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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 Halimar Wavewatch ハリマーの波見張り (1)(U) C

クリーチャー・マーフォーク、兵士

0/3 Lvアップ・(2)

LV 1-4> 0/6

LV 5+> 6/6 島渡り

 じっと我慢に我慢を重ねて出撃の機会をうかがう、自称大器晩成のマーフォーク。4マナの投資ですぐに0/6になるため、壁としての性能はかなり高い。もちろん純粋な守備力で言ったら「霜の壁」や「否定の壁」の方が強いが、このクリーチャーが狙うのは更にその先の時代。少しずつ少しずつ、8マナを払い終わった後に真の力を発揮するのである。渡り能力は相手を選ぶが、それでも青なら6/6というボディだけでも充分貴重。そして序盤の壁役はそれにも増して貴重。2つの大切な役割を同時に果たしてくれるこのカードは、見た目の地味さとは裏腹に案外やる奴かもしれません。これで「広がりゆく海」と同じリミテッド環境にいたら更に評価も上がったんだけどね。



 Merfolk Skyscout マーフォークの空偵者 (2)(U)(U) U

クリーチャー・マーフォーク、スカウト

2/3 飛行

〜が攻撃するかブロックするたび、対象のパーマネント1つをアンタップする。

 「空偵」なんて日本語あるんかい、と思ってググったら、何故か東方動画がトップに来た。よく分かりませんな。さておき、4マナ2/3飛行という普通ボディに、戦闘が絡んだ時に発生する謎のアンタップ能力がセット。ちょっと違うが、使用感は「標の鷹(DIS)」みたいな感じだろうか。アタック後に自分を起こせば擬似的な警戒持ちとして使えるし、この疑似警戒は一緒にアタックした好きなクリーチャーに付与することも出来る。土地も起こせるので、妙な形のマナソースと見ることも出来るかもしれない。素のステータスはそれなりなので、おまけとしてはそこそこだろう。まぁ、具体的に何がしたいのかはよく分からないんだけどね。今回そこまで利用したいタップ能力持ちは一緒にいないので、青がよくやるコンビネーションはルーターとの併用くらいか。

 

Reality Spasm 現実のひきつけ (X)(U)(U) U

インスタント

以下のつから1つを選ぶ。「対象のパーマネントX個をタップする」「対象のパーマネントX個をアンタップする」

 リミテッドならば決め技にもなるし、相手の時間を奪う足止め策としても使えるスペル。コストは決して軽いとは言えないが、土地もタップできるのでタイミングが合えば「ミシュラのらせん(USG)」のような動きをすることも不可能ではない。マナをつぶせるので確実に通したいスペルやコンボのスタートにも使えるだろう。まぁ、下の環境なら「万の眠り(GPT)」で鉄板だと思うけど。そして、アンタップの方でも土地が起こせるのがきな臭い部分となる。ドローンから出したマナをコストに当てれば「色マナ変換」に使えるし、「エルドラージの寺院」やトロンなどの複数マナが出る土地と組み合わせればマナ加速になる可能性もある。単純な効果だけに、様々な環境で可能性がある、ちょっと怪しいカードだ。まぁ、リミテッドだと地味だけど。

 

Recurring Insight 繰り返すひらめき (4)(U)(U) R

ソーサリー

あなたは、対象の対戦相手1人の手札の数に等しい枚数のカードを引く。

反復

 どうしても「繰り返す/Recurring」という単語を見ると不安になるのはマジックプレイヤーの性であるが、このカードもそこそこ面白そうである。効果は純粋なドロースペル。そして青が目指すのは「連絡(10ED)」の5マナ4枚ドローなので、このスペルで狙いたいのは5枚以上のドロー。つまり、相手の手札は3枚、2枚くらいは必要だ。そして、そのくらいならばギリギリ狙える数字。バウンスで強引に増やしてやってもいいし、古い方の「ジェイス」みたいなカードでお互いの恩恵を倍加させる手段もある。専用のデッキを組んでやれば、その重たいコストに見合った効果は期待できるだろう。ただ、いかんせんデッキを選びすぎるので、単純に使えば強いというレアではない。どうしても6マナソーサリーってだけで敷居が高いからねぇ。

 

Training Grounds 訓練場 (U) R

エンチャント

あなたがコントロールするクリーチャーの起動型能力は、起動するためのコストが最大(2)少なくなる。この効果は、いずれかの能力の起動コストの点数で見たマナコストを1点未満には減らさない。

 これは凄い。なんとあの「ハートストーン(STH)」が、恩恵を受けるのが自分だけになり、効果が2倍になり、さらにコストは1/3になった。このパワーアップの裏側には一体何があったのだろうか。一応コストが1以下に下がらないという制限はあるが、あらゆる起動コストが低下するので、これさえあれば様々なクリーチャーの価値はもう一度洗い直さなければいけなくなる。今回登場した「発動者」だってこれがあれば大したコストではなくなるし、「エーテル宣誓会の裁判人」なんてあまり出番の無かったカードでも光明が見えそうな気がしてくるだろう。そしてなんと言っても、今回は数々のレベルアッパーとのシナジーがすさまじい。一気に次のレベルまでの道のりが短縮され、ちょっとやり過ぎてる感もあるレベルマックスの能力を使い放題。真っ先におけるコストなので、一度置いてしまえば心おきなくレベルあげに集中できるのだ。コレ1枚で「レベルアッパーデッキ」も可能性は出てきたぞ。さぁ、訓練しにいこう。

 

Arrogant Bloodlord 尊大な血王 (1)(B)(B) U

クリーチャー・吸血鬼、騎士

4/4 

〜がパワー1以下のクリーチャーをブロックするか、ブロックされた状態になるたび、戦闘終了時に〜を破壊する。

 日本語はふりがなを見る限りでは「けつおう」と読むらしいが、そんな日本語は当然のことながら無い。普通に「血の王」でいいような気がするのだが……3マナアンコモンのくせに王を名乗るのもおこがましいな。で、そんな微妙な王様は、3マナ4/4と抜群のステータスを誇るが、なんと落とし子トークンとも相打ちに果てるという心優しきお方。百歩譲ってトークンと相打ちならば許せる部分もあるが、なんと0/5壁とかに止められると一方的に死んでしまうという訳の分からない能力である。流石に生まれてきた環境が悪すぎるなぁ。一応黒には−1/−1を飛ばす「減縮」があるので、そういった細かい除去で苦手とする弱者を潰しつつ進軍するのがいいかもしれない。ブロッカーとしては優秀だし、書かれていない防衛を勝手に書き加えておくという手もあるな。ちなみに、なんでこんな能力になっているのかは、フレーバーテキストを見ると分かるようになっている。「馬鹿共に邪魔されるぐらいなら、自分の頭を刈るわい。」……自害するにももう少し考えようよ。

 

Bala Ged Scorpion バーラ・ゲドの蠍 (3)(B) C

クリーチャー・蠍

2/3

〜が戦場に出たとき、対象のパワー1以下のクリーチャー1体を破壊しても良い。

 現在場に出たときに一仕事を終える黒クリーチャーといえば、なんと言っても「心臓刺しの蚊」だろう。7マナと重たいが、それでも制限無しの一発黒除去はリミテッドでは必須で、「不気味な発見」や「上天の貿易風」とのコンビネーションがエグい。で、そんな蚊に続こうというのがこいつ。キッカーがないので流石に制限は付いているが、多くの壁を対象に取れるほか、最悪でも相手の落とし子を1体潰すことが出来るので決して無駄にはならない。4マナ2/3というやっつけ臭いステータスも黒ならばそこそこだろうし、手軽にアドバンテージを狙える中堅どころとして重宝するのではなかろうか。青と組んだ場合にはパワーを1下げる「一瞬の散漫」とは小さな小さなシナジーを構成するので、覚えておくとプチラッキー。

 

Baneful Omen 有害な前兆 (4)(B)(B)(B) R

エンチャント

あなたの終了ステップの開始時に、あなたはライブラリのトップを公開しても良い。

そうした場合、各対戦相手はそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい値のライフを失う。

 置いておくだけで勝手に相手が死んでくれるという夢のようなエンチャント。ご丁寧にエンドステップに起動するので、置いたターンから早速仕事をしてくれるのも気が利いている。勿論そのままでは確実なエンドオブライフを演出するには時間がかかるので、例のごとく「思案」「ハリマーの深み」「ジェイス」といった連中でトップをいじり、速やかに「エムラクール」で15点ぶち込めばいい。いや、「コジレック」2回でも終わるけどさ。ただし、これでめくれたカードは確実に次のターン引くカードになるわけで、あまりクソ重いカードばかり引き続けても色々と大変なので注意は必要。ま、このカード自体が7マナだからあまり心配する必要も無いとは思うが。これだけで勝つデッキも一応作ろうと思えば作れるが、結局勝ち手段が7マナのエンチャントって言う時点で現実味はないんだよね。

 

Bloodrite Invoker 血儀式の発動者 (2)(B) C

クリーチャー・吸血鬼、シャーマン

3/1

(8):対象のプレイヤー1人は3点のライフを失い、あなたは3点のライフを得る。

 発動者サイクルの黒。先代発動者である「煙吐く発動者(LGN)」と同じ3/1というのは黒らしいところだが、種族がゾンビから吸血鬼に変わっている。時代だねぇ。そして、発動能力も先代の「最後の喘ぎ(RAV)」から3点ドレインに変更。「最後の喘ぎ」は2マナインスタントだが、3点ドレインは普通に考えると4マナ以上の効果なので、額面上はお得感が増したことになる。ただ、盤面を完全に制圧出来た先代と異なり、こいつはパーマネントに影響を与えないため、インパクトという意味ではちょっと小さくなってしまったかもしれない。まぁ、これだけ馬鹿みたいにマナが出そうな環境で恒久除去装置はまずいからね。放っておくとこれ1体だけで勝てるという部分は相変わらずなので、序盤の捨て身アタッカー兼最終奥義として、やっぱりそれなりのニーズだろう。

 

Contaminated Ground 汚染された地 (1)(B) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(土地)

エンチャントされた土地は沼である。

エンチャントされた土地がタップ状態になるたび、そのコントローラーは2点のライフを失う。

 土地を沼に染めてしまう効果の方は、前例は無いが最も近いのは「汚染(USG)」。現在「広がりゆく海」が大活躍中であることを考えればこのカードも……ま、カードが引けないのは厳しいけど。そして、後半のダメージ効果の方は、元々青の「地の毒(6ED)」の効果だったが、「溜まる毒(FUT)」で正式に黒に譲渡されたもの。考えてみりゃ、土地を汚染する能力なんてのはいかにも黒っぽいからね。土地を自分色に染める能力も青の得意技だったわけだが、土地絡みの能力は全部黒に移譲されることになるのだろうか。さておき、「地の毒」は最初に見たビギナーが「これだけで勝ってみたいなぁ」と思うけどなかなか勝てないというカードの代表。いくら能力が増えても、流石にこれ単体ではちょっと寂しい。リミテッドレベルでは、今回沼渡りが1枚も無いこともあって、なかなか使われるカードにはなるまい。もちろん構築だって厳しいわけだが、今私の頭の中に「『広がりゆく海』と『見紛う蜃気楼』とこれを全部ぶち込んだ疑似ランデス」っていうアイディアが出てきたんだけど、駄目かな。誰か、レッツチャレンジ。

 

Curse of Wizardry 魔術の呪い (2)(B)(B) U

エンチャント

〜が戦場に出るに際し、色を1つ選ぶ。

いずれかのプレイヤーが選ばれた色の呪文を唱えるたび、そのプレイヤーは1点のライフを失う。

 「逆ラッキーチャーム」とでも言うべきエンチャントだが、ラッキーチャームは2マナのアーティファクトだから成立しているわけで、流石にこのコストで、しかも感知するのがキャストした当人だけでは、流石に使い道が無い。それこそこちらがラッキーチャームでもおいてライフゲインしていた方が価値はありそうだ。この効果で4マナって、一体何を目の仇にしているやら……一応、「時の篩」みたいな無限ターンデッキ対策とかになる可能性はなくもないけど、「時の篩」は無色アーティファクトがメインだしなぁ。このカードで特筆すべき点といえば、イラストのおっぱいがでかいことくらいである。

 

Death Cultist 死の信者 (B) C

クリーチャー・人間、ウィザード

1/1

〜を生け贄に捧げる:対象のプレイヤー1人は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

 儚い命に儚い効果を搭載した、死ぬためだけに生まれてきた不幸な奴。ちょっと前ならばタフネス1のクリーチャーと相打ちしながら1点吸うことくらいは出来たのに、今のルールではそれすら出来ない。可哀想で仕方ないが、これでも実は「胆汁小僧(BOK)」よりも能力は高かったりする。まぁ、あの当時は転生があったから何倍も活躍出来たけどね……

 

Dread Drone 戦慄の徒食者 (4)(B) C

クリーチャー・エルドラージ、ドローン

4/1

〜が戦場に出たとき、【落とし子トークン】を2体戦場に出す。

 黒のドローンは4マナで2体を生産する。緑の「コジレックの捕食者」が同じ生産効率で3/3なので、まぁ、黒ならこんなもんだろう。0/4壁がそれなりに多い世界なので、ひょっとしたらこちらの方が強い可能性すらあるのが凄い。まぁ、タフネス1は本当にあらゆる手段で死ぬんですけど。あくまで目的は落とし子ですから。あんたの身体が目的なんて、見くびらないで欲しいわ!

 

Escaped Null 逃亡した虚身 (3)(B) U

クリーチャー・ゾンビ、狂戦士

1/2 絆魂

〜がブロックするかブロックされた状態になるたび、〜はターン終了時まで+5/+0の修正を受ける。

 「虚身」とは、吸血鬼が隷属させているほとんど思考力を持たないゾンビの総称。神溺教団のいうところの「肉」とほぼ同義である。ハミュッツ・メセタを殺せ。そんな虚身が、どうやら今回の騒動で仕えるべき主を見失ってしまったらしく、よく分からない方向に暴走を始めたらしい。普段は4マナ1/2と本当にどうでもいいステータスだが、いざクリーチャーとの殴り合いになると突然パワー6に変貌し、絆魂能力で確実にプレイヤーを死から遠ざけてくれる優れた癒しの能力を発揮する。ゾンビがどこをどう間違ったら絆魂を手に入れられるのかは分からないが、この回復量は魅力的だ。その性質上、壁に妨害される可能性も低いし、防御に回ってもかなりのサイズまでなら相打ちに持ち込むことが出来る。リミテッドならばかなり重宝するクリーチャーではなかろうか。「愚鈍な虚身」でどん底にまで落ちたゾンビの名誉も、少しずつ回復してきているかもしれない。

 

Induce Despair 絶望の誘導 (2)(B) C

インスタント

〜を唱えるための追加コストとして、あなたの手札からクリーチャー・カードを1枚公開する。

対象のクリーチャーは、−X/−Xの修正を受ける。Xは公開されたカードの点数で見たマナコストである。

 今回エルドラージ側に与している3色、つまりジャンド3色に与えられたのが、この「手札からチラ見せ」シリーズ。黒は単純に除去が与えられ、今まさに触手に絡め取られようとしている天使のイラストがなかなか想像をかき立てる。確か触手持ちのドローンはエムラクールの血族だったはず。エムラさんたらエロ同人向け! さておき、3マナインスタントならば−3でも充分な修正値。このセッティングならば割と簡単にそれくらいはクリア出来るだろうから、この環境ではトップクラスの除去と見て間違いないだろう。手札にクリーチャーがいないとプレイ出来ないという大きな欠点こそあるものの、引けなかったら運が悪かったと諦めるしかない。是非とも「不死の天使」あたりに撃ち込んで触手プレイを堪能していただきたい。

 

Last Kiss 最後の口づけ (2)(B) C

インスタント

〜は、対象のクリーチャー1体に2点のダメージを与える。あなたは2点のライフを得る。

 情報が色々と交錯していたのだが、最終的には単なる「薄暗がりへの消失(GPT)」の同型再版になってしまった。まぁ、そこそこ使えるからいいんだけどさ。「Kiss」っていうけど、イラストを見る限りでは単に吸血鬼に噛まれてるだけですわ。余談だが、「最後のほにゃらら」という名前のカードは当然黒に多いわけだが、「最後の口づけ」→「最後の愛撫(APC)」→「最後の喘ぎ(RAV)」と並べると、なんだか意味深な気がします。これらを総称すると、「最後の儀式(ODY)」になるわけですよ。お後がよろしいようで。

 

Mortician Beetle 葬儀甲虫 (B) R

クリーチャー・昆虫

1/1

いずれかのプレイヤーがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび、あなたは〜の上に+1/+1カウンターを1つ置いてもよい。

 他人の死を養分にして育ち続ける不謹慎な虫。効果だけを見れば「屍肉喰らい(SCG)」にも似ているが、自発的にサクれないので他人任せになるのが難しい部分。ただ、この環境ならばそれは放っておいてもある程度補える部分で、早急に除去しない限りは落とし子がマナを出すたびに見る見る膨れあがっていくことに。こちらが落とし子を準備してしまえばインスタントタイミングで好きにサイズアップ出来るし、これが1体いるだけで相手は落とし子からマナを出すことを躊躇うかもしれない。もちろん、「マラキールの門番」のようなカードでサイズアップに協力してもらうのもいいだろうし、「吸血鬼の呪詛術士」や「吸血鬼の貴族」達との相性も悪くない。ひょっとしたら、そのあたりのデッキからニーズがないだろうか。流石に無理かな。

 

Naghthaze 夜霞 (B) C

ソーサリー

対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで沼渡りを得る。カードを1枚引く。

 ありそうでほとんど無かった、一時的沼渡り付与スペル。歴史をさかのぼってみると、わずかに「葬送の魔除け(TSB)」のモードに確認出来るだけだ。で、そんな沼渡り付与だが、今回は幸い「汚染された地」という土地を沼に変えるカードがあるので、全く役に立たないということもない。もちろん相手が黒だったら願ったり叶ったりで、とかくブロッカーの多い環境なので、こういった相手のブロック計画を狂わせるカードは、ひょっとしたら面白いアクセントになるかもしれない。どうせ1マナキャントリップだし、どうしてもデッキ枚数が足りない場合には穴埋めに入れておけばいいんじゃなかろうか。

 

Nirkana Cutthroat ニルカーナの殺し屋 (2)(B) U

クリーチャー・吸血鬼、戦士

3/2 Lvアップ・(2)(B)

LV 1-2> 4/3 接死

LV 3+> 5/4 先制攻撃 接死

 接死を操る中堅どころのレベルアッパー。スタート時から3マナ3/2とそれなりの数値で戦えるのは実に心強いし、1回レベルアップ出来れば接死は手に入るから相打ち要員として期待できる。更に更に6マナ追加で無敵の組み合わせである先制+接死である。パワーも5となって一際輝くので、黒いデッキならばとりあえずおさえておいて問題は無いだろう。レベルアップコストがそこまで負担にならないので、気軽にエンドカードクラスまで昇格してくれるはずだ。まぁ、真正直な能力だから落とし子チャンプブロックとかにイライラさせられそうだけどね……

 

Null Champion 虚身の勇者 (1)(B) C

クリーチャー・ゾンビ、戦士

1/1 Lvアップ・(3)

LV 1-3> 4/2

LV 4+> 7/3 (B):〜を再生する。

 なんと、虚身業界にも勇者が存在していた。自我も薄くて隷属の身分の虚身が少しずつレベルを上げて上り詰めていくその姿には、涙無しでは語れない努力の物語が隠されているに違いない。まぁ、イラストでは完全に手綱握られてますけど。で、能力の方はというと、まずは5マナで4/2の「巨大ゴキブリ(9ED)」ステータス。勇者のくせにゴキブリとは情けない。そこからもう9マナの追加で、パワー7の再生クリーチャーとなり、ようやく勇者らしい貫禄が見えてくる。合格ラインに達するまでがちょっと気長すぎる気がするのが難点だなぁ。

 

Shrivel 減縮 (1)(B) C

ソーサリー

全てのクリーチャーは、ターン終了時まで−1/−1の修正を受ける。

 吐き気(8ED)」の同型再版。今更だが、もう数ヶ月もすれば新しい基本セットであるM11が発売されるというのに、こんなに再録カードを増やしていいものなんだろうか。流石に長い歴史の中で無理が出てきてるってことかねぇ。さておき、そんな「吐き気」であるが、当然この世界では一撃で全ての落とし子を殺すキラーカードとして活躍することになる。各種レベルアッパーもタフネス1の瞬間はそれなりにあるし、黒はこのスペルをベースにして作戦を練っていくことになるだろう。だから「湿地での被災」のものすごく弱い版とか言っちゃ駄目。赤とか黒とか、落とし子を出せる色に限って除去があるんだよね。ちなみに赤は対象を広く取れて自軍は被害に遭わない「炎の覆い」というスペルを手にしている。黒、ちょっと不利。

 

Skeletal Wurm 骸骨のワーム (7)(B) U

クリーチャー・スケルトン、ワーム

7/6

(B):〜を再生する。

 今回最大のネタカード。史上最強の名を持つカードに、更に能力を付けたらどうなるかという、悪魔のような実験である。駄目だ! 再生が付いたら、再生が付いたら……普通に強くなってしまう! しゅわしゅわー しゅわしゅわー なないろー 甲鱗様ー。

 

Thought Gorger 思考喰らい (2)(B)(B) R

クリーチャー・ホラー

2/2 トランプル

〜が戦場に出たとき、あなたの手札1枚につき、+1/+1カウンターを1つ置く。そうした場合、あなたは手札を捨てる。

〜が戦場を離れたとき、その上に置かれた+1/+1カウンター1つにつき、カードを1枚引く。

 なかなか難しいカードだ。普通にカードをプレイしていくと、4マナのカードがプレイ出来る頃には大体手札は3〜4枚残しといったところ。そこでこいつをプレイすると、手札が全て無くなり、5/5くらいのトランプラーが現れる。殴り続けて勝てればいいが、志半ばでこいつが除去られると、今度は手札がリフレッシュして帰ってくる。むー、別に良くも悪くもなさそうだ。この手のカードに案外ありがちな「墓地に落ちないと駄目」とかいう制限はないのでバウンスでもリムーブでも手札は戻ってくる。怖いのは「平和な心」系のエンチャント除去だけ。そう言う対策カードが無い相手に対しては、残っている手札次第で「そこそこ早めに登場する大型トランプラー」として採用してみるのはいいかもしれない。リミテッドならそれなりに鬱陶しいはずだ。また、どんなサイズで出したとしてもその後に何らかの方法でカウンターを置いてやればそれが後々手札に変わるというのもポイントで、うまいこと「アジャニ」あたりと組み合わされば面白いデッキになるかもしれない。「呪詛術士」だけはマジ勘弁。

 

Zof shade ゾフの影 (3)(B) C

クリーチャー・シェイド

2/2

(2)(B):〜はターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。

 ゾフってなんぞふ? 言葉の響きからはオルゾフしか浮かばないのだが、フレーバーからすると地名なんだろうか。4マナ2/2でちょっといびつなシェイド能力。まぁ、コモンシェイドとしては至って普通。一応落とし子から出るような無色マナも有効利用出来るように、ちょっとだけ色マナの使用制限が緩くなっている。でもまぁ、つい最近コモンでは破格の性能だった「墓所の切り裂き魔」を手にしてしまった我々としては些か物足りなくはあるんですけどね。

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