最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
金も無いのに、夏の魔物が私にポチらせた。まー、経済的に余裕が出来たら買うって決めてたんだけどさ。結局、発売から1月経たずに辛抱たまらずに購入することに。しょうがないじゃん、Amazonレビュー見ても大好評だしさ。そりゃわざわざ買う人間が不満を言うとも思えないけども。
そんなわけで、暫くぶりのシンフォギアワールドを体感するためのBD視聴。いや、一人でカラオケ行けばほぼ確実にシンフォギアソングは歌うので歌自体は日常の中にあるのだが、やっぱりこのキャスト、この雰囲気。改めてシンフォギアという作品がどれだけ恵まれているのかを再認識するのに充分なクオリティ。これは文句無しやで。もう、本当に「すげぇ」「やべぇ」の一言に尽きる。ライブDVDって大好きだけど、これだけスパッとまとまった内容で、ここまでの熱量を持ったソフトもなかなか無いんと違うかな。買って後悔しませんから。悩んでる人は是非購入を(ステマのふりしたモロマ)。 細かい内容については、ライブレポートも含めてよっぽど詳しいページがたくさんあるので詳しくは書かないが、一応簡単に紹介しておくと大きく1部2部の構成に分かれている。本編3時間の収録時間で前半1時間がバラエティパート、後半がライブパート。セットリストはAmazonとか参照。残念ながら当日会場であったらしい調と切歌によるワーニングメッセージ(前説)は収録されていなかったが、冒頭の「不死鳥のフランメ」からしていきなりボルテージマックス。そこから賑々しい10人もの出演者が一気に登場し、和気藹々としたバラエティで1時間。杉田の何とも微妙なスタンスが笑えるようないたたまれないような。コイツ、脇でMCに回すのには向いてねぇな。本人も前に出すぎないように遠慮してるのが分かるので、喜久子お姉ちゃんの言葉を借りるなら「スギちゃんも大きくなったわねぇ」っていう感じがする。バラエティパートの見どころは意外にも水樹いじりだったりする。巷で話題の土下座するあおちゃんとか、あと土下座する杉田とか……なんや、土下座されてばっかりやな。ギア奏者メンバーの中では水樹がそこそこ歳の離れたポジションだから、下手したら妙な遠慮が生まれそうなところなんだけども、このチームに関してはそんな心配も無用なのがよいところである。 そして、一番のセールスポイントであるライブパート。今作の凄まじいところは、水樹奈々という現代声優界の不動のセンターを使いながらも、きちんとそれに対抗出来るだけのメンバーを揃えてしまっているというところ。どうしたって、普通の「アニメライブイベント」に水樹奈々が参加してしまえば、そこには歴然たるキャリアの差が生じるために、1人だけ浮いてしまうような状況が発生してしまう。そりゃね、声優ってのは別に歌うのが本職ではないわけで、お世辞にも上手いとは言えないキャストだってたくさんいるだろう。そんな中で水樹奈々がガチで歌ってしまうと、嫌味にすらなってしまう恐れがある。しかし、そんな危険をはらんだ状態でも、シンフォギアなら大丈夫。具体的には「不死鳥のフランメ」で渡り合った日笠、そして高音域の伸びで正面から技術で渡り合う彩陽の2名は、数少ない「水樹奈々に真っ向からぶつけられる声優シンガー」なのである。水樹・日笠・彩陽という3枚看板が並び立ち、それぞれの世界観をぶつけ合うというだけで、奇跡のような舞台なのだ。 もちろん、それ以外の面子が劣っているなどということは決して無い。上に上げた3人が声の張りでもって主線を成すとするなら、声質の面で一線を画し、調音の役割を果たすのが南條愛乃である。彼女の声はやや細いので「ぶつける」のには向かないのだが、その分他のキャストが持っていない表情を持ち、コーラスなどでの地盤を支えられる。当然、こちらもライブ勘の強さは大きな武器だ。これに天性の芯の強さを持つ無敵のかやのんボイス、アーティストとしても活動を続ける「実は歌ってもお美しい」で有名な井口がサポートに回る。「座長」を務めるあおちゃんの役割は後述。 で、こんなメンバーが一堂に会して歌うライブが盛り上がらないわけがない。トップを飾るのは、「歌姫」高垣彩陽。私が必要以上に彩陽を贔屓しているのは事実であるが、この映像を見たらそれもやむなしということを理解してもらえるだろう。完璧な歌唱、完璧なパフォーマンス、熱の籠もった彼女の一挙手一投足を見逃せない。Sphereの一員としての彩陽や、1人のアーティストとしての彩陽も当然素晴らしいパフォーマーだが、「雪音クリスのキャスト」としての彩陽もまた別格の味わいである。「ばぁーん♥」で改めて打ち抜かれるがいい。 2番手はぴかしゃ。トークで絡む時間がないので毎度お馴染みぴかしゃ節を披露するチャンスがほとんど無かったのは残念だが、この舞台でのぴかしゃは「みんなのアイドルぴかしゃ」ではなくて「歌姫日笠陽子」である。マリアの楽曲はどれもこれも彼女の声のボリュームを体感するのにぴったりのスケールのものばかり。「Dark Oblivion」を巧みに歌い上げる彼女の凛々しさはまた格別。「ちょっとプロンプター見る機会が多いんじゃないですかね」とか茶化してはいけない。そりゃあれだけの英語歌詞は流石に覚えられんだろ。 3番手は調・切歌コンビ。実をいうと、シンフォギア2期で私が一番お気に入りだった楽曲は「シュルシャガナ」と「イガリマ」のコンビ、つまり「Edge Works of Goddess ZABABA」である。2つの楽曲の重なりが本当に気持ちよくて、未だにヘビーローテーションしている。このライブでは、ついに念願の生ZABABAである。もう、それだけでも感涙もの。イメージカラーであるピンクと緑の調和が実に美しく、ステージ演出も2人の呼吸もばっちり。ソロの歌唱についても、調と切歌という個性豊かなキャラが前面に出ていて本当によく出来た世界観だと思う。あと、かやのんがこういう衣装でこういう元気な曲を歌ってくれるライブシーンっていうのも特別感があって良いよね。元気に跳ね回るとお胸がぽよんぽよんします。この色気はどうしたらいいんでしょうね。 続いて登場するのが、今回はゲストキャラっぽい趣の井口。未来ちゃんはなかなかギア奏者の中に混ざりにくくて孤立してるイメージがあるのだけど、曲者の楽曲である「シェンショウジン」はそうした未来の独特の立ち位置を逆に利用した形の面白い演出。問答無用でアゲていく他の曲と違い、「全力で呪い殺す」方向。これ、ライブで熱量を維持したまま歌いきるのって相当難しいと思うのだが、ゆかちはそれが出来るんだよな。神獣鏡って既にぶっ壊れたはずなんだけど、3期では未来に変身からの出番があるのでしょうか。 そしていよいよ座長の登場である。上の説明でわざわざ後回しにしたのは、「やはり悠木碧は最強だ」ということをここで力説したいからです。他のパフォーマーももちろん素晴らしい。歌が上手すぎるパフォーマーだらけの中で、誤解を恐れずに書いてしまえば、あおちゃんの歌はそこまで高水準な完成度にはなっていないはずである。決して下手ではないが、歌い手としてのスキルはまだまだ発展途上だ。しかし、「こまけぇこたぁいいんだよ!」の精神が、あおちゃんのシャウトには籠められている。このライブで最も盛り上がったのは、確実にこのあおちゃんのソロパートだった。2曲あることが分かっているのにペース配分すら一切考えない全力全開、「最短で真っ直ぐに一直線」のあおちゃんの歌は、まさに絶唱。命を削る歌である。もう、その熱意が眩しくて眩しくて。こんなに一生懸命で、こんなにファンのことを考えてショーを作ってくれるパフォーマーは他にいません。やっぱり、どこまで行ってもあおちゃんはあおちゃん。この10分足らずの彼女のステージを見るだけでも、このディスクには価値があります。世界中のあおちゃんファンは漏れなく見てほしい。それくらいに、彼女の魅力が詰まっております。もう、涙腺ボロボロです。師匠との「英雄故事」での見事な抜きっぷりも、ギャップの激しさでメロメロになること請け合いですよ。 で、ここまでのステージをやられちゃったら、この後に登場する人間は何したらええねん、って話になるはずなのだけど、まー、それが出来ちゃうのが水樹奈々ってやつでね。彩陽で始まり、水樹で締めるというこの構成。もう、その間に何をやられても、頭と尻は完璧にまとまることが分かってるからこその無茶が出来るってもんですよ。やっぱり水樹奈々ってすげぇな。「口からCD音源」ってのはよく言う表現だが、彩陽とこの人に限っては「口からCD以上」だもんな。 最後はキャスト全員(早退した井口を除く)で「始まりのバベル」と「虹色のフリューゲル」で締め。この人数での合唱がこのクオリティで聴けるのは多分シンフォギアライブだけ。これ、3期で新キャラ出すとして、今の声優業界に誰が残ってるだろう……。 やっぱりライブは良いね。それがBDでもちゃんと熱が伝わってくればなおのこと良い。なにはともあれシンフォギア最高! PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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