最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「私がモテてどうすんだ」 4 タイトルが「わたもて」になるのは意図してやってるんでしょうか、そもそもどっちが先に始まってどうなってるんだ。まぁ、関係無いんだろうけど。 意図したい方向性は圧倒的に分かりやすい作品。何しろ1話目のタイトルが「できるかな?リアル乙女ゲー」だからね。そういう風になる作品なわけだが、そこに「腐女子」というキーワードを混ぜ込むことでギャグの要素に転換し、現代の女性読者層にダイレクトに訴えていく作品、ということ。これを逆にすると「百合男子」になるわけだな(そうか?)。 冒頭、スタート時点やオープニングの絵柄を見て「うわ、なんか古くさい」と思ったが、一応確認したら割と原作再現度は高いみたいだし、どういうアニメなのかが分かって、動きが馴染んでくるとこれはこれで悪くない汎用性デザインなのだということが分かってくる。キャラの付け方も分かりやすいし、メインヒロインが基本的に壊れ続けているだけなので、まっとうな視聴者層からの笑いどこは多いんじゃなかろうか。頭ではそのことは理解出来る。理解出来るんだけど……。 どうにも匂いが強すぎてなぁ。世の中の少女漫画の多くは、「冴えない私だけど、好きになってくれるアイツがいる」みたいな感じで、なるべく読者層(の自意識)に近い「パッとしない自分だけどモテたい」願望が反映されるキャラが多い。「海月姫」なんかに代表されるオタク女子設定はそうした(一部の)ニーズにばっちり応える設定であり、そうした設定をちょっと捻った派生作品は増え続けているのだろう。これを野郎サイドに転化すると、「非モテ非リアのクソオタク引きこもりだけどちやほやされたい」願望が色濃く出る異世界転生ものの人気に繋がるわけだ。どうなんだろう、女性向けでも「異世界ハーレムもの」みたいなのって無いんですかね? 完全ファンタジー世界で無双することを望む男に対して、まだ女性の方がギリギリ現実感を維持した願望を抱きやすいってことなのかな? まぁ、その辺のジェンダー論はよく分からないが、よく分からないってことは、つまりこの作品の設定も私にガッシリハマりはしないってことである。流石に男どもの扱いがちょっとなぁ。「イケメンだらけ」は別にいいんだけど、その攻略対象が全員「面相が変わって超絶美人になったから何でも言うこと聞いちゃうよ」レベルに落とし込まれるってのは、流石に男サイドとして異議を申し立てたいというか。まぁ、これも男サイドからしたら「ただしイケメンに限る」なわけで、女性側から「どうせ顔がよけりゃなんでもいいんでしょ」みたいな不平不満が持ち上がるのは当たり前の話(まぁ、実際そうなんだけどさ)。それを思い切り皮肉って反映してるのが今作の設定ということに。やっぱり頭では理解出来るんだが、流石にその設定はなぁ。しかもこの作品はそれなりに巻数を重ねてるってことは、このまま5人の野郎が宙ぶらりんでずっとギャグるわけではないだろうし、いくらかは恋愛関係みたいな要素も持ち込まれるわけでしょ? 最終的に「やっぱり男は男と云々」と言っている鉄の意志を持つのがヒロインの唯一の個性であり魅力なのに、そこが揺らいでしまう展開があるとしたらちょっと嫌だしなぁ。まぁ、そもそも男側からしたらBL妄想されるっていうだけでちょっとした罰ゲームなわけでなぁ(当方ノンケ)。なんか、色々と考えさせられるアニメではあるな。 分かりやすいのは間違いないし、面白がる部分も素直だ。あとは「小林ゆうの正しい使い方ってのは結局なんなのか」という人類不偏の命題を思考し続けながら、「また信長と一緒でよかったな、禎丞」と思ってればいいのではなかろうか。ん? この発想ってすでにBL妄想の圏内なのか? えぇと、男どうしの関係って恋愛感情以外がデフォルトだからね? 以上です。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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