最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「城下町のダンデライオン」 4→5 意外に退屈しませんでした。ちゃんとシリーズラストで選挙の結果が出ると思ってなかったので、この収束性にも割と満足感はある。 1話目時点では、「設定がわけわかんねぇし、あんまりキャラ立ちそうもないし、パッとしないかなぁ」と思っていたのだが、どうもそういう見方は見当はずれだったようで、別に設定は訳の分からないままでも構わない作品だった。「町中の一軒家に王家の大家族が!」という意味のわからなさ、どう見ても日本にしか見えない国なのに王制を敷いている謎の社会体制、そして年端もいかぬ子供たちを全員巻き込んでの国民人気投票。「何故?」を突き詰めるとぶっ壊れてしまいそうな世界観なのだが、「そこに大きな意味はありませんので、考えても無駄です」ということは割とすぐに理解出来るようになっている。あとは、「何となく国民に見られてる特殊能力持ちの家族にスポットを当てたホームコメディ」という何一つ分からない展開を適当に楽しんでいけばいいのである。 そうして、「こまけぇことはいいんだよ」が確認出来れば、そこから先の「何となく兄弟劇」はまっとうな仕上がり。キャラもそれなりに可愛く描けているので、いわゆる「日常もの」の路線としては外れていない。最初に「変なやつだな」と思った茜のキャラも理解出来るようになるし、家族間には一切ギスギスしたところがなく、純粋に「家族愛」のみで構成されているのでストレスも一切かからない。何となくふわっとアニメがみたい、という現代アニメに間違いなく存在しているであろう一定のニーズにはちゃんと応えられている。 あとは、「キャラ立ちが弱い」という第一印象さえ覆れば大丈夫。最初に「なんだこれ」と首を傾げた特殊能力設定が、あまり強すぎず、何となくレベルでキャラを識別するのに役立っており、9人もの大家族であるにも関わらず、それなりに印象づけはしやすい。(ほぼ)全員が「選挙に勝って王様になるんだ」という大目標についても前向きで、バラバラの性格、バラバラのライフスタイルだがまとまった視点も維持出来ている。「大家族で、なおかつ家族全員に共通目的がある」というとパッと思い出したのが「BROTHERS CONFLICT」なのだが(それもどうかと思うが)、あっちはあくまでも「中心に女の子が1人」必要だったのに対し、こちらの作品は本当に「今日は高校生パート」「今日は小学生のお話」という風に、独立したエピソードの構成が可能なのでバリエーションも豊富。各々の「王についての夢」もキャラ立てに一役かっており、「国民を思う優しさ」と「家族を思う優しさ」の2面からほっこりさせてくれる。最初は馬鹿にしていた設定だが、こうしてみると案外上手い設定だったのかも。 まぁ、どこまでいっても「何となく日常もの」なので劇的な感動が巻き起こるなんてことも無いし、意図的に「ほわっとユルめ」の作りになっているのでダラダラしているという見方も出来るのだが、このくらい賑やかなお話だったら充分なんじゃなかろうか。幸い、今回のプロダクションアイムズは作画で大崩れすることがなく、無難な仕上げでシリーズをまっとうすることが出来た。大きなプラスはないが、「それなりの原作を、それなりに」という悪くないアニメ化だったはず。 中の人については、私の最近のお気に入り、カッターこと松井恵理子が1人8役という無茶をやらされており、きっちり仕事をこなしていたので嬉しかった。色んなカッターが見られて楽しい。そして、我が家では放送時間が「監獄学園」→「これ」→「デュラララ」という謎の花澤三連戦の流れだったため、花さんと杏里の間に茜様を挟んでおかないと気圧の変化に耐えきれないっていう。いや、茜を挟んだから耐えきれるもんでもないが。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|