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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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2月7日 ドラフト模様(BNGTHS×2)

ピック順 【Thraxi】→【Mei】→【Metallica】→【Serra】→【Alessi】→【Sangriter】→

 

 良い子のみんな! 年に3度のお楽しみ、新環境だよ! まぁ、第2エキスパンションって一番変化が乏しいからあんまりインパクトないんだけども。しかも今回のセットは、あんまり前評判も高くない地味なセット。昨年の同時期がセット総入れ替えのギルド門侵犯だったので、その差は歴然。一体どうなることかと思ったが……やっぱり1/3パック変わるだけでもけっこう手応えは変わってくるもの。流石に慣れて幾分惰性で引いていた見慣れた面々も、2パック目、3パック目で出会えると懐かしの我が家に帰ってきたような味わいがあります。試合はまだまだ始まったばかり。今後、この新しい世界はどんな展開を見せてくれるのでしょうか。

 




 

    AL SE TH SA ME MT

AL  ー  ×  ×  ○  ◎  ×  2ー3 4

SE  ◎  ー  ×  ×  ◎  ×  2ー3 3

TH  ◎  ○  ー  ◎  ◎  ○  5ー0 1

SA  ×  ○  ×  ー  ◎  ×  2ー3 5

ME  ×  ×  ×  ×  ー  ×  0ー5 6 ●

MT  ○  ◎  ×  ○  ◎  ー  4ー1 2

 

 

1位 【Thraxi】 緑青黒 <荒ぶる波濤、キオーラ ケンタウルスの戦上手 タッサの二又槍

 やぁ、大人げないおじさんだよ。開けたパックからポロリこぼれたプレインズウォーカー。「こいつ、リミテッドでどないやねん」と思いながらも、今後2度とお目にかかれない可能性だってあるわけで、当然キープしてがっつり決め撃ちのシミックカラー。今回は緑ユーザーが4人という酷い状態だが、ある程度はそれに耐えられるプールになっており、最初からキオーラ前提で動いていたのでそこまでキツいピックでもなかった。「キオーラ前提」ってのは、ただでさえ脆そうなカードなので、なるべく序盤の防壁を厚くして、「削り切れるほどの速度は求めないまでも、相手に押し負けない最低限の人員を確保する」ということ。幸いこのカラーリングだとキオーラで盤面を固めた後の「彼方の工作員」×2がかなり有力な選択肢。あげく3パック目では「タッサの二又槍」まで出現し、ダメージ帳消しと攻撃強制というレア2枚がナチュラルコンボ。結局キオーラゲーというよりは圧倒的に槍ゲーになりましたとさ。おかげで新しいシステムなんて何一つ……あ、蛇で4ライフはけっこう強かった。あと全軍呪禁とか。

 

 

2位 【Metallica】 黒青 <トロモクラティス 前兆語り 死者の神、エレボス

 変なイカからピックをはじめたデッキだが、下馬評では黒の攻め方が分からないということもあり、1パック目で黒は完全に避けられる形に。そこをうまい具合に掴みとり、「窒息死」や「オドゥノスの黒樫」などをキープ。実際、独占している割には厳しいプールではあるのだが、全員が避けたおかげで非常に危険なカードである「悪意に満ちた蘇りし者」が9引きとかいうヌルゲー展開。以降のパックでも除去などのコントロールよりも「蒸気の精」「苛まれし英雄」と押し込むためのパーツを中心に集め、出来上がったのはなかなかのビート体制。新規カードでは「牙海岸のセイレーン」が「まぁ、普通に4/4なら強い」という活躍を見せたし、「ゴルゴンの首」も前のめりデッキのペースダウン防止、そして地上の防壁に一役買った。前のめりの青黒ならではの「エレボスの加護」の使い方がおしゃれである。価値が低くなったとはいえ、「灰色商人」が6引きでゆっくり引けるとかいうのはやっぱりありがたいし、「難破船の歌い手」に至っては10引き。2色のセッティングがうまくはまるとこういう見返りがあるのが良いね。上下と1色はかぶっても、出来ればギルド選択だけは卓内で1人だけを狙いたいもんだ。

 

 

3位 【Serra】 赤黒 <炉焚きのドラゴン モーギスの狂信者 迷宮の勇者

 こちらはドラゴンスタートの赤決め。1パック目は実は赤も無視された色で、流れ方は黒よりもヤバいレベル。ただ、惜しむらくはこの1パック目の赤は強さが目立ちすぎたために、そのまま独占とはいかなかったというところだろうか。これで普通ならばテーロスに入って赤がトーンダウンしてガッカリするところだが、今回は幸い「死呻き」祭り。1人で3枚かき集め、一応「クラグマの戦呼び」も1枚キープ。1パック目では自然に「クラグマの解体者」を中心としたミノタウルスを引く形になっていたので、牛の数だけならかなりのものだ。まぁ、牛の数に意味を持たせるカードが「クラグマ」しかないからあんまり意味は無いのだが。ぶっちゃけ、「統率の取れた突撃」や「難題への挑戦」といった先制攻撃付与が多めに取れたし、「攻撃の元型」でのトランプル付与も狙えたなら牛よりも「一つ目峠のサイクロプス」の方が面白かったかもしれん。

 

 

4位 【Alessi】 青緑 <撤回のらせん 豚の呪い 加護のサテュロス

 「撤回のらせん」を2枚引いた時点で「今日は(波濤砕きの)トリトンや」という不可解な天啓を得たらしい。その結果、2パック目以降では「蒸気の精」よりも波濤砕きを優先するというピックになったという。実際、1パック目は「フィーリーズ団の精鋭兵」や「スフィンクスの信奉者」といったやや遅めで受け傾向のカードを引いているのだから、この選択は特に間違ったものではない。「豚の呪い」も引けたので、序盤をとにかく「波濤砕き」とバウンスで押さえ込み、中盤以降に「地平の識者」「先見のキマイラ」などで押し返すデッキメイクは出来ただろう。惜しむらくは、この世界は受けより攻めの方が強い、という絶対支配律には抗いきれないというところだけである。やっぱり攻めの線が細いとやりにくいわなぁ。

 

 

5位 【Sangriter】 白緑 <ニクス生まれのトリトン ヘリオッドの選抜 天馬の乗り手>

 相変わらずコモンピックからスタートかよー、と思ったが、剥いたパックから出てきたレアがことごとく土地ではやる気も起きない。挙げ句2パック目は歴史に名を残しそうなほどショボいパックを開封して脅威の1引きを披露するなど、なかなか新世界のお祭り騒ぎってわけにもいかなかった。それでも、新ギミックである神啓持ちである「神に寵愛された将軍」を「バネ葉の太鼓」や「乗騎ペガサス」で回すトークンぽこぽこ戦略はそれなりに結実していたし、レアなど無くても世界は「天馬の乗り手」に「希望の幻霊」で何とかなってしまうのである。あげくこの世界は狼トークンが2枚ついてきたりしますしね。あのオーラはグルグル使い回したい筆頭だな。

 

 

6位 【Mei】 白赤緑 <圧倒的な波 マグマの噴流 燃えさし呑み

 前回のテーロス環境最終戦はあわやパーフェクトという成績で優勝したものの、こちらは見事な10連敗でマッチ一つ取らずの完敗。どこまで初物に弱いのだ。そういやテーロス開始時も弱かった……つまり学習能力はあるけど想像力に乏しく、新しいカードがうまく使えないってことなんだろうか? 過去の戦績を見ても、環境序盤は割とエンジンがかからない展開が多い気がする。今後のこの世界で目覚めるのはいつのことになるのか。今回辛かった理由は割と分かりやすく、他の人間が手探りながらも依って立つところを見つけているのに対し、ここのピックだけが、あっちへフラフラこっちへフラフラ、どうにもデッキが固まらない。色を広げることにばかり執心しているため、1パック目3引きでまさかの土地ピック。更に2パック目も3引き「森の女人像」や、「ケイラメトラの好意」「乳白色の一角獣」と、マナ基盤整備に多くの手数を費やした3色デッキなので当然デッキパワーは落ちるに決まっている。緑が上3人にむしられてしんどいことにもう少し早く気づければ、白赤にまとめる、もしくは緑をタッチにとどめるくらいの判断は出来たかもしれないのだが。もしくは、ここまでマナソースに手を染めたのなら、いっそ吹っ切れて色を広げまくるってのも面白かったかも。どっちつかずの全敗スタート、どこで日の出を迎えるものやら。

 

 

今回のピック表

 

 【Thraxi】(緑青黒)→【Mei】(白赤緑)→【Metallica】(黒青)

                        

 【Sangriter】(白緑)←【Alessi】(青緑)←【Serra】(赤黒)

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