最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「血界戦線」 6→6 今回の件で俺が得るべき教訓はたった1つだ。「流石にこんだけ空くなら忘れる前に番組感想は書いておけ」。うん、1クール空けて最終回だけって、やっぱり無理があるな。「To LOVEる」も先に書いちゃったのは、こういう事態を避けるためだったんだ。つまり、GOD EATERさんはもう……。 正直、ちゃんとシリーズ物の流れで、正しい時期にこの最終回が流れてればもう1点点数が上がったと思う。ブランクのせいで記憶が薄れ(折悪しくBDRがクラッシュしたせいで見直すことも出来ず)、新番チェックにばかり追われて最終回を見ることすら遅れてしまった。それもこれも全て、三ヶ月という空白の期間が悪い。間が空いて最終回を流しても一切インパクトが薄れなかったまどマギってやっぱり化け物だったのは間違いない。アニメ制作者の皆さん、頑張ってスケジュール通りに納品出来る体制を整えてくださいね。 閑話休題。やっぱりとても良い作品だった。最終回だけを見てもそれを思い出すことは出来る。とにかく賑やかで、とにかく破天荒。バラエティの豊かさを表す表現として「幕の内弁当のような」っていう形容があるが、この作品はそんなんじゃ収まらないだろう。質の良い居酒屋のメニューが全部一気に頼めるような、そんな賑やかさがある。もちろん、中にはあんまり好きじゃなかったり、食い合わせの悪いメニューもあるにはあるのだが、そんな些事を吹き飛ばすようにして、これでもかと予想外のものが飛び出してくる。この世界を作りあげた原作時点でも大したものだが、それを完璧な形で映像に落とし込んだスタッフ一同も素晴らしい仕事ぶり。ヘルサレムズロッドの風景全てが、このアニメのセールスポイントである。松本理恵は「京騒戯画」に引き続いて見事にオリジナリティ溢れる映像作品を繰りだしてくれたことで、世間的にも評価はかなり固まったのではなかろうか。次に彼女がどんな世界を描き出してくれるのか、期待は高まるばかりである(出来れば、その時にはスケジュールをばっちり確保した万全の体制で!)。 世界観の描出だけでもお腹いっぱいだが、そこで繰り広げられるネタの数々も本当に美味しいし、けれん味たっぷりの演出方針も馬鹿馬鹿しく盛り上がれる「分かりやすいアニメの美」。ごちゃごちゃした世界観なのでともすると「訳分からん!」と匙を投げられそうなものだが、そんな不安に対して「こまけぇことはいいんだよ!」というメッセージを作品全体が投げかけてくれる。何と気の利いた作品作りだろうか。楽しむポイントさえ分かってしまえば、あとは毎週毎週手を変え品を変え飛び出してくる「レオと愉快な仲間達」を楽しむだけ。これ、いっそのことドラえもんとかちびまる子ちゃんみたいな日常作品として延々続いてもいいくらいだ(クリエイターが過労で死ぬだろうが)。たとえスケジュールに無理が出ようとも、やりたいことを全部やるという目的は充分に果たされた作品だったんじゃなかろうか。是非もう一度最初から見返したい作品である。 そして、何と言っても中の人。今作の立役者はもちろんレオの中の人、坂口大助。彼が「いつも通りの大ちゃん」だったからこそ、この世界はファンキーな遊園地であり続けた。いつまでも若々しくて素晴らしいなぁ。相方を務めるのは、クライマックスでは文字通りの一人舞台を演じた釘宮理恵。こちらは「京騒戯画」とも違う絶妙な二役でもって、役者釘宮ここにありという存在感を見せつけた。万屋コンビは本当に芸達者である。他にも力ちゃんとかカズ中井あたりの「格好良い声出してるけどネタとしても活きる」バランスなど、ライブラは本当に濃すぎる面子がたまらない配置。濃い世界には濃い声が必要ですわな。あと音響面だとテーマソングも話題性がありましたなぁ。エンディングの愉快な映像、あれも今作を盛り上げる大きな要因になってた気がする。「同じ阿呆なら踊らにゃ」ってやつですわ。「世界中を驚かせてしまう」って、本当にしっくり来て良いフレーズだった。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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