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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月7日 ドラフト模様(KLD×3

ピック順 【Mei】→【Thraxi】→【Sangriter】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Chrolony】→

 

 一週間のご無沙汰、2017年第1回目のドラフトにして、カラデシュドラフトはラスト2回という大変な時期です。フルスポイラもでているので心はすっかり霊気紛争ですが、残りの2試合も容赦無くこなしていかなければなりません。……まぁ、別にそこまで大層な宿願があるわけでもないんですが。新年一発目だとおみくじ感覚やで。今年も1年、よいパックが剥けるといいですね(いつまで剥く気だ)。

 

 




 

    AL TH SA ME SC CH

AL  ー  ×  ◎  ×  ○  ○  3ー2 3 ○○

TH  ○  ー  ◎  ×  ◎  ◎  4ー1 2 ○

SA  ×  ×  ー  ×  ○  ○  2ー3 4

ME  ○  ○  ○  ー  ◎  ○  5ー0 1 ○ 

SC  ×  ×  ×  ×  ー  ◎  1ー4 5 ○

CH  ×  ×  ×  ×  ×  ー  0ー5 6

 

 

1位 【Mei】 赤緑 <航空船に忍び寄るもの 静電気式打撃体 ラスヌーのヘリオン

 新年一発目、各々がそれなりに抱えていたものはあったと思うが、やはりもっとも大きなものを抱えていた面々は、「初優勝したい」だろう。残すところあと2回、そして優勝未経験者も2人。もう残された時間は無い。そんな状況で見事に果たした初優勝。最終戦は全勝同士で私とあたり、これまで私とのマッチは2勝8敗とあまりに大きな負け越し、どう考えてもフラグとしか思えない優勝決定戦だったが、ここで見せた恐ろしい回りは、これまでうわごとのように呟き続けた「優勝したい」の爆発だったのかもしれない。デッキは土地16枚、クリーチャー17体でほぼ3マナ以下にまとめた超前のめりデッキ。そして、我々の中ではこれまでこいつしか使っていない愛用の「静電気式打撃体」ギミックも内蔵している。試しに私とのゲームを振り返ってみると、1敗して後が無くなった2戦目、先攻2ターン目から「牙長獣の仔」が登場し、出遅れた私を完全にサイズで上回る。そして2エネルギーを得たところで4ターン目に流れるように「ラスヌーのヘリオン」登場。私が出せたのは「金線の使い魔」だけ。ラスヌー通すと痛い、牙長獣通すとエネルギー減らない。でも止めても牙長獣止められないからラスヌー無限に生きる。投了。3戦目は更にひどく、4ターン目「静電気式打撃体」→5ターン目「航空船に忍び寄るもの」→6ターン目「巨人の光景」張って「気宇壮大」で7/7パンチ→「撃砕確約」で20点。gg。まぁ、せっかくの新春特番だしね。やりたいこと全部やらせて勝たせてあげたわ。俺も本当に優しい先輩だね。ファックだね。

 

 

<一点突破のRDW>

沼×9 森×6 霊気拠点

 

<クリーチャー・機体類> 17

発明者の見習い 亢進する地虫

牙長獣の仔 無謀な炎織り

シャイラ専有地の賢者 クジャールの種子彫刻家

競走路の熱狂者 真鍮の災い魔 

ラスヌーのヘリオン ピア・ナラー

静電気式打撃体 天才速製職人

速接会のオオトカゲ 気ままな芸術家

ボーマットのバザール船 捕獲飛行機械

航空船に忍び寄るもの

 

<その他> 7

撃砕確約 発明者のゴーグル

織木師の組細工 気宇壮大

巨人の光景 乗っ取り×2

 

 

 

2位 【Thraxi】 黒白 <パンハモニコン プロペラの先駆者 密輸人の回転翼機

 というわけで最終戦では交通事故みたいな負け方をした私ですが、ぶっちゃけ、お正月おみくじゲームなら完勝である。今年最初に開封したパックに入っていたのは、「パンハモニコン」と「霊気池の驚異(FOIL)」という訳の分からないセット。なんかもう、お祭り感が半端じゃない。更に3パック目ではついにコプターとも初対面。もう、今年はいい年間違いなしだ。そんな中で組んだデッキはパンハモスタートなので当然187能力フィーチャーだが、上下との折り合いを付けていたら自然に白黒になった。白は「空中対応員」のおかげで早めに決まっており、2色目は「垂涎グレムリン」の赤かなー、と思っていたのだが、卓に黒が薄い様子が見て取れたのでやや遅めに確保。「組織の密売人」や「奥の手」が流れてきて、アーティファクトカウントを増やしたいと思ってたら3パック目で手頃なカードがザクザク流れてきて、普通に製造ビートとしてもそこそこだし、パンハモ、コプター、密輸人のどれか1枚のレアがでれば何となく試合をまとめてくれる。「当然の結論」×2「奥の手」のおかげでライフが減りにくくてじっくり腰を据えた戦い方も出来るし、コプターとコウモリが殴ってるだけで終わるクソゲーもあったし、変幻自在でしたね。今年はいい年になりそうだ(何度でも言っていく)。

 

 

3位 【Alessi】 黒白青 <マリオネットの達人 本質の摘出 空鯨捕りの一撃>

 年変わりに当たってもう1つ注目されていたのは、この男のパック開封。これまで5週連続で神話レア(うち4回がPW)という驚異の引き(とカードを使えないツキの無さ)を見せつけてくれていたわけだが、今週は果たしてどんなパックを開封するのか。しかし残念ながら連続記録は年変わりとともにストップ。1引きレアこそそこそこだが、後は割と庶民派に戻った。しかし、これまで預けてきたもののキャッシュバックというか、因果オホーというべきか。上家から流されるのは容赦無い「ドビン・バーン」。以前流した負い目もあったらしく、1引きが黒のカードにも関わらず今回はこれを回収。更に3パック目では同じ上家が「発明の天使」を流し、当然これも回収。まさかのレアから製造2と製造3が出揃うという希有な状況になった。上述の通り、黒は今回割と空いていたために「当然の結論」が一周して帰ってくるなんてことも起こり、1引きの「本質の摘出」「空鯨捕りの一撃」も合わせて除去は相当なもの。あとは適当に製造でクリーチャーを並べ、ドビンでカードを引き、天使に繋げて全軍ゴーで勝てる。ピック中は「久しぶりに予防線張っていい?」とわざわざ確認してから「2勝!」と叫んでいたが、実際にはこんだけの陣容があれば多少強引でも3勝は出来てしまったのである。まー、やっぱりドビンは使ってて楽しそうじゃないんだけども……。私との試合なんか「当然の結論」の打ち合いになったもんだから、ライブラリが半分くらいになって相当消耗したのにお互いのライフが大体20とかいうクソな展開も見られ、最終戦ではまさかのライブラリ勝負で勝ちにこぎ着けた。なんなんだこれ。

 

 

4位 【Sangriter】 緑赤青 <通電の喧嘩屋 ギラプールの案内人 溶接の火花>

 で、そんなドビンと天使を流したのがこの男。やっぱりこの2人が並んで座るとろくなことが起こらねぇな。一応返しの2パック目で「行き詰まりの罠」を流してもらってるから本人はそれでいいのかしら。青は「つむじ風の巨匠」のタッチなのでこちらもほぼ2色。ドビンを流して手にしたのは同じく多色の「通電の喧嘩屋」というのが相変わらずだが、今回は緑がやや割れてしまい、その上「ピーマの先導」と「亢進するサイ」がほとんど出てこず、エネルギー寄せ気味のこのデッキは中盤の肉の不足に苦しむことになる。最終的に「通電の喧嘩屋」が2体になったのでブン回りは相当なものだろうが、そこに続く3マナ域が「ギラプールの案内人」×2なのでいまいち迫力がない。試合前に本人は「中押しが利かないから海蛇でぴたっと止まって負けるデッキや!」と叫んでいたが、海蛇はおらずとも実際そんな感じの展開がちらほら。環境理解が進んでいても、デッキメイクはどうにもならないということがよく分かる光景である。ちなみに、最終戦ではまさかの「博覧会場の恐怖」をサイドインという面白プレイも見られた。相手の主力が「領事府の空船口」と「高峰の職工」であるとみてのサイドインだったのだが、これが割とはまっていたのがなかなか面白かった。こんだけやってもまだ見たことのない景色ってあるものなのね。

 

 

5位 【Sea-chicken】 白青 <燻蒸 雲先案内人 亢進する亀>

 試合前に「優勝したい」と必死になる2人を嘲笑い「だから早めに優勝しとけって言ったんや」としたり顔。なんだその余裕。そして新年一発目の引きは「燻蒸」。この引きは一体どんな一年を暗示しているのでしょうかね。当然そこからは白に進むわけだが、上家が「ドビン」からの白なのでやや被り。2色目の青については問題無いはずだったが、今回は「海蛇」が1枚こっきりで、あまり説得力のあるプールにはなっていない。最終的には、とりあえず「亀」→「理論霊気学者」から始めて場を整え、主な突破力は「砦のマストドン」×2というデザインに。一瞬マジで白赤マンモスに手を出したのかと思ったが、そういうわけでなくて自然にこうなった。まつがんの意見と違って、我々の中では「砦のマストドン」って割と評価高いんだけどね。結局、「ヒレナガ空鯨」とマストドンを打破されると攻め手に欠けるデッキになってしまい、「燻蒸」も決め手というよりもその場しのぎの印象が強かった。俺との試合なんて自軍が鯨と象だったのに燻蒸撃ってたしな。その後の勝ちプランないやんけ、っていう。こうなるとやっぱり「青って普段どうやって勝ってるんだろう」って分からなくなるな。

 

 

6位 【Chrolony】 青緑 <クジャールの種子彫刻家 ピーマの先導 高峰の職工

 結局最後まで優勝はお預けで残された1人。しかし、人生には優勝よりも大切なものがあることをみんなに教える、記念すべき試合になった。1パック目、「何とも微妙なパック」を開けたと言い、なんと「クジャールの種子彫刻家」からのスタートという夢もへったくれもない年明け(せめて「焼夷式破壊工作」にしとけば良かった気がするのだが)。そこから緑青で何となくエネルギー関係のカードを見ていたら、5引きで流れてきたのはFoilに輝く「霊気池の驚異」ではないか。このカード、記念すべき初ドラフトでピックして見事に玉砕した思い出のカードなんですよね。魅入られるようにこれをピックし、後はもう……。幸い、今回エネルギーに向かった人間は卓に2人だけだったのでエネルギー関係のカードの回収率はそこそこ。霊気池ガチャをまわす算段は整った。実際、序盤の試合は「そもそも霊気池を引かないです」と泣きそうだったが、後半の試合になるにつれガチャマシーンの出現率はアップ。ついに稼働を始めた驚異の科学力! ……デッキに入っているのは「失跡」×2「検査不合格」「革命的拒絶」と圧倒的カウンター模様なので、主に相手の呪文に対応してガチャを回すことに。……エネルギー6個でそのアクションは安いのか高いのか……。結局、最大級の脅威でも「洗練された鍛刃士」というデッキでは、ガチャが回せたところでゴールなどない。全敗がかかった最終戦ではお互いに決め手に欠けライブラリの底が見え始め、互いに枚数を数えたら「ガチャをまわすとライブラリ切れで負ける」というまさかの事態! これがガチャで身を滅ぼすということなのか!! しかし、男は止まらない。「タカシオヤドカリ」を「抜き取り検査」で手札に戻し、リキャストしてまでエネルギーを注入。回りで見守る誰もが「そのエネルギーで虎が殴った方がまだ勝てる見込みがあるんじゃ」とアドバイスする中、「もう、勝ち負けじゃないんです。ガチャを回すんです」と何かが弾けた。大丈夫。ここまで来たら、もう魔界の底の底。Magic地獄のガチャ地獄。新年はいい年になりそうですね。

「人生なんて、ガチャみたいなもんです。いや、ガチャが人生なんです」

 

 

 

今回のピック表

 

Mei】(赤緑)→【Thraxi】(黒白)→【Sangriter】(緑赤青)

                       

Chrolony】(青緑)←【Sea-chicken】(白青)←【Alessi】(黒白青)

 

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