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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月22日 ドラフト模様(OGW×2 BFZ

ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Sangriter】→【Mei】→【Sea-chicken】→

 

 新環境!!! これまでは年に3度のお楽しみだったわけだが、今後は年に4度のお楽しみだ。なお、そのためにこの環境はわずか2ヶ月ちょいしかないので注意が必要だ。

 さぁ、話題沸騰のゲートウォッチ環境でございますが……まぁ、カオスカオス。未だかつて、これほどまでに何をしていいのか分からない世界があっただろうか。「無色マナって出せるの?」「どのタイミングで土地引いたらいいの?」「環境って早いの? 遅いの?」「同盟者って強いの?」「怒濤って使えるの?」「支援能力は集めたらいいの?」「どの色から渡りつけたらいいの?」「3パック目に接続ってどうやるの?」「とりあえずどのカードが一番強いのか教えろやぁ!!」 などなど。もう、色々とてさぐれない。開封した14枚を見て、ただぼんやりと立ち尽くすしかない辛さといったら。ここからが真の地獄だ……。

 なお、今回はこんな地獄をよりによって5人でやらなきゃいけないという更なる地獄。いや、6人いたらさらに見るカードの量が増えて辛かった気もするけども。こんなもん、くじ引きやんけ! ただ、くじ引きと違うのは「どのクジが当たりかわかんねぇ」ことなんだけどな!

 




    SE TH SA ME CH

SE  ー  ×  ○  ×  ×  1ー3 4

TH  ◎  ー  ◎  ○  ○  4ー0 1 ○

SA  ×  ×  ー  ×  ×  0ー4 5

ME  ○  ×  ○  ー  ○  3ー1 2

CH  ◎  ×  ○  ×  ー  2ー2 3

 

 

1位 【Thraxi】 赤白 <エルドラージのミミック 炎呼び、チャンドラ 空中生成エルドラージ>

 初物に強いぜ! よし! ここでこの環境の必勝法を伝授しよう。1,全員が訳の分からない環境に呆然として決め撃ち気味になります。2.その中でたまたま他人と被らない色に決め打ちます。3.たまたま色の合う鬼レアを開封します。以上だ! 簡単だな! さておき、とりあえず今回の「決め撃ち」は、「無色マナに一切触らない」。幸いプレリである程度無色マナには触れたので、今回はそれ以外に行こうと思ったわけだ(ただでさえ無色マナ関係は話題になってたし、見た目に分かりやすく強いから競争率高そうだし)。無色マナに触らないとなると、パッと見で使えるのは「支援」「同盟者」「怒濤」だが、この中で早めに決め打って試したいのは正体の分からない「怒濤」だった。そのために、実は個人的にかなり点数高めと見ていた「巨岩投下」を2引きし、他人が赤の怒濤に行く手がかりを早めに摘み取る。立て続けに軽くて優秀な火力である「現実の流出」も2枚回収し、他人が赤に行きにくい雰囲気なのもいい感じ。サブカラーは当然青を見たかったのだが、流れが悪かった上に「孤立領域」が一周してくるという分かりやすすぎる状況。ここで白にスイッチして、後は軽めのビートを意識して集めるだけ。改めて見ると2パック目で「ザダの猛士」10引きなんかが邪悪すぎるよな。3パック目の収支が少なくてカットに手を費やしたりしているが、流石に独占色は強い。「ザダの猛士」×2「現実の流出」×2「ゴブリンの自在駆け」×2「巨岩投下」×2というトイツ軍団が抜群の安定感を誇った他、このカラーリングでクリーチャーを集めると自然に同盟者ばかりになり、「ザダの猛士」「アクームの炎探し」といった盟友能力もクルクルまわる。「岩屋の装備役」は装備品が「骨の鋸」と「甲殻の外套」だけだった割にはそこそこ稼げたし、挙げ句の果てに「チャンドラ」まで。そりゃま、強かったです。ゼンディカー環境では先週書いた土地破壊妄想のせいでほとんど白をやっていなかったので、今回はいい切り替えになりましたよ。

 

 

2位 【Mei】 白緑青 <鑽火の輝き 森の代言者 血統絶やしのワーム>

 2位のアーキタイプは「白緑支援」。小回りの効く「戮力協心」×2をメインに「草原の滑空獣」「探検の猛禽」「救援隊長」に「ジョラーガの援軍」と、しっかり盤面を固めながら堅実な展開が可能。私が使っていたわけではないのであくまで印象だが、支援デッキの強みはクリーチャーの質そのもので勝負せずともよい部分にある気がする。例えば3マナ1/4警戒の「アーファの守護者」や2マナ1/3飛行の「マキンディの飛空士」など、他のデッキならば大した点数にならないカードも、その上にカウンターを乗せてゲームを引っ張るカードとしてみれば充分有望。さらに、環境は単体除去が強くなっているとはいえ、あくまでも1対1交換を確約するだけのものであり、それらが「そこまで質の高くないクリーチャー」と相打ちするなら相対的に得を取っているとも言える。「探検の猛禽」「鞍背ラガーク」は187クリーチャーなので場に出てしまえばその後は別に気にならないし、「少しの得」を盤面のクリーチャーという形で降り積もらせていけば、堅実に勝ちを拾えるデッキデザインになるのかも。まぁ、今回は「次元の激高」っていう大雑把すぎる勝ち手段があったので参考記録ではあるのだが……。それにしても、1引き「血統絶やしのワーム」がこの世界の崩壊を如実に表しているよな……。まぁ、俺も1引きカットだしな……。この「2パック目まで」→「3パック目」っていう接続がきれいにできるようになって初めて、この世界の真の姿が見えるのかもしれない。

 

 

3位 【Sea-chicken】 緑青 <タジュールの道守 タジュールの道守 末裔の呼び出し>

 上位2人が無色マナ使わない組だったため、ようやくここからがエルドラージ陣営になる。この世界の緒戦は、史実通りに人間軍の勝利で終わったわけだ。さて、こちらのデッキはエルドラージの中でも割とデカブツを優先した、いわゆる「ランプ」的デザイン。といっても前環境に比べればサイズは特大というわけではなく、マナカーブのゴールは「コジレックの先駆者」×2や「タジュールの道守」×2が務めており、割と普通の世界のファッティとかわらない。緑と青の組み合わせは前の世界でも何をしていいのかよく分からないコンビネーションだったが、今回は幸か不幸か「虚空を継ぐもの」という分かりやすい強カードが2枚も集まったが故のシミックカラー。後は「面晶体の這行器」や「末裔の呼び出し」あたりから何となくマナを加速してデカブツに繋ぐだけ。今回は青にバウンスが全く無い状態であり、緑は元々「異常な攻撃性」が減ったために除去が無くなってしまった色。「次元の歪曲」という無色除去が1枚確保出来たが、基本的に相手の盤面には触れない。そこでこのデッキは「圧倒的な否定」などのカウンターも交えて中盤戦をやりくりしている。除去をうまく「虚空を継ぐもの」でかわすことが出来れば決してサイズ負けはしないのだから、デカブツ戦術としてはこれで間違っていない気もする。あとはゼンディカー産のよりでかいサイズの連中とどうやって付き合っていくかだが……。

 

 

4位 【Serra】 黒緑 <無情な処罰 空の探索者 カラストリアの癒し手>

 こちらは「無情な処罰」という爆弾カードからの黒。黒は今回2人だが、もう1人の黒はかなりはっきりとエルドラージに寄せたものになっており、自然に残った同盟者寄りのカードはこちらに渡されることになる。ただ、緑と組んでいる関係上、あまり同盟者側のカードは有効利用出来ず、欠色カードの奪い合い、無色マナの奪い合いという共倒れに近い形になってしまった。いや、でも5人卓で3人が無色マナを欲しがるくらいは適正な人数だとは思うんだけども。結局、そこまで無色マナにがっつり肩入れするほどのマナ基盤は敷きにくかったため、欠色そこそこ、同盟者ギミックもちょこちょこ、そこに緑の支援も何となく絡める、といった感じのぼんやりした緑黒。別にぼんやりしているのは悪いことではないだろう。いや、正確には「まだいいか悪いか分からない」んだけども。固めたところでどれくらい強いデッキが保証されるかしらんしな。「今できる緑黒」の精一杯のところがこのあたりだ。一応今作のカードプールからすると緑黒は引き続き生け贄戦略のサポートということになっているとは思うのだが、前環境ほど露骨にその辺が見えなくなってしまっているのでゴールは見つけにくい。ただ、例えば昇華者がいなくなったために「淘汰ドローン」の価値が相対的に下がったり、「目無しの見張り」の不在で「骨の粉砕」が使いにくくなったりと、既存のカードにも点数修正は容赦無く訪れる。このあたりのチューンを誰が真っ先に完了させることになることやらなぁ。

 

 

5位 【Sangriter】 青黒 <竜巻の種父 忘却の一撃 ズーラポートの殺し屋>

 今回一番強そうだったのと同時に、一番弱そうだったデッキ。まぁ、結果だけを見れば「弱かった」が正解なのだが、この完成形を見て、未だに「強いか弱いか」は計りにくい。まず、強い要素を挙げてみよう。なんといっても「目潰しドローン」が全部ここに集まったことだ。私がプレリで大変お世話になって爆ageしておいた「目潰しドローン」は、やはりドラフトにおいても神であり、タップ能力はもちろんのこと、その1/3のナイスバディが序盤の戦闘結果を大きく左右する。これに加え、このデッキには「忘却の一撃」という万能除去も2枚搭載されている。どう見ても長期戦用のデッキになるわけだが、そこは「精神溶かし」があったり、「竜巻の種父」があったりするわけだ。2マナのカードが多い中での「ジュワー島の報復者」×2も渋く怒濤で活躍出来そう。で、逆に弱い点というと、上記のカードを挙げ終わると、あとは攻撃手段が残されていない点だ。タッパーが3体、除去が2枚積まれ、さらに「呪文萎れ」「否認」で防御網を敷く。「空間の擦り抜け」や「比較分析」でカードを引けば手数も揃えられるだろう。しかし、相手の攻撃をシャットダウンしても、なかなか相手のライフを減らす手段が無い。一番良く見られる光景は1/2の「空の探索者」がペチペチ殴っている姿。うーむ、これでは流石に相手も体勢を整える時間を確保出来てしまう。実際、私も完全に膠着して1点クロックを刻まれるなか、15枚の土地を引きまくった後にチャンドラに辿り付いてフィニッシュに至った。このデッキが勝つためには、それくらいの遠大な時間が必要だったのである。どこかに攻め手を見つけないとなぁ。3パック目で「水底の潜入者」あたりが出てれば案外かわってたかもね。

 

 

 

今回のピック表

 

 【Thraxi】(赤白)    →    【Serra】(黒緑) 

                       

 【Sea-chicken】(緑青)←【Mei】(白緑青)←【Sangriter】(青黒)

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コメント
無題
新環境とは言えホントに右も左も分からないですよね
分からなすぎて私はもうひたすらタジュールの道守(5マナ5/4警戒トランプル)を集めてました
このコモンちゅよい・・・
【2016/01/24 00:18】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
「道守殴る」→「相手がなんとかして相打ちをとる」→「2体目の道守出す」の流れが最高にクールで気持ちいい。他にもタッパーにしろ2/1先制ゴブリンにしろ、この世界は「何でお前コモンにおんねん」がやたら多い気がするのです。
【2016/01/24 00:41】


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