最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「Rewrite」 3→4 色々だまされてる感はあるものの、どっちかっていうと作品自体よりも己の視聴体制についての反省を促される作品。 訳は分からない。現時点でもあんまり分かってない。これは最序盤からすでに横目で見る視聴体制だったためで、ここまで世界観がぐるんぐるん裏返る物語を、適当な視聴で把握できる訳がない。ただ、一応言い訳をしておくと、1話目の「訳のわからなさ」はやっぱり作ってる方にも責任があったと思うので、私の初期対応の遅れを招いたのは制作側だと思いたい。私は(そんなに)悪くない。 では、何を反省しなきゃいけないかというと、これがやっぱり視聴体制なのである。私のモットーは「右から来たアニメを左に受け流す」である。なるべくフラットに、初めて接するアニメについて先入観を持たず、ただその中身から「観るor 観ない」を決めたいというのが動機で、出来る限り目の前にあるものだけを手掛かりにしたいと思っている。しかし、それってとても疲れる見方なのだ。人間が何故先入観なんてものを持つかといえば、「同じようなものは同じように対処出来る」という省エネ思想から産みだされた一種の順応であり、全ての事象を「初めて見るもの」と捉えていては、外界把握が追いつかないからである。先入観は、効率的に物事に対処するための生物としてまっとうな反応なのだ。 このアニメを見始める時に「訳が分からない」と断じてしかめ面をしてしまったことについては、上述の通りに制作側の責任もあろうが、どうにも、「Key作品ってのは大体こういう作品であろうから、その物差しに当てはめると訳が分からない」だった気がする。全ての前提を取り除き、あらゆる情報を均等に扱っていれば、もう少し「このアニメの正しい対処」を考えられたような気がする。そう、やっぱり初期対応の遅れは私にも責任があった。だからこそ、反省している。ここまでが前置きだ。 一体なんの話をしているのかというと、この作品は「あまり既存のKey作品らしくなかったから、何を焦点に見たらいいかがよく分からなかった」という話。誤解を恐れずものすごく端折って書くなら、「学園ラブコメだと決めつけて観てたらセカイ系バトルだった」というズレ。1話目で「セカイ系バトル」としてのヒント(というか答え)はちりばめられていたはずなのに、そうした要素を初見でノイズとして無視してしまい、「それはそれとして学園ものだろ」と勝手な解釈をしてしまった。おかげで視聴モチベーションが上がらず、情報の取得をおろそかにした。その結果、本腰が入り始めた中盤以降に世界の転化についていけずにオロオロしてしまったのだ。これは流石に私が悪いと反省せざるを得ない。あくまで今回は「1クール目」であるが、最終回の形を見る限り、制作陣はきちんとこのゴールを見据えてプロットをしいていたわけだし、いくらか窮屈な印象こそあるものの、おそらく物語としては成立していた。 そして、今作はずっと見れば見るほどに「嫌いじゃなくなる」傾向にもあった。普通ならこういうタイプの主人公はあまり受け付けないはずなのだが、ヒロイン勢との会話の作り方のおかげなのだろうか、あんまり嫌悪感もなかったし、阿漕なヒロインの置き方も、物語の本筋が見えるにつれて「無茶苦茶やんけ」と「なんか放っておけないやんけ」が混在することになった。1話目で不安視していた映像面についても、こういう「世界」の物語であるなら、違和感のあるクリーチャー描写にも意味があり、この形で表現することをハナから狙っていたのだということが分かる。全部、ちゃんと計算尽くでの「訳のわからなさ」だったのだ。 PR |
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