最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「ナースウィッチ小麦ちゃんR」 5→4 読売迫害枠で放送開始が遅れる作品があるということは、こうして放送終了が遅い作品もあるということ。これでようやく冬番組の全てが終了した。同じようにして春番組も「ふらいんぐうぃっち」が最後に終わるんでしょうかね。 なんか途中から惰性で見ていた作品であるが、正直、期待していた方向とは違った。「小麦ちゃん」のオリジナルについて私が持っている思い入れについては新番チェックの方を参照してもらいたいが、それくらいに思い出深い作品のリメイク、是非とも一筋縄ではいかない曲者作品になってほしかったものだが……思いの外フツーの作品になってしまった。結局パロディ要素はほとんど無く、あるのはタツノコ作品への様々なオマージュ、お遊び要素で、残念ながら社内でのセルフパロディに留まった。毎回怪人役にレジェンドクラスのキャストを起用したり、変なところに気合いが入っているのは分かるのだが、作品全体を盛り立てるような独自要素になっていたわけではなく、元祖「小麦ちゃん」のフロンティアスピリットに溢れたデザインとは全く違った理念で作られた作品だ。まぁ、現代アニメにおいてエポックメイキングなことをやれってのが無理な相談だが……もう少し尖った攻め方もあったと思うんだけどなぁ。 内容が丸くなった分、力を入れたのは「アイドルアニメ」要素だろうか。最近は各制作会社でしのぎを削っている「アイドルのライブシーン」演出。タツノコだって本気でやればこれくらい出来るんだぜ! というのを力強くアピールするこの作品は、なるほどライブシーンの出来は上々である。小麦、ここな、ツカサと3人取りそろえたアイドルも方向性が違っているので見ていて退屈せず、アイドルわちゃわちゃアニメとしてはそれなりの成功を収めたとは言えそうだ。ただ、個人的にはあんまりそういう部分が響かないのよね。「アイカツ」「プリパラ」を見てないのは、こういうシーンを見てもそこまですごいと思えない感性の持ち主だからなのかもしれない。「よく出来ているのは分かる、でも」みたいな気持ちになる。プリキュアのエンディングみたいに1つの曲にオプションとしてPVが付いてくる分にはいいのだが、作中でライブをこまめに混ぜられると、それがシナリオに密接に結びついていない限りはあまり興味をそそられない。今作はあくまで「ウィッチ」がタイトルであり、魔法少女としての活躍がメインテーマであるはずなのだ。アイドル要素はそうしたキャラを盛り立てるための1つのオプションに過ぎず、そこにあまり力を入れられても大きなプラスにならないのである。 あと、やっぱり「小麦ちゃん」のタイトルを使うならばもっと前作に寄り添って、前作への心遣いをもっと増やしてほしかった、っていうのもある。アイドル活動ってのは前作では本当に「単なるネタ」でしかなかったわけで、そこにフィーチャーされてもなぁ。そして、一番楽しみにしていた桃井はるこの活躍……結局最後まであんまりなかったわねぇ。一応魔法の国の未亡人がモモーイ、最後の敵キャラがこよりちゃん(の中の人の大谷育江)っていうのは前作オマージュなのだろうが、あくまでサポートどまりで前面には出てこなかったし。当時の楽曲の1つもあればなぁ。 まぁ、時代は変わるもんだからしょうがないわな。今回、中の人たちは新人が多くを占めており、小麦のまわりの友人たちとか、濃い割にはあんまり見せ場が無いキャラに回されちゃった子は残念無念だったが、メインを任された面々は案外面白い仕事ができていた。小麦役の巴奎依、果たして今後は声優の仕事は回ってくるか。あとはツカサ役の小市眞琴は役の二面性もあって色々と楽しいシーンも多かった。今後に繋がる……かな? PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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