最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
学園祭イベント3発目。そして、当然これが私の今年のメインイベントとなっております。これさえ見られれば正直1年のうち364日無くてもいいというくらいの重大事。昨年に続いて、また生でご本尊が拝めるありがたい参拝の日なのです。 開催は同志社大学アニメーション・ヴォイス同好会。昨年同時期のイベントも非常に質が良く、充実したイベントを作ってくれる団体だったので、今年も期待いっぱいであった。強いて難点をあげるなら、箱が大きい(立派なホールでやる)ので学祭イベントにしてはキャストさんとの距離が離れてしまうことなのだが、……何を隠そう、今回私は最前列。思いも届くこの距離で、ゆっくりじっくり堪能出来るってわけだ。いいところに運を使い切った。同日に郵送されてきた京アニのイベントチケット(今月末)の座席番号がどう考えても絶望的に後ろなことなど、一切気になりませんわ。最前列だったおかげで2人の躍動感も5割増し。特に御前の方は相変わらず動きが大きく、大して短くもないのに、ワンピースの下の方がちらちらドキドキな感じにまで。伊藤静と言えば足。これが鉄板であるね。プロレス好きらしい見事な動きでございました。
さて、伊藤静については、先日の立命館のイベントの記事で多少なりとも描かせてもらった。そして、我が心の本尊・大原さやかについても、大体昨年のイベントの時に描いているので、前振りは大して書くことがない。具体的に今回のイベントの中身についての感想を書いていこう。 まぁね、凄かったね。まごう事なき神イベントでした。学祭イベントでここまでのクオリティが実現出来たのは素晴らしい。本当に同志社のサークルさんは見事な手並みである。わざわざお呼びしたキャストの人に最大限の努力でもってイベントを作って応えようという気力が充ち満ちている。イベント中に司会の人が連呼していた言葉を引用するなら、「丹精込めて」だ。もう、今回のキーワードは「丹精込めて」だ。2時間近くある割と長尺のイベントながら、そりゃもうあっという間。やっぱりこの2人が動くとエネルギーが桁違いだ。何しろサービス精神の固まりであり、本当にイベント映えする「動く愛嬌」伊藤静と、圧倒的な舞台勘と天性の気配り、進行能力を持つ「ラジオの女王」大原さやかのコンビ。この2人の絡みというのは実はあまり聞く機会が無いのだが、折に触れて耳にするのはその相性の良さである。まぁ、2人とも「のんだくれ声優」という致命的な部分が共通しており、通底するサバサバしたメンタリティのおかげで非常に相性が良い。 普通のイベントならば「どちらかが回し、どちらかが受ける」という形になるものだが(実際、先日のナバと御前のイベントでは明らかに御前の方が「回し」でナバは横綱相撲的な「受け」を担当していた)、このイベントの場合はどちらも「回し」。2人の力が両輪となり、イベントのテンションはひたすら前へ前へと転がっていく。このノンストップ女子トークの切れ味たるや。今回は、サークルさんが選出した司会の人は微妙であった。いや、正直に言えばあまり上手い子ではなかった。どうもテンポが悪く、イベントの空気がいちいちぶつ切りになってしまうようなもどかしさがあり、開始直後からオーディエンスもはらはらしっぱなしだった。しかし、そこを綺麗に埋め合わせ、更にネタにまで昇華させて武器とするのがパーソナリティ芸である。「そういう扱い方をすべき」と判断した両名の攻めの絡みにより、あっという間に司会はネタキャラ化し、客席の熱を上げながら最後まで繋ぐことが出来たのである。序盤に、舞台の空気をぐいぐいと引っ張ってあっという間に空気を作ってしまう段取りの見事さには、本当に舌を巻いた。 具体的なイベントの内容についても、今回この2人に適した良い配分。冒頭は対決コーナーであり、2人ともあまり普段披露しない絵を描かされたり、クイズに答えたりといったお約束の内容。ゲームコーナーが一言台詞コーナーと合併されていたり、お約束ながらもまとまった進行は終始盛り上がっていた。まぁ、何しろお絵かきバトル第1戦からして「日本地図」ですからね。ちゃんと分かっている人が作ったプログラムである。今回はさほど地雷を踏まずに済んだが、お絵かき3問目の「互いの似顔絵」は2人とも意外に特徴を捉えていて、笑いより先に感心が来てしまった。いわゆる画伯声優のような絵心が無くても、意外にこういうイベントは面白いものである。2本目の神経衰弱勝負からの一言台詞は、「あの台詞」のオンパレードで場を賑わせる。ランダムに台詞が入っていたので、「あのキャラの台詞をこっちが言うのか」というシャッフルな感じもなかなか良かった。 下手なイベントだったらこの対決イベントだけで終わってもおかしくないところだが、ここから更にあと2つ。1つ目は「飲み語り」のタイトル通りのフリートークコーナー。今回選ばれたお題は1つ目が「声優になったきっかけ」というお約束のもので、2本目が「将来の自分について」。1本目についてはファンならば当然知っているような話ではあったが、改めて2人のオリジンに迫るとともに、綺麗に2本目のお題に繋がった。笑い抜きで真面目に業界での姿勢について語り合う2人の姿を生で見られたのは非常にレアな体験で、2人とも「生涯現役でありたい」という目標でトークが締めくくられた。本当に、ファンからしたらだた1つ望む言葉が聞けて感極まる。こういう時の大原さやかは、本当に真面目な人柄が良く分かるし、御前についても、キャラ云々を抜きにして、この仕事、アニメという媒体が好きなのだなぁ、というのが伝わって来て嬉しくなってしまう。個人的にはこの辺が1つ目の山場。 もう、フリートークのコーナーを設けてくれただけでも「運営gj!」と満足してしまったところなのだが、当然最後に待ち受けるのはアフレココーナー。こちらは短い台詞などではなく、きちんと書き下ろされた短編台本を読む形になっており、脚本も手慣れていてびっくりするような出来映え。今回のアフレコイベントの音源をCDにすれば商品としてニーズがあるレベルのものであった。1本目は割と分かりやすいショートストーリーで、御前扮する酔っぱらいOLを、終電の車掌であるさぁやがたしなめるというもの。2人ともホームグラウンドとなる配役であっという間に役に溶け込み、コメディタッチのシナリオに見事な命を吹き込む。やっぱり朗読関係の仕事を見られるっていうのは良いもので、1つ1つの息づかいに加えて、その時の表情や仕草までが全て見られる。呆れ声の時には腰に手を当ててポーズを取っているし、けたたましく笑うときには全身で大きく笑う。「これがアフレコ現場なんだなぁ」というのが見え隠れするだけでもファンは垂涎ものである。 そして、クライマックスは2本目の台本でやってきた。配役は、大原さやか扮する京都ご当地魔法少女「マジカル舞☆妓」VS御前扮する悪の手先のロボ少女である。もうね、始める前から御前が煽る煽る。既に伝説となった「変身縦笛少女マジカルさぁや」をご存じか。大原さやかに魔法少女という禁断の組み合わせが、まさかいっぱいの観客の前で実現することになるとは。鴨川等間隔殺法などの見事な必殺技を繰り出し、新たな歴史を刻んだ大原・魔法少女ヒストリーは間違いなく伝説となった。実を言うと「さぁやの萌えボイス」の原点は「マジカルさぁや」ではない。その少し前、「ぽぽらじ」で、あの「荒鷲」こと浅野真澄に煽られて必死にやらされた「きゅぴっ♥」な謎キャラがそもそもの始まり。あのとき、荒鷲先生が「さやさやが産卵中の海亀みたいな顔してるwww」と笑いものにしていたのがやたら印象に残っていたのだが、今回改めてそんな歴史を振り返ってみると、確かに魔法少女のために奮戦しているさぁやの拳は、常に硬く握られてぷるぷるしていたのであった。いやはやお見事! マジカル舞☆妓もお見事だが、実はその敵キャラである御前のロボ子も良いキャラをしていたりする。怒号絶叫で攻めるスタイルは、ただでさえ動きの大きい静節を更に際だたせ、体力勝負のアフレコ芸の真髄を見せてくれているようであった。あー、ほんとに今回の映像、どこかで買えないもんかなー、音源だけでもいいんだけどなー。 あっという間の二時間弱。ファンからしたらこれ以上のものはないという至福の一時でありました。改めて書いておくと、声優・伊藤静は本当に素敵なエンタテイナーであり、エネルギーに溢れる見事な役者である。そして、声優・大原さやかは、今も昔も我が心の深奥にあり続ける、唯一にして絶対のものである。これからも、2人の未来に幸大からんことを。そして、私もその声を聞き続けられますように。 追伸・「大原さやかは首筋が弱い」メモしときな! ずっと御前に狙われてて大変だったわ! もっとやれ! PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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