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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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3月25日 ドラフト模様(MM3×3)

ピック順 【Thraxi】→【Sangriter】→【Chrolony】→【Serra】→【Alessi】→

 

 まさかのモダマス2回戦。マスターズ環境で遊び倒せるというのは割と幸せなことですね。ただ、ドタキャンが入ったせいで残念ながら5人戦。普段ならブーブー文句を言いながらの5人戦だが、今回はそこまで文句が出なかったのは慣れない環境でそんな余裕も無かったせいか。高い金払ってやってんだから当たり前といえば当たり前なのだが、年寄り連中は懐かしさから割と楽しげ、若い子は若い子で、知らないカード、名前くらいは聞いたことがあるカードを実際に触り、新たな戦略を探すことで割と楽しげ。パックを開けても地味でガッカリすることが多いためにお祭り感覚はそんなに強いわけではないのだが、リミテッド環境としてはなかなか良い環境のようですよ。

 

 ……というわけで、次週もモダマス!!!! なんと3週連続!!! おめぇら金もってるな!!!(他人事) 流石に次週で最後でしょうね。これ、確実に霊気紛争のパックが余るパターンですね。もう、いいや。

 

 




 

 

    AL SE TH SA CH

AL  ー  ×  ×  ×  ◎  1ー3 4

SE  ○  ー  ×  ×  ○  2ー2 3

TH  ○  ○  ー  ○  ◎  4ー0 1

SA  ◎  ○  ×  ー  ○  3ー1 2

CH  ×  ×  ×  ×  ー  0ー4 5

 

 

1位 【Thraxi】 緑赤白 <ガイアの頌歌 サンホームのギルド魔道士 ドラゴンの餌>

 相性の悪い奴が休んでいる間に優勝しておく姿勢。でもまぁ、2位との決定戦ではライフ1点を残してギリギリからの大逆転だったので、デッキはそこまで圧倒的な強さというものではなく、割と運ゲーを制した部分が大きいか。1引き欄にレアが1枚も並ばないクッソ地味なピックでスタートしたが(今回デッキにレアが1枚もない)、「ガイアの頌歌」スタートなので横に広げる戦術を狙いたいところ。前回の居住デッキと被っちゃうのもやだなぁ、と思っていたら赤が割といい流れだったので、白と赤に触りつつのナヤ構成というメインの部分は割と早めに見えていた。大量に流れてくる「数の力」を上手く活かせる構成がベストだ。最終的にはそこまでトークン推しというデザインではないのだが、とにかく2,3マナ域に固めたクリーチャー勢は優秀で、マナソースもおさえてあるので土地16枚の3色デッキにもそこまで抵抗はない。とにかく2ターン目からクリーチャーを並べ、「ガイアの頌歌」か「数の力」でズドンすればいい。「瓦礫帯のマーカ」「薪荒れのシャーマン」と、クリーチャーカウントを稼ぎながらトリックにもなる湧血カードはやはり優秀だ。そして、長年の因縁を解消出来たのが「荊景学院の戦闘魔道士」×2である。実はこのカード、インベイジョン当時の環境で私がルールを勘違いして反則優勝を成し遂げたという思い出のあるカード(白の効果をエンチャント破壊と勘違いしてた)。今回はこれが2枚投入され、大事な試合ではダブルキッカーが大活躍(ゴーレムトークンも破壊してなんとアド差3枚!)。20年近い時を超えて、いいデッキが組めました。

 

 

<横並びナヤビート(土地16枚教入信)>

森×3 山×4 平地×3

ジャングルの祭殿 海辺の城塞 

グルールのギルド門×2 セレズニアのギルド門×2

 

<クリーチャー・トークン類> 16

議事会の招集 ドラゴンの餌

炎樹族のシャーマン サンホームのギルド魔道士

ボロ布食いの魔女 荊景学院の戦闘魔道士×2

ケンタウルスの癒し手 飢えたスプリガン

長毛のソクター 旅する寺院

薪荒れのシャーマン 空騎士の軍団兵

瓦礫帯のマーカ 青銅嘴の恐鳥

練達の接合者

 

<その他> 8

数の力×2 地上の突撃×2

鉄の樹の拳 探検

ガイアの頌歌 調和

 

 

2位 【Sangriter】 白赤 <練達の接合者 ちらつき鬼火 沈黙の守り手、リンヴァーラ

 今回はボロス絡みのビートがワンツーというなかなか偏った結果に。前回「3色環境で2色に絞る意味はあんまり無いよな」というコメントをしたのだが、なんとこちらは純正ボロスに絞り、きっちりとビートを仕上げることに成功している。「練達の接合者」スタートということで、元々は白のブリンク関係からのシナジー構成も目論んでおり、さらに居住も絡むとトークンの増産体制はそれなりのもの。「ちらつき鬼火」「コーの空漁師」「優雅な猶予」などギミックは豊富で、ここまでの数があると、出入りするのが「従者つきの騎士」程度でもそれなりにうざい。手数が揃えば、あとは3体集まった「ギデオンの法の番人」で相手陣営をこじ開けつつ、時に「空漁師」の2点ペチペチで稼ぎ、時に「向こう見ずな技術」でそのペチペチが大打撃に。「モグの下働き」×2もこのデッキならそのポテンシャルを存分に発揮出来ただろう。2色に絞ることの最大のメリットは、タップインランドを一切使わずにすむこと。速いデッキを組み、さらに相手よりも1ターン早く動けるように絞り込むことで、ダメージをたたき込むタイミングを少しでも稼ぐのだ。うーむ、流石のマスターズだけあって、5人戦でもこういう絞り込みが可能なくらいにはカードプールはそろっているのだなぁ。

 

 

3位 【Serra】 白青黒 <刃の接合者 無形の美徳 冒涜の悪魔

 なんと上3人が白である。こちらも「刃の接合者」→「翼の接合者」という綺麗な引きからスタートしたため、トークンの使い倒しが目標となる。そして、前回誰かがやろうとして上手くいかなかった白青ブリンクのデザインがなかなかの練度で達成出来ているのは注目ポイント。「ミストメドウの魔女」は起動コストこそ重いが回り始めるとテキストを二度見してしまう力を発揮したし、「幽霊のゆらめき」×2が相手の除去をかわしつつゴーレムの量産体制を支える。このゴーレム、「無形の美徳」でナチュラルに4/4警戒なんですよねぇ。やっぱり「美徳」はどんな環境でもコワレだよなぁ。黒は主に「苦悶のねじれ」「骨の粉砕」「忌まわしい光景」といった除去サポートだが、ところにより「吸血鬼の夜鷲」「冒涜の悪魔」といったボムにつながることも。一番枚数が少ない黒がダブルシンボル多めなのが負担になってしまったが、土地が揃えばやっぱりこっちの方がド派手で面白かろう。今回はパックが少ない割に各ギミックは前回以上にはっきりと際だってますね。やっぱり2戦目でみんないくらか戦術が見えてきてるのだろう。

 

 

4位 【Alessi】 黒赤青 <地獄乗り ファルケンラスの貴種 トゲの道化師>

 戦術は見えてるんだろうが、ピックに振り回されて失敗しちゃったパターン。「地獄乗り」スタートで赤が確定。「終止」に「殺戮の剣闘士」と赤黒は早々に決定し、1パック目段階では3色目が「ウルヴェンワルドの足跡追い」の緑か、「二人組の見張り番」の青か、という状態でステイ(ご丁寧に青黒門と赤緑門の両方をピックして構えている)。そしてやってくるのは、2パック目3引き、「残酷な根本原理」である。まぁ、せっかく色が合いそうなのだからこのドリームに照準を定めない理由もあるまい。無事に3色目が青に決まり、そこからグリクシスカラーに進むわけなのだが……。その後、何度も何度も「ジャンドにしておけば……」と恨み言を漏らし続けるだけの機械になってしまうというオチ。別に「根本原理」が弱いわけではないのだが(当たり前)、どうもその後の流れで緑の方が脈があったようだ。レアに踊らされて青に進んでしまったことで2パック目以降の引きにねじれが生じ、明確な指針を持たず「根本原理を撃つ」だけをモチベーションとしてデッキ構成になってしまった。そもそも「ファルケンラスの貴種」などの濃いめのラクドス風味のデッキに、悠長な「根本原理」は水と油なのだ。そのあたりの全体像の構築に失敗してしまったことにより、デッキは空中分解してしまった。何よりも堪え難かったのは、前回もグリクシスカラーだったので「前回のデッキの下位互換」(本人談)になってしまい、爽快感が一切無かったのがご不満だったようで。こんだけレアを引けても、お祭り感ってのは出ないもんなんですよね。

 

 

5位 【Chrolony】 黒青赤緑 <ボロスの反攻者 忌まわしい光景 神秘的発生>

 2連続で最下位という、経験値の差による壁を痛感させられる結果に。しかし、前回は4色で土地15枚という常軌を逸したデッキ構成で度肝を抜き、「今回も土地15,6枚ですか?」と茶化された時には「いえ、18枚です」とサラリと言える胆力は大したもの。両極端か。まぁ、15枚よりもよっぽど常識的ですけども。だって、今回もやっぱり4色なんですもの。しかも1引きが「ボロスの反攻者」なのに白は入っていない。そりゃまぁ、18枚くらいにしないとなかなか安定してくれないだろう。4色とはいっても、緑は「シミックの空呑み」「神秘的発生」くらいのタッチで、基盤となるのはグリクシス。「禁忌の錬金術」「強迫的な研究」「神秘の指導」などのドロー&サーチを使いこなして色が多くなった強みを活かそうと奔走するが、やっぱり腰が据わってないので単体でのカードチョイスだけになってしまい、なかなか隆々たる相手の猛攻を凌ぐには至らない。今回割と早くて分厚いデッキが多かったので、土地を並べて手札を整えている間にゲームが終わってしまう展開が多くてね。色んなカードに触っているので、「ゴブリンの電術師」があわや「ゴブリンの突撃」で突っ込んでしまうなんてことにも(事前に気付いて事なきを得たが)。まぁ、こうして色を贅沢に広げまくって色んなカードの使用感を確かめてみるのは経験値アップには良いことだろう。さて、次回が最後のモダマスになるが(なりますからね!)、ここ2戦で培った経験を、最後に活かすことが出来るだろうか。

 

 

 

今回のピック表

 

Thraxi】(緑赤白)  →    【Sangriter】(白赤)

                        

Alessi】(黒赤青)←【Serra】(白青黒)←【Chrolony】(黒青赤緑)

 

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