛いので困る。「サヨナラ……」のとことか、凄かった。是非とももこっちを橘田ヒストリーの大々的な1ページとして誇れるものにしてほしい。もこっちの残念さが際だっているのに加え、中の人の別方向への残念さを思い出すとなんか2乗に面白い。まぁ、中の人はある意味でこの上ないリア充ではありますけども。これまで明確な代表役が少なかっただけに、この衝撃は本当に大きいですよ。今期はレインボーダッシュとコレが同時に楽しめる、いず様ファンにはたまらないシーズンになりそうです。 かてて加えて、今作で驚いたのはオープニングである。こちらも「流石の大沼心」という映像の振り切り方に加え、「何故この作品でその曲にしようとした!」と思い切りすぎたデスなテイストが笑える。しかも歌唱担当が鈴木このみで、ファルセットを交えたサビでの飛ばし方が尋常じゃなく上手い。やっぱすげぇ子だ。まぁ、最後のアニメタイトルそのまんま言うトコはどうかと思ったけど。そこまで含めてのネタやね。対照的にエンディングはいず様歌唱で淡々と進むキャラソンなのだが、これもきっちりキャラが守られていて楽しい。合間に入るコーラス部分で本気のいず様が顔を出すのも嬉しいし。いやぁ、もう今作のキャッチコピーは「これが橘田いずみだ」とかでいい気がしてきた。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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