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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<赤>

 

 

Besmirch 濡れ衣 (1)(R)(R) U

ソーサリー

ターン終了時まで、対象のクリーチャーのコントロールを得る。それは速攻を持つ。それをアンタップし、使嗾する。

 いわゆる一つの「反逆の行動(ORI)」だが、セットの特色を出すためになんかついてる。使嗾は「自分以外のプレイヤーを必ず殴らなきゃいけない」というもので、コントロールを奪ってるんだから自分を殴るはずもなく、なんか妙な設定ではある。そして、クリーチャーパクっといて殴らないこともなかろうし、使嗾が有っても無くても意味は同じだと思われるが……。まぁ、「あ〜使嗾だから殴らなきゃいけませんわ〜」とか白々しい顔をして頂いてきたクリーチャーをあからさまな死地に送り出すための免罪符みたいなもんだな。誰が免罪されるかは知らんけど。あと、使嗾は有効期限が「次のあなたのターンまで」なので、もしお借りした戦闘で生き延びたとしても、次の相手のターンに殴られずに済むし、もめ事も起こせるのは純粋にプラス。防御的に使うのもありっちゃありなんだな。

 

Burn Away/焼き払い(KTK)」 U

 タルキール環境では墓地消し飛ばし呪文としてスゥルタイに恐れられたナイス火力。大味ではあるが確度は高く、ついでに色々と面倒な墓地を綺麗にしてくれるのでどんな場面でも有用。今回そこまで墓地にフィーチャーした能力は無いが、後腐れが無いに越したことはない。

 

Burning Wish/燃え立つ願い(JDG)」 R

 「願い」シリーズの中でも、ソーサリーを探せるこのカードは下の環境ではトップの採用率を誇る。今確認したら市場価格は1000円ちょいということで、これを期に多少値段が下がることになるんだろうか。ちなみに、リミテッドの場合はサイドボードからカードを抜いてくる効果はそこそこ有用。今回「ピック中にカードを追放するカード」なんかも存在しているが、追放領域はあくまでもゲーム外ではないので注意。ピック中のカードプールはゲーム外なのに、ピック中に送られる追放領域がゲーム内ってのも変な話だよな。

 

Charmbreaker Devils/護符破りの小悪魔(ISD)」 R

 イゼット系のビッグ・ボス。現在はコンセプトの近いデザインから「騒乱の歓楽者(EMN)」が大活躍中だが、こちらも復活してデビル文化の花盛りを見せてくれるだろうか。

 




Cordinated Assault/統率の取れた突撃(THS)」 U

 テーロスの「英雄的誘発サイクル」の1枚。ついでに現行の異界月でいうなら「自暴自棄(EMN)」のほぼ完全上位互換呪文である。わずか1マナで色々ちょっかいを出せるので小手先芸として重宝しそう。

 

Crown-Hunter Hireling 王位狙いの雇われ人 (4)(R) C

クリーチャー・オーガ、傭兵

4/4

〜が戦場に出たとき、あなたは統治者となる。

〜は防御側プレイヤーが統治者でない限りを攻撃出来ない。

 傭兵ふぜいだが王位をもたらしてくれる。黒の場合はアサシンがこっそり悪さをしているイメージだったが、こちらは懐かしのクリーチャータイプ・傭兵ということで、有無を言わさず腕力で王位をもぎ取ってくれるようだ。ちなみにマスクス時代に黒のメインギミックとして採用されていた傭兵だが、最後に収録されていたのは再録を除けば旧ラヴニカの「売剣の粗暴者(RAV)」以来。なんで今更帰ってきたかは謎だが、まぁ、コイツのスタンスが分かりやすいからだろう。強引な方法での戴冠はそれだけでドロー1枚分の価値なので決して損はせず、その分攻撃に制限がついているが、ステータスもそこそこだし、そこまでのデメリットにはならないだろう。ただ、残りプレイヤー2人の決戦になったときに自分が統治者になっていると本当に只飯ぐらいになってしまうのは怖いかも。野心に燃えすぎだな。

 

Deputized Protester 抗議代理人 (2)(R) C

クリーチャー・人間、戦士

2/1 威迫 会戦

 新能力「会戦」のお披露目クリーチャー。手広く殴れば殴るほどに強くなっていくのでパンチを推奨する能力とされているが、実際の多人数戦を経験した人なら分かる通り、実はあんまり多方面をまとめて殴るチャンスって多くないんだよね。ゲームが進めば「殴れるヤツ」「殴れないヤツ」は割と簡単に分かれるもので、わざわざ1体のクリーチャーのパワーをあげるために「殴れないヤツ」まで殴りに行くことはないだろう。ただ、こいつの場合はさらに威迫までついており、単体で殴って3/2でも充分強いし、5/4とかになると盤面に与える影響力はかなりでかい。大量にかき集めて同時に2,3箇所に散っていくコイツをみるのもなかなか壮観かもしれない。こうして「強いヤツを殴りに行くために弱いヤツも殴らなきゃいけない」となると、弱い人間はますます殴られ続ける理由が増えるのだけどな……。

 

Ember Beast/くすぶり獣((GTC)) C

 ラヴニカ次元ではボロスの強さの一翼を担ったぼっち絶対断るマン。今回は会戦能力というナイス相棒もおり、その飛び抜けたマナレシオを活かせるタイミングは多そうだ。こいつはよく再録されるのに、相方(?)の「夢繰り(ODY)」さんはさっぱり見かけませんね。

 

Fiery Fall/焦熱の落下(CON)

 基本土地サイクリングサイクルの赤。こちらは割と普通に使える火力なので、無事に回りそうならサイクリングせずに後のためにとっておくのも大事。

 

Flame slash/炎の斬りつけ(ROE)」 C

 問答無用の1マナ火力。今の規準で見ても充分に一線級だが、初登場したセットはコモンにエルドラージが暴れる世界だったっていう。

 

Gang of Devils/小悪魔の一団(AVR)」 U

 最近赤が随分力を入れているデビル戦術の草分け的1枚。まぁ、大体においては1マナ軽い「燃え投げの小悪魔(M14)」でいいんじゃないかって言われてたけど。

 

Garbage Fire ゴミ焼却 (2)(R) C

インスタント

〜をドラフトしたときにこれを公開し、あなたがこのドラフトラウンドにこれを含めてドラフトしたカードの枚数を記録する。

〜は対象のクリーチャーに、〜に記録された最大の数に等しい値のダメージを与える。

 今回何枚か導入された「隠れ潜む自動機械」ギミックの1つ。白のタッパーに加え、こちらは赤の火力。3マナインスタントってことは大体3点以上が及第点。つまり、3〜4引きくらいで引ければ充分使用に耐える。しかし、3,4引きさせるのが嫌だからって1引きしちゃったら単なるゴミ。4引きで悩んで流すと下家はゴッドな5引きになる。まぁ、色の棲み分けには使いやすいカードであるが……完全にパックの開封運に左右されるカードなので、ピックともプレイとも別次元の運ゲー。流石にここまでブレの大きいカードだとなんともやるせない気持ちになるな。

 

Goblin Balloon Brigade/ゴブリン気球部隊(M11)」 C

 まぁ、赤でも軽量飛行クリーチャーが手に入ることに意味はあるから。「蒸気の精」とかを序盤から止められるならそれなりに。

 

Goblin Racketeer 強請り屋ゴブリン (3)(R) C

クリーチャー・ゴブリン、ならず者

4/2

〜が攻撃するたび、あなたは防御側プレイヤーのコントロールする対象のクリーチャーをしそうしても良い。

 アタックで使嗾を誘発出来るっていう、なんか微妙に噛み合ってない感じのゴブリン。対象となるクリーチャーがアンタップ状態だったらブロックは可能なわけで、こいつと相打ちになって天寿をまっとうしたら使嗾も何もあったもんじゃない。もし相手がタップ状態だったりしてブロック出来なければ使嗾に意味が生まれ、次のターンもおそらくタップ状態だろうからこいつが殴り続けられるかもしれない。まぁ、それもあくまで相手陣にクリーチャーが少ない場合だけだが。他人と共謀し、命を賭して相手のガードをこじ開けるのに使うのが一般的なのかなぁ。パワーが高いとはいえ、この耐久力でこのコストだとちょっと割高な気も。

 

Goblin Tunneler/ゴブリンのトンネル掘り(M12)」 C

 幾度かの再録実績を誇るいぶし銀のダメージ職人。以前も狂喜能力と一緒に再録されるなど、ピンポイントでその能力を活かしてきた。今回は当然統治権争いに一石を投じるのが目的。たかだか2点以下のダメージでも、それが通って1ドローになるなら充分過ぎる見返り。まぁ、建物の入り組んだ高層都市パリアノでトンネルなんか掘って大丈夫なのかという心配はあるが……。

 

Gratuitous Viloence/理由なき暴力(ONS)」 R

 その名の通りに理不尽極まる暴力を発揮する、オンスロートの馬鹿弾レア。「ラースの灼熱洞(10ED)」と違ってクリーチャー限定だが、自分に恩恵のみを与える安全仕様なのがありがたい。今回再録された「どぶ潜み」とのシナジーは実に凶悪なので、機会があったら理由無きシューティングを狙ってみるといいかも。

 

Grenzo, Havoc Raiser 騒乱の発端、グレンゾ (R)(R) R

伝説のクリーチャー・ゴブリン、ならず者

2/2

あなたのコントロールするクリーチャー1体がプレイヤー二千島ダメージを与えるたび、以下から1つを選ぶ。

「そのプレイヤーのコントロールする対象のクリーチャーを使嗾する」

「そのプレイヤーのライブラリのトップを追放する。ターン終了時まで、あなたは任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってそのカードを唱えても良い」

 ブレイゴ王の御代では王宮の地下牢の管理人を任されていたグレンゾさん。今回ブレイゴ勢力が転覆して政権交替してしまったためにお役ご免で放逐されてしまった。今回は栄職を失うきっかけとなったマルチェッサ政権への恨み骨髄で、改めて政府の転覆を狙っている。手を組んでいるのは同じくゴブリンながら全然毛色の違う男、ダレッティ。未だかつてない、レジェンドゴブリン2体の共同作業が見られることになるんだろうか。今後が楽しみな連中である。そんなグレンゾだが、見た目はゴブリンにしてはかなり大柄元々のカードもコストにXを含み、伸縮自在で登場したために随分サイズが大きかったイメージがあったのだが、素のサイズはあくまで2マナ2/2のゴブリンサイズだ。今回はその身の軽さを活かしてとにかくかき回し役。回りの味方を扇動し、上手く喧嘩が起こればそこには都合のいい騒乱(使嗾)やらどさくさ紛れの窃盗(トップパクり)やらが発生する。使嗾によってアタックを強要すればそのプレイヤーはクリーチャーを攻撃に駆り出さなければいけないので次のターンもガードががら空きになるし、いっぺんグレンゾを懐に入れてしまえばもうガードは効かない。まぁ、あくまで散らかし屋さんなのでタイマンの試合ではいまいち機能しないが……。使っていて楽しいのは間違いないゴブリンらしいはっちゃけクリーチャー。将来的には統率者を任せての軽量強盗デッキも楽しそうだな。

 

Grenzo’s Ruffians グレンゾの悪漢仲間 (2)(R)(R) U

クリーチャー・ゴブリン

2/2 会戦

〜が対戦相手に戦闘ダメージを与えるたび、他の各対戦相手にもそれに等しい値のダメージを与える。

 弱きを挫くついでに強きも挫いちゃうという、歪んだ平等精神でダメージをたたき出す凶悪ゴブリン。こいつで一番貧弱なプレイヤーを殴りつければ、そのダメージは他のプレイヤー全てにいきとどく。会戦能力なので最低3/3,陣営次第で水増しも自由自在だ。また、談合次第では殴られる側がわざとブロックせずに他のプレイヤーにとばっちりを食らわせる選択肢もあり得る。斜め上からのダメージに、自信満々に防御を固めていたプレイヤーに一泡吹かせられるかもしれないのだ。ダメージのトータル量がでかいので、上手くいけば盤面を大きく左右することが出来る1枚だ。

 

Guttersnipe/どぶ潜み(RTR)」 U

 イゼットの本場、ラヴニカ次元で猛威をふるった、元祖ダメージ砲台。同環境に「高射砲手(RTR)」がいたこともあり、呪文連打で叩くイゼット戦術は(俺の中で)一大ブームを巻き起こしたものである。今再び、あの時の夢が蘇る。今回イゼットは果敢能力こそいないが相変わらず呪文関係とのシナジーは少なくない。どぶキャノンからの世界を狙え。

 

Hamletback Goliath/村背負いの巨人(M13)」 R

 どこまでいっても単なるバニラなので大して強くはないのだが、何故か基本セット再録や統率者デッキでの採用実績もある不可思議なキャラ。まぁ、確かにサイズがあまりに馬鹿げているので、どこかに熱心なファンがいるのかもしれない。

 

Havengul Vampire/ヘイヴングルの吸血鬼(AVR)」 U

 「村背負いの巨人」の後に出てくるとどうにもインパクトが薄いが、こちらの方はよっぽど現実的なパンプアッパー。多人数戦では二重の期待がかかるため、このくらいなら頑張って育ててみようか、という気にもなるか。

 

Hurly-Burly/ごたごた(LRW)」 C

 今回は「怪物化前の細々した対戦」と「怪物化以後の怪獣大決戦」に大別される試合模様になりそうだが、その前者を大きくコントロール出来る1枚。一応、新しい書式でのカード化は初めてだぞ。いや、ホントどうでもいいけど。

 

Ill-Tempered Cyclops/不機嫌なサイクロプス(THS)」 C

 赤の怪物化の基本編。「ネシアンのアスプ」に比べるとやや見劣りしたが、それでも安定感のあるコモンなりの仕事はそこそこニーズがありましたな。

 

Kiln Fiend/窯の悪鬼(ROE)」 C

 イゼット戦術の要を成す、特定デッキのキーパーソン。今回は「ゴブリンのトンネル掘り」という分かりやすい相棒もおり、そこかしこでワンパンKOシーンが目撃される可能性も。

 

Ogre Sentry/オーガの歩哨(ROE)」 C

 赤のくせに壁。登場した「エルドラージ覚醒」環境は「孔の歩哨(ROE)」という壁応援ギミックがあったのでそれなりに活躍したが、「孔の歩哨」は前作に収録されていたが今回はいないようだ。つまり、ただの壁だ。

 

Pyretic Hunter 紅蓮の狩り手 (4)(R) U

クリーチャー・エレメンタル、猫

0/0 威迫

〜をドラフトするに際し、これを公開し、このドラフトラウンドに〜を含めてドラフトしたカードの枚数を記録する。

〜は+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。Xは、〜に記録された最大の数である。

 隠れ潜む自動機械(CNS)」ギミックをそのまんまのスペックで今回も再現。マナコストも同じでサイズも同じ。色つきクリーチャーに格上げされたために、ボーナスとして威迫までがついた。他の色のカードでも書いた通り、ピックも終盤になると色が固まってしまい、こうしたカードでも流れてしまう可能性が高くなる。すると、それまで事前にピックしていた同名カードのサイズが全てアップする可能性が出てくるわけだ。今回は割とタッチがやりやすいマナベースが揃っているのは、こうしたカードの取りこぼしを防ぐ意味合いもあるんじゃなかろうか。

 

Skyline Despot 天空の独裁者 (5)(R)(R) R

クリーチャー・ドラゴン

5/5 飛行

〜が戦場に出たとき、あなたは統治者となる。

あなたのアップキープの開始時に、あなたが統治者であるなら、5/5で飛行を持つ、赤のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 王冠を持ち込むドラゴン。出しただけだと7マナ5/5フレンチバニラなのでどうにも重い気はするが、事実上のキャントリップなのでまぁ合格か。そして万一王位を維持した状態で次のターンが回ってきたらフィーバータイム。あの「竜使いののけ者」と同じボーナスが得られ、これでますます防御は堅固に。統治者の地位が次なるボーナスドローをもたらし、さらにドラゴンを量産し始める……まぁ、勝ちだ。1回りさえ何とかごまかしきればかなりの圧力。もちろんそれだけに風当たりも強かろうが、そこはドラゴンの威圧感で何とかごまかしてほしいところだ。「龍の大嵐(DTK)」なんかでフィーチャーしたドラゴンデッキにどうぞ。

 

Stoneshock Giant/石殴りの巨人(THS)」 U

 赤の怪物化クリーチャー・上級編。素の状態でも充分なサイズで、さらに怪物化するとゲームが終わるというなかなかの壊れスペックは多人数戦でも充分通用しそう。ブロック抑制が「対象のプレイヤー」でなくて「対戦相手」全部に影響するのはなかなか憎らしいデザインだ。

 

Subterranean Tremors 地底の揺れ (X)(R) M

ソーサリー

〜は飛行を持たない各クリーチャーにX点のダメージを与える。Xが4以上であるなら、全てのアーティファクトを破壊する。Xが8以上であるなら、8/8で赤の、トカゲ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 詰め込み過ぎ「地震(M10)」。最近の傾向としてプレイヤーにダメージは入らないのだが、点数がでかくなるとボーナスがつくのはかつてのナヤ次元、「苦悩火(CON)」にも似たボーナス。何故か5マナで「粉砕の嵐」を巻き起こし、さらに9マナではゴジラ爆誕。これってつまり4マナまでが蒲田ゴジラ、8マナまでが品川ゴジラ、そして9マナ越えでビーム発射っていうことでいいんでしょうか。とにもかくにも全体除去なのでどんな状況でも必須カードだが、統率者戦ではアーティファクトのマナソースは必須なのでそこを根絶出来る品川モードもキーになりうる能力。さらに混戦模様の多人数戦ならラストモードも充分あり得る。つまり、強いってことだ。見りゃ分かる? そらそうだ。

 

Sulfurous blast/硫黄破(TSP)」 U

 全体火力のアンコモン版。インスタントなら2点、自分のターンなら3点。当時は荒れ狂うフェアリーデッキの対策カードとしてそれなりに活躍した実績を持つ。古式ゆかしく本体にも全部届くので、とどめの削りにもどうぞ。

 

Tormenting Voice/苦しめる声(SOI)」 C

 どこにいても活躍出来る、この安心感。ちなみにイラスト被害者はサルカンの方。

 

Trumpet Blast/ラッパの一吹き(KTK)」 C

 どこにいても役目は同じ、この安心感。ちなみにこちらもまだ元気だったズルゴのフレーバーが記載されているので哀愁を誘う。

 

Twin Bolt/双雷弾(DTK)」 C

 タルキール原産のナイス2マナ火力がスタンダード落ちを目前に最後の一花。結局構築レベルで活躍するまでには至らなかったが、リミテッドでの活躍は言わずもがなである。

 

Volatile Chimera 移り気なキマイラ (2)(R) R

クリーチャー・エレメンタル、キマイラ

3/2

あなたがゲーム開始時にデッキをシャッフルするまえに、あなたは〜を公開し、3枚以上の、ドラフトしたがデッキに含まれていないクリーチャー・カードを追放する。

(1)(R):あなたが〜によって追放したカードを、無作為に1枚選ぶ。〜はそのカードのコピーとなり、この能力を得る。

 史上初の、赤単キマイラ。キマイラというと「キマイラ像(PCY)」「キマイラ球(WTL)」といったアーティファクトのイメージがあり、最近はテーロスのおかげで青のイメージもあったが、一応「魔心のキマイラ(THS)」のような赤青のキマイラはいたので、混沌を表現する赤らしい能力のクリーチャーともいえるのかもしれない。では、コンスピラシー風に味付けして混沌を表すにはどうしたらいいかというと、意外なことにドラフト時能力ではなく、「サイドボードに眠らせてるカードに変身」という形で表現された。デッキに入れてるような主力クリーチャーでは駄目で、むしろ色が合わないヘンテコカードなんかに変身させるのがポイント。ランダムに変身することも合わせて考えると、つまり、あんまり強いとは思えない……。いや、サイドボードにひょっとしたらエムラクールが眠ってるかもしれませんからね。それを狙ってわざわざ変なピックをすることはなかろうが、他の色に触ろうとしたけど触れなかった、とか、3パック目で色が合わないカードが出てカットしちゃった、とかいう場合には嫌な輝きを見せることもあるかもしれません。

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