某氏の送別会代わりのたほいや。まぁ、その主賓は最終的に手元に点数が残りませんでしたが。
Round1・「ざーねん」
1.「座禅」に同じ。
2.ヤギの一品種。スイスのザーネン地方原産。
3.クロアチアの国民的清涼飲料水。色は青くにごり、酸味が強い。
4.江戸期のインドネシア人僧。長崎に留学し、空念に師事した。
5.海抜下分帯。
「せっかくの送別会だから」というので1問目は下ネタ(?)出題をしてくれる優しい先輩。ここから、ユルい「下ネタに聞こえる単語」縛りが発生。③日本の国民的清涼飲料水って何なんでしょうね。ポカリかな。④「江戸期にインドネシア人がよく留学できたな」。
Round2・「あらちお」
1.荒々しい男。隆々たる男。
2.荒々しい男。勇猛な男。
3.元気のよい男児。やんちゃ坊主。
4.ねじれたへその緒。
5.イスラム国営放送局。
下ネタっぽい縛りその2。語感を優先したためにこんな解答に。④は「荒血緒」。⑤についてはシンキングタイム中に真剣に議論が行われ「アラブ+ラジオ」ではないかと推測されたが、正解は「アッラー+ラジオ」であった。いや、正解じゃねぇけど。なお、その後の議論で「じゃぁマスラオってなんなんだろう」という議論も行われたが、その結果「ますらお = muscle 男」という貴重な見解を得ることも出来た。人生是勉強であるな。こうして我々はどんどん駄目になっていくんだ!
Round3・「ごむしゅ」
1.フランスの新聞記者、詩人。反政府詩の旗手。
2.ナポレオンなどの業の深い紳士を示す語。
3.仕えるべき主を持たない侍を婉曲に言った語。浪人。
4.字数が定まらず語呂の良くない歌。拙句。
5.梅毒性病巣の一種。種々の臓器に発生。
下ネタ……っぽいか? ゴム+種だから、一応連想は出来る。中学生男子か。②、既に文章の時点で訳が分からないが、シンキングタイムの途中、「業ムッシュ」であることに無事に辿り付くことが出来た。めでたしめでたし。なお、正解の「ゴム腫」については、私のようにグロが駄目な人は画像検索などはしない方が良い。
Round4・「ふぁんどしえーくる」
1.源泉調査。乾燥地帯での水源掘削や温泉の探知を指す語。
2.ドイツの理論物理学者。アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼンのパラドックスに実数解が存在することを予言した。ノーベル物理学賞。
3.参加者が金銭を出しあうことで経営される自警組織。
4.世紀末。
5.閉幕。カーテンフォール。
別に下ネタっぽくはない。②誰だか分かんないし何を予言したかったのかもさっぱり分からない。執筆者にも分からない。ちなみに、このお題はなんか似たような問題、下手したら同じ問題が過去に出されていなかったか、という話になったのだが、少なくともうちのデータで全く同じ言葉は見あたらなかった。確かに似たような感覚の語を見た気がするんだが、なんだったっけな(たほいやのやり過ぎでもう駄目だ)。
Final Round・「ちちぼむ」
1.J・S・バッハのオルガン歌曲「カンタータ10番」に登場する天使。痴と情を司り、美しいオルガンの音色で人々に悦楽(オルガニズム)を与える。
2.赤子が授乳を拒む。
3.(乳ばむの転)産気づく。
4.「ちちはくる」に同じ。
5.実際とは異なる夢。吉夢を凶兆、悪夢を吉兆と成す。逆夢。
有終の美を飾る単語、おっぱい爆弾。しっかりと期待に応えて(??)見事な解答を作ってくれた某氏に、約1名ツボに入ってしばらく呼吸できなくなったヤツもいました。せっかくなので調べてみると、楽器の「オルガン」は内臓器官などを意味するorganと同語、意味が分化したもので、その語源はラテン語のorganum。対していわゆる性的絶頂を意味するオーガズム(オルガスムス)はラテン語のorgasumusからだそうです。なんか、よく分かんないけどもう一緒でいい気もしますな。
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