最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
圧倒的親子鷹ならぬ親子龍回、第83話。前もどっかで書いたかもしれないけど、私、幼少のみぎりは紫龍派だったんですよ。友達と「聖闘士星矢ごっこ」なんてやるときは昇龍覇ばっかり撃ってましたね。でも、うまいもんで聖闘士星矢って割と子供からの人気はばらけてた気がする。紫龍は恰好いいし、星矢は主人公、一輝は子供目線でもチートだったし、氷河は技モーションがおもろい(重要)。瞬を担当すると何となく長いものが振り回せる(重要)。 さて、ドラゴン親子の本編に入る前に、まずは前回の振り返りから。線画で荒々しく描かれた一輝とアイガイオンの消失が確認され、旧友たちはみなそれぞれに涙する。全員反応は同じようにも見えるが、容赦無く突っ込みどころが紛れ込んでいるあたりが今作の油断出来ないところだ。 昴「冷たいんだな、フェニックスが死んだんだぞ!」 氷河「それがどうした」(正論)「聖闘士が(っていうか一輝が)戦いで死ぬなど、珍しいことではあるまい」(事実) いや、氷河もちゃんと熱い涙を流してましたけどね。そして貴鬼の一言。「彼は、また、我らのために命を……」いや、「また」って。まぁ、作中の仲間達も視聴者と似たような感覚を持っててもおかしくないですからね。そして、各所で熱い弔辞をもらう一輝に対し、アイガイオンさんについては割とクールなパラス勢。前回言わなかったからホッとしてたのに、ガリアさんがあっさりと「四天王の中では一番の小物」って言っちゃったし。言っちゃったし! 一応、「人間などという脆弱なものに興味を示してる時点で」っていう注釈はついてたけどさ。「ガリア、お前も興味持ってたんじゃないの?」との問いに、「いや、面白がってただけだし、別に好きじゃないし」と、なんか2chのスレとかに感想を見に行ったらぼろくそに叩かれてた時に慌ててるファンみたいな反応をするガリア。こうしてみると、四天王の中で一番駄目なのって彼女なんじゃなかろうか。アイガイオンさんは知性キャラをアピールするのには失敗したが、最後まで「あのお方」の正体を漏らさずに散っていく侠気を見せたし、正面から堂々と聖闘士の相手をしてくれたという意味では、非常に正しい「1番目の強敵」ではあった。タイタンさんは無二の忠誠を持つ正統派ボスキャラだし、ハイペリオンさんもアイガイオンの死について辛そうな顔を見せたり、いざとなればパラスをも斬るという猛々しさがある。ガリアさんって、今のところ他人を馬鹿にすることと、変態を各地から集めてくるスカウトの才能しかみせてない。せっかくの紅一点なのになぁ。 さて、そんなこんなで、上層部はいまいち頼りないパラス軍から繰り出されてきたのは、これまでずっと陰に潜んでいた2級パラサイトのレアさん。初登場回がロック忍者お披露目回だったせいで変な印象があった彼だが、今回はドラゴン親子の相手という栄誉を授かり、堂々の単騎出陣。その右手には神話の槍ゲイボルグを宿しているらしく、ゲイボルグ、エクスカリバー、そしてサーバントと、ちょっとした聖杯戦争の趣。これまでのように「パラス様から賜った武器」ではなく、具現化していない「武器の概念」で挑んでくる敵キャラというのは初めてのことである。真っ向勝負の良い試合になるのかと思われたのだが、今回は久しぶりの大暴れとなる紫龍が圧倒的すぎて、なんだか2級の中でも割と残念な噛ませポジションに落ち着いてしまった。いや、仕方ない。紫龍のためだから我慢してくれ。 たった2人の道行きを進んでいたドヴェルグルートの親子。父子の共闘が見られるのかと思ったのだが、そこは冒頭の2人昇龍覇だけに留まり、レアさんの要望もあって、基本は1対1の対決。紫龍の次の役割がオープニングに出ているアテナ・エクスクラメーションなのだとすると、親子で手を取り合って戦う機会が無いかもしれないのは不安である。どこかで一回やって欲しいんだけどね。今回はとりあえず、紫龍が龍峰を鍛えるためのプログラムとして組んだミッションであり、老師の伝える「ユズリハの心」とやらを体現したもの。なるほど、老師のあの声で諭されると何でも説得力があるように聞こえるし、紫龍を前にして一切動くことなく修行を重ねていた童虎の態度を考えると、含蓄もある。童虎は若かりし頃のおちゃらけキャラからよくもまぁあんな年寄りになれたもんだ、とたまに思う。そして、そんないい師匠に巡り会った紫龍は、親として、師としても大きく大きく成長している。 考えてみると、レジェンド組の中で一番変化があるのって紫龍なのではなかろうか。星矢は要職についたので多少なりとも落ち着きはでたが、Ω1期のことを思い出すと、やっぱりちょっと無鉄砲なところはある。一輝は最初から上から目線のチートなので変化は無いし、瞬も大人びたところがあったので特に落ち着いた感じはない。氷河に至っては、あのスカした感じは既に子供っぽいとすら言える。そんな中で、当時は俺様恰好いい要素もあったドラゴン紫龍は、今回すっかり指導者としての目線を持つようになっていた。やはり1人だけ子持ちになったからこその父性なのだろうか。敵と対峙しても常に「武人として」という高説を振りかざし、息子の成長のためならば命をも賭けるという姿勢を明確にした。こうあってこその、「2世もの」のレジェンドである。まぁ、元々五老峰一派って「受け継ぐものたち」のお話ではあるから、次の世代への橋渡しっていうのはすごく相性の良いファクターではあるのだけどね。光牙と星矢の関係なんかが未だにはっきりしないところがあるので、今回の親子水入らずの対話はこれまでたまっていたものがすっきり片付いた感があって気持ちよかった。 バトルの方は、レアさんが伝家の宝刀(槍)ゲイボルグと人形を使い、紫龍はエクスカリバーでそれに対抗するという形。珍しく徒手空拳での打ち合いが多い戦闘シーンで、ちゃんとエクスカリバーに見せ場を作り、アイガイオンのクロノテクターが無惨に壊されてがっかりしていた山羊座の人々も多少は溜飲が下がる。そして、ゲイボルグの一突きを手の甲で止めるという恐ろしい判断が出来る紫龍がすごい。いや、そこは盾を使えばいいのに。でまぁ、流石にワンサイドゲームだと実入りがないので、最終的には紫龍が一芝居打ち、双子座対決に引き続いてまたも観客者席で見ていただけの龍峰がボコボコにされるという展開。今回、やたら龍峰の身長が小さく描かれていたような気がするのだが(元々メンバーの中では小さい方なのかな?)、まさに「赤子の手を捻るように」レアにはやられっぱなし。いつまでたっても青銅は弱者扱いだが、考えてみりゃ2級って黄金相当の実力っていうのがデフォルトだからね。そりゃ苦戦はする。でも、そこから窮地に追い込まれればちゃんと復活は出来るわけで、一子相伝のキャストオフ芸から、謎のパワー・Ωの覚醒へと至る。龍峰が脱いだ瞬間にレアさんが「何故脱ぐ!」と叫んでいたのが本当の爆笑ポイント。レアさん、出番は寂しかったけど、「何故脱ぐ!」とか「親馬鹿か!」とか、視聴者の言いたいことを全部ストレートに言ってくれたので凄く良い奴だった。ちなみに、「Ω」は以前明かされた通りに「仲間達との絆」を繋ぐことで生まれるパワー。セブンセンシズに続いて、今回も龍峰が覚醒第1号となったわけだが、老師・紫龍・龍峰・玄武と並んだチーム五老峰の勇姿を見れば、「繋がり」を大事にするパワーの目覚めが龍峰からスタートするというのは納得出来るセッティングである。 結局、2人だけという数のビハインドはものともせず、最後を「黄金の昇龍覇」という大技で決めた紫龍たちは進軍に成功した(まぁ、最大の技って言ってた割に百龍覇じゃなかったのは残念だったが)。ただ、そんな順調な道行きにも暗雲が立ちこめており、それがタイタンさんをして「お前は気に入らない」と言われてしまった相変わらずの立ち回り、エウロパさんの仕込んだ「無限回廊」だ。とりあえず、現時点では紫龍たちの「ドヴェルグの道」ははずれルート。更に光牙たちの「アルフヘイム」も駄目とのこと。すると正解は残りの2本のうちどちらか、ということになる……のかな? なんか今回の言い方だと4本とも駄目って感じに聞こえたけどね。最終的には決戦の場には(少なくともブロンズ勢は)全員集合するだろうから、どこかでちゃぶ台ひっくり返して合流することになるのだろうけども。そして、そんなトラップを打ち破るキーとなりそうなのが、黄金聖闘士たちが持つ次元をもぶち壊すパワーってことだ。相変わらずのオープニングネタバレで分かってはいたが、ラストで登場したのは「異次元に飛ばされた」はずのパラドクスさんである。お早いご帰還。せっかく紫龍たち親子がいるのに駆けつけてこず、彼女が狙うのはインテグラさんらしい。次週はまさかのアテナ襲撃からの姉妹対決になるようだ。黄金だらけのステージに単身乗り込むパラ様すげぇ。 PR |
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