最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜」 6 3年の時を経て作られた第2期。一応直前まで再放送をしていたのだが、そっちは見ていないのでこの空気を感じるのも実に久し振り。前期も実に丁寧な作りで一気にこの作品の知名度を上げたわけだが、さて、2期も同じような製作姿勢で来るのだろうか。 野球漫画としての骨子が安定している作品なのは当然のことなのだが、この作品の場合、試合に至るまでの諸々が実に濃密である。今回、桐青戦が終わったところから物語は始まるわけだが、いきなりスタートが「呂佳にいじられる利央」から始まり、そこから「マネジに頼みに来るチア」→「サッカーやって昼飯食ってる三橋達」→「呂佳と和己の対話」という構成で、野球らしいシーンはほとんど登場しない。特に一番尺を取ったのが呂佳と和己の対話シーンで、このシーンの徹底した「原作主義」が恐ろしいまでの「普通さ」を生み出しているのがすさまじい。 普通、アニメの脚本は「原作そのまま」というわけにはいかない。どうしたって声に出せば不自然な台詞ってのは出てくるし、アニメのシナリオを構成する上で、絶対に不必要な描写や、逆に足りていない描写があるからだ。しかし、水島監督は、原作の台詞をほとんど切らず、変えず、そのままの描写を再現することに最大の労力を費やしている。ファミレスでの野郎2人の会話なんてわざわざ克明に描く必要もなさそうだし、描いても地味な部分なのに、これが「この作品」に不可欠であることが分かっているために、極力ノイズをいれないように作り上げている。このことが、アニメーションとして見ると多少異質に映る。なんだか妙な「生っぽさ」が漂うのである。この感じ、最近じゃなかなか味わえないものです。ラノベとか少年漫画原作じゃなくて、ある程度尺にゆとりがあって自由に出来るアフタヌーンコミックスが原作だからこその作品作りだろう。 そして、そうした固くて地味な部分以外でも堅実さは光っている。前作から秀逸だった「アニメ的な見栄えよりも野球らしさを優先した描写」は、今回なら回想シーンの花井のレーザービームのシーンで確認出来る。また、ナイン全員が集まっている画面では、中心となる会話以外でもきちんと他のメンバーが独自に動いているなど、細かいところまで行き届いた描写が魅力だ。ほんと、水島監督はかっちりやろうとするとどこまでもかっちりやる人です。 改めて見ると、キャラクターが多い分だけキャストもぎっちぎち。そりゃ腐女子人気も出るラインナップだよなぁ。あぁ、崎玉戦の花井の心境とか考えると、今から胃がキリキリします。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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