最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ACCA13区監察課」 6 ゲキ渋いのォ。しかし、ヒロ・シモノボイスほど煙草がにあわねぇ声も珍しいよな。 何とも不可解な作品。オノ・ナツメって漫画家は非常に個性的なデザインセンスを持っており、漫画は一目でそれと分かるようになっているし、一見するとなんだかアニメ化が面倒臭そうに見える。そして、勝手な想像だが多分実際に面倒臭いと思う。1枚絵での切り出しが印象的な画風だけに、コマとコマの間を埋めてアニメにする作業はかなりデリケートなものになるはずだ。しかし、意外なことにこの人の漫画がアニメ化されると、不思議と良いものになる。まぁ、完全に個人的好みによるんだろうが、過去にアニメ化された「リストランテ・パラディーゾ」も「さらい屋五葉」も、独特のデザインセンスがアニメの中でも活かされていたし、「単に動かす」という安易なメディアミックスではなく、きちんとその作品の持ち味をアニメとして新規に掘り起こす作品になっていた。特に漫画家として思い入れがあるわけではないのだが、アニメとなると、何故か波長が合う作品に仕上がってくるのだ。 そんなわけで、今回も期待票込みでの1話目。ホント、毎度の事ながら熱も圧もほとんど感じられない話運び。未だかつてこんなにヌルリと進行するアニメ第1話があったか、と思わせるほどに淡々と話は進み、そのほとんどがロビートークみたいな会話ばかり。アクションもなければ感情のぶつかり合いだってほとんどない。普通に考えたら、アニメにする意味が無いとすら思えるレベルだ。しかし、これはひいき目なのか、何故か観ていて退屈しない。もちろん、シナリオ自体は駆け足気味で進んでいるのでお話を追いかけているだけでも忙しいはずなのだが、その「忙しさ」を感じさせず、あくまでも淡々とした空気を維持しつつ、その中に効率的にお話が詰め込まれているのだ。「リストランテ・パラディーゾ」の「枯れ」、「さらい屋五葉」の「湿り」と同じように、今作にも何か、オノ・ナツメ独特の「熱の無さ」を魅力に転換するアニメ技法が盛り込まれているということなのかもしれない。 監督は「スペースダンディ」「ワンパンマン」の夏目真悟。元々作画技術の妙から話題を集めた人だが、今作では得意の大上段からの活劇を封印され、一体どんなディレクションを見せてくれるのだろうか(なお、エンディングは爆発している模様)。いや、ここからどういう展開になるか知らないので、ひょっとしたら大活劇アニメになるのかもしれないけどさ。オープニングの演出なんかを観てても、まだまだどういう方向に切り出される作品なのか全く分からないし。まぁ、あの主人公じゃ絶対活劇にはならんだろうなぁ。1話目ではどのように展開していくのか予想もつかないため、色々と期待は高まっておりますよ。 冒頭で下野紘をいじってはみたものの、主人公・ジーン役は案外良い配役じゃないかと思っている。ただひたすら圧を下げ続けるジーンの発声は、素で重い声だと必要以上に「大物感」とか「腹黒さ」みたいなものが出てしまうが、下野ボイスだとそのあたりが上手い具合に中和され、昼行灯っぽさを残しながらの「余熱」みたいな状態で進行してくれる。5長官のあまりの長官(というか、支配者?)っぷりとのギャップがまた強烈。5長官の連中、各々が1人で世界を支配出来そうな声してるからな。本部長然り。そして、ここまで濃いキャストを詰め込んでるのにとどめに出てくるのがツダケンっていう。バターのスティックフライみたいな重さやな。個人的には今後は妹ちゃんの活躍にも期待したいですね。まぁ、あんまり活躍しそうにないポジションだけどさ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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