最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
月並みな言葉だが、やっぱり「いい最終回だったね」としか言えない第7話。見終わった後に、しばらくぽかんとしてしまった。これでエンドカードに「次回もみるがよい」って書かれてなかったら、本当に終わったのかと思ってしまうところでしたがな。なんであんな構成にしたのかね。 今回は、見るべきポイントを絞るのが難しい。まず、作画・演出方面については各所で話題が出ているが、いささか不安な仕上がりになってきているのが顕著である。そして次回は放送延期。マジで大丈夫か、シャフトよ。しかし、そんな状況でも「シャフト流」と言ってしまえばある程度成立しそうなのが恐ろしいところで、今回の省エネ作画も、「そういう演出です」と言われれば下手したら納得してしまいそう。全ての出来事が雷雨の夜のことなので画面はじっとりと明度が低い状態を維持し、暁の心情やニナの心情を考えると、あまりメリハリをつけずに重々しい状態で進行するのは納得出来る。暁がグラサンと話をしているシーンは天井裏ダクトから見たような構図でしばらく止め画が続くのだが、それだってお得意の舞台演劇を意識した突飛なカメラ位置だと言われれば何となくそんな気がしてくる。つまり、ゆーほど気にならない。委員長が由紀にしなだれかかるシーンとニナが半裸で颯爽と飛び出すシーンは短いながらも艶めかしく描画されており、そこさえクリア出来れば個人的にはOKといってしまってもいい。 とはいっても、今回は明らかに時間が足りてない。化物語じゃないが「赤齣」「黒齣」が多く、それを入れる場所にしたって不自然極まりない。カットどうしが無意味な無地コマ、無意味な目のアップでブツブツと寸断されてしまい、バトルメインのシーンですら爽快感はない。これが逐一動かない真下耕一作品だったら納得もいくのだが、この作品はそういう方向性で見せるものではなかったろう。顕現したニナの姿も、このブツブツ構成のおかげでいまいち見応えがなく、最後に暁と抱き合うシーンもなんだか尻すぼみ。一番大事なシーンなのだから、ここはもう少し頑張って欲しかったものだが。 まぁ、そんなシャフト事情はおいておくとして、ストーリーの方である。グラサンの口を借りて、ニナがバンドを建設した根本的な動機が判明する。この「陰に潜むものが表に出る手段」としてのバンドの存在はなかなか説得力があり、後にニナ自身も「人がいねば生きられぬヴァンパイアの旅の途中の止まり木のような物」と自らの計画を明かしてみせた。総理の孫の誘拐にしても、こうした「秘やかな」目的を考えれば必要悪と捉えられる部分であり、なるほど、ニナの魅力を損なうものではない。ただ、それならそうと、きちんと口で説明してくれた方が分かりやすかったのだが。先週は何故か暁に対して冷たい態度を取っており、そのせいで今回のような無駄な騒動を引き起こしてしまったのだ。彼が昔の約束を忘れたことに腹を立てていたのかもしれないが、そんな私情で事を荒立てられては、「為政者としての責務」は果たせていないことになってしまう。「テロメア」と呼ばれる反乱組織の目的についてもちぐはぐな部分があって、「姫を尊重したい」という絶対的血の制約と、それをも上回る奇妙な出世欲(表に出たいという願望)の折り合いがなかなかつかないようだ。テロメアは今のところその上層部が何を考えて動いているのか分からない部分があり、そのあたりがすっきりしない要因になってるんだろう。 なんやかやと問題は少なくないのだが、今回はとにかく頑張った最終回ってことでいいか。由紀が朗読する奇妙な童話とのリンクは落としどころとして悪くなかったしね。そして、中の人が頑張ってる。これまでも存分にその威光を発揮してくれたあおちゃんだが、今回、テロリスト相手に啖呵を切るニナは実に高貴で、威厳に溢れていた。そして、「レイプの後に男どもにしばらくお預けをくらって辛抱たまらない女子高生」というどうしようもなくエロ過ぎる委員長を演じた伊藤静。御前は、あらゆる意味でエロい。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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