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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<無色>

 

Conqueror’s Galleon 征服者のガレオン船 (4) R

アーティファクト・機体

(2/10) 搭乗4

〜が攻撃した時、戦闘終了時に〜を追放し、その後、変身した状態で戦場に戻す。

Conqueror’s Foothold 征服者の橋頭堡

土地

(T):あなたのマナプールに(C)を加える。

(2)(T):カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。

(4)(T):カードを1枚引く。

(6)(T):対象の、あなたの墓地にあるカードを手札に戻す。

 史上初、搭乗したらパワーが下がる機体である。まぁ、ぶっちゃけ機体としての性能はほとんど関係なく、あくまで「クリーチャーのパワーを合計4タップすれば、ご褒美として変な土地がもらえるよ」というギミックだ。公式コラムに書いてある通り、これら「場所」のギミックはアイディアの起点が機体とも変身カードとも関係ないところから生まれているので、結果的に機体という装置を使っただけで、概念として全然違うものだと思った方がいいだろう。とりあえず船を用意して、パワー4点分の乗組員が揃ったら、あとは目的地へ向かうだけ。なんとも俗っぽくてダイレクトなアドバンテージを届けてくれる目的地だな……。2マナ起動のルーター土地というだけで充分強いし(参考:「ガイアー岬の療養所(EMN)」)、4マナドロー土地とか割とふざけてるレベル。挙句6マナで好きなカードが回収できたり、橋頭堡っていう言葉の意味を履き違えているとしか思えない辣腕っぷりである。まぁ、先立つものは運用のためのマナ、そして現地に向かう乗組員。先の長い利益なので、腰を据えてじっくり探せるデッキが必須だ。

 

Dowsing Dagger 探査の短剣 (2) R

アーティファクト・装備品

〜が戦場に出た時、対象の対戦相手は、0/2で防衛を持つ、緑の植物・クリーチャー・トークンを2体生成する。

装備されたクリーチャーは+2/+1の修正を受ける。

装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、〜を変身させても良い。

装備(2)

Lost Vale 失われた谷間

土地

(T):あなたのマナプールに好きな色のマナを3点加える。

 探索ギミックを持つ短剣。今回こうした「場所を探す」系のアーティファクトにはコンパスだの地図だのといった探検に必須のナビアイテムが採用されているが、まさかダウジングまで駆使することになるとは思わなかった。こんなんを頼りに連れて行かれたら、後ろを歩く部下たちも不安になる気がするけども……どうやら魔力は本物だったようなので一安心。実にフレーバーに溢れる1枚で、なんと装備品のくせに187でトークンが出てくる。しかも相手に。この完全なるマッチポンプのおかげで、このカードは「短剣で草むらをかき分けて目的地に進んでいくのだ」というフレーバーが味わえるわけだ。まぁ、馬鹿正直に草むらをかき分けずとも、フライヤーに張って殴ればミッションは一瞬でコンプリートしてしまうのだが。無事にたどり着いたその場所は、なんと無数に水蓮の咲き誇る魅惑の土地。マジですげぇ場所がいっぱいあるな、イクサラン。このカードが親切なのは、変身が強制ではないこと。そりゃ3マナブーストは強力だが、場合によってはそれよりも+2の装備品が大事、ということもよくあるだろう。そういう時に目的地を見ないふりしてダガーを振り回すことは認められているのだ。さぁ、ロータスか、ダガーか。しかし、全く同じ修正値となると同セットに収録された「海賊のカットラス」は不憫だな。まぁ、コモンだからしょうがないけども。

 

Dusk Legion Dreadnought 薄暮軍団の弩級艦 (5) U

アーティファクト・機体

4/6 警戒 搭乗2

 また出たドレッドノート。前作「領事府の弩級艦」は「ファイレクシン・ドレッドノート」をモデルにしたまさにド級の大きさだったが、今回は5マナで4/6という、クリーチャーとして存在していても割と普通のサイズで登場。警戒というささやかな利点こそあるものの、わざわざ機体に頼る必要があるかどうかも疑問な設定である。これは勝手な想像だが、機体が初登場したカラデシュ次元では、お目見えということで多少張り切りすぎたという反省があったのじゃなかろうか。「改革派の貨物車」にしろ「鉄装破壊車」にしろ、「わざわざクリーチャーよりも不安定なカードを使うんだから、大きくメリットがあったほうがいいだろう」という調整だったのだろう。今回はそうした部分を大胆に削り、クリーチャーとしてもそこまで破格のサイズではないが、アーティファクトであるとか、ソーサリー除去が効かないとか、小さいパワーを組み合わせてまとめて大パワーにできるとか、そういう機体独自の特性だけでどこまでニーズがあるかを測ろうとしているのではなかろうか。同じように鳴り物入りで登場した装備品だって、最初は強すぎたところからちょこちょこと調整してベストな形を見つけたのだから(まぁ、まだ時たまやんちゃするけども)。今後の機体カードの変遷に注目である。

 

Elaborate Firecannon 煩雑な火炎砲 (2) U

アーティファクト

〜はあなたのアンタップステップにアンタップしない。

(4)(T):〜は対象のクリーチャーかプレイヤーに2点のダメージを与える。

あなたのアップキープの開始時に、手札を1枚捨てても良い。そうしたなら、〜をアンタップする。

 確かに煩雑だ……。どんだけ面倒な手順で発射するんでしょうかね。しかしそうは言っても、一応繰り返し使用できる火力なのは間違いない。ただひたすらここから本体に2点飛ばすだけで勝つデッキとか……無理かなぁ。アンタップするだけならいらない土地を捨てればいいだけだから大して負担にはならないんだけど、1発4マナがどの程度許容できるか。どうしても相手クリーチャーに触る手段が見つからないとか、相手がPW出してきやがったとか、そういう時のために一応こっそりピックしておくと意外な活躍を見せるかもしれない。かもしれない。

 

Fell Flagship 不吉な旗艦 (3) R

アーティファクト・機体

(3/3) 搭乗3

あなたのコントロールする海賊は+1/+0の修正を受ける。

〜がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは手札を1枚捨てる。

 搭乗3のパワー3というなんとも無駄な能力持った機体。もう、わざわざ乗らずとも海賊のパワーを底上げする置物として使えれば充分なんじゃないかって気がする。だって、海賊メインのデッキならわざわざこれに乗って進軍して壊しちゃうリスクを負うのはアホみたいだしね。こいつ自身が海賊じゃないから修正を受けないのもピンとこない。一応、ダメージが通った時にいわゆるスペクター能力を発動するが、この程度のサイズでは割と対策も容易だろうし、わざわざ搭乗を経由して狙えるタイミングがどの程度あるものか。まぁ、うまいこと乗り込めればラッキーの心境で。海賊が乗るなら元々のパワーが2の奴でも乗れるので、展開の速度で相手を凌ぐことはできそうだ。

 

Gilded Sentinel 金色の歩哨 (4) C

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

3/3

 ザ・バニラ。どんな色でも手軽に使えるのが売りだが、今回は(今回も)各色に個性あふれる良いクリーチャーたちが溢れているのだから、これをデッキインして「ピックに失敗しました」と相手に教えてやる義理もないだろう。アーティファクトが無いと攻撃できない「自暴自棄の漂流者」がデッキにいっぱい入ってるならちょっと加点。ホントちょっとだけ加点。それにしても、余所者から黄金都市を隠したいから見張りを立たせてるはずなのにこんなに目立ってていいんだろうか……。

 




Hierophant’s Chalice 秘儀司祭の杯 (3) C

アーティファクト

〜が戦場に出た時、対象の対戦相手は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

(T):あなたのマナプールに(C)を加える。

 ちょっとだけおまけがついたマナ加速。うん、そうだな……。重たい恐竜デッキならどんな形でもマナ加速は……いや、さすがにこんな形はちょっと……。もうちょっと、なんか、無いかね?

 

Pillar of Genesis 起源の柱 (2) U

アーティファクト

〜が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。

(T):あなたのマナプールに好きな色のマナを1つ加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー・呪文を唱える時にのみ支払える。

 いかにも種族環境らしいデザインのマナソース。設定としては「魂の洞窟(AVR)」と同じだが、こちらはマナ加速できること自体が強みなので、当然カウンター対策なんて余計な機能のない純正の加速装置だ。今回登場する主な種族は、白黒吸血鬼、青緑マーフォーク、グリクシス海賊、ナヤ恐竜。このうち、緑含みの2色であるマーフォークはそこまでサポートを必要としないだろうが、どうしたって選択肢が広がりがちな海賊、そしてそもそもコストがでかい恐竜の2つの種族は、こうして色マナサポートもこなせるマナ加速が手に入るのはありがたいだろう。海賊なら序盤に宝物を得ればある程度ごまかせるが、恐竜はそうした逃げ道も少なそうだ。統率者デッキでも部族スキーの人にはニーズがありそうなお手軽な一枚。

 

Pirate’s Cutlass 海賊のカットラス (3) C

アーティファクト・装備品

〜が戦場に出た時、対象のあなたのコントロールする海賊に〜をつける。

装備されたクリーチャーは+2/+1の修正を受ける。

装備(2)

 海賊といえばやっぱりカトラス。アモンケットのコペシュもそうだけど、刀1つ取ってみても文化差ってのはあるもんですね。そして、短身で取り回しがしやすいことで船上で戦う時に好まれたカトラスなのだが、何故かコペシュよりも打撃力が高い。まぁ、それでも「肉屋の包丁(ISD)」に負けるわけだが……。雰囲気よ雰囲気。+2/+1の装備品ということで、ベースとなるのは「信頼おける山刀(ZEN)」である。比較すると設置コストが2マナも重くなってしまっているが、これはレアリティがコモンなのが理由の1つ。そして、場に出た時にしっくりくる海賊がいればそのまま持ってもらって構わない即時アタッチ効果が1つ。まぁ、「山刀」ならキャストに1マナ、装備に2マナなのでコストとしてはおんなじなんだけどさ。パワー2を与える装備品はどんな世界でも大きな影響力を持つ。「放射籠手」と違って今回はタフネスの修正もあり、しっかりと対策をしておかないとこれ1枚でいいように転がされてしまうかもしれない。ちゃんとアーティファクトを割れる環境だといいね!(アモンケットの方角を見ながら)

 

Primal Amulet 原初の呪物 (4) R

アーティファクト

あなたがインスタントやソーサリー・呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。

あなたがインスタントかソーサリー・呪文を唱えるたび、〜の上に蓄積カウンターを1つ置く。その後、〜の上に4つ以上の蓄積カウンターが置かれているなら、それらを全て取り除き〜を変身させる。

Primal Wellspring 原初の水源

土地

(T):あなたのマナプールに好きな色のマナを1つ加える。このマナがインスタントやソーサリー・呪文を唱えるのに支払われた時、その呪文をコピーし、あなたはコピーのための新しい対象を選んでも良い。

 ジェイスの聖域(ORI)」が無色になり、なんか「氷の中の存在」っぽい変身能力がついた。「ジェイスの聖域」はその効果に色々と可能性を感じるカードだったのだが、いかんせんスタート地点としてはちょっと重すぎてなかなか活躍するデッキが出てこなかった。その後同じ能力を持つ「遵法長、バラル」さんが軽さを活かして各種環境で活躍中だが、こちらもレジェンドという制限があるのでコンボデッキのような使い方は難しい。それなら、バラルに加えてもう1枚これでどうでしょう。無色なのでどんなデッキでも運用可能だし、途中から軽減能力こそ失うものの、今度は自らマナを出し、あの「紅蓮術師のゴーグル」のハイパーバージョンとして恐ろしいアドバンテージを叩き出す。しかもこいつはゴーグルと違ってレジェンドじゃないので重ね張りも可能。軽くなった呪文をコピーで! なんて楽しいデッキも組めるかもしれない。コンセプトとしては「紅蓮術士の昇天(ZEN)」に近い。赤や青で何か楽しいデッキが組めそうではないか。とりあえず「選択」を4枚重ねるところから始めるんだな。さぁ、デッキを作ってみよう。

 

Prying Blade もぎ取り刃 (1) C

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは+1/+0の修正を受ける。

装備したクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、【宝物トークン】を1つ生成する。

装備(2)

 宝物をもぎ取る形をしてるだろう?」 知りませんがな。この形の刀がどういう目的で作られてるのかよくわかりませんが、少なくともトークンを引っ掛けて持ってくるためではないと思います。でもまぁ、これで相手を殴ればどこからともなくトークンは出てくるんです。もぎ取りっていうか「異次元宝物製造刃」とかいう名前の方が正しいかもしれません。卍解したらもっと長い名前になるでしょう。修正値も最低限だし、装備コストも2かかるので決してノーストレスというわけでもない。それでもパワーが上がるのはまぎれもない事実だし、その後の宝物ライフにも影響を与えるのも間違いない。宝物をリソースとして有効利用できる青黒系なら、フライヤーのクロックを高めながらさらなるエンジンを構築できるキーになりうるかもしれない。世の中には宝物10個並べて勝つデッキだってあるんだから。

 

Sentinel Totem 歩哨のトーテム像 (1) U

アーティファクト

〜が戦場に出た時、占術1を行う。

(T)、〜を追放する:すべての墓地のカードを追放する。

 墓地対策アーティファクトの新作。現在の最新作は「没収の曲杖」だが、今のところこれが実戦投入されたという話はあまり聞かない。現在のスタンもそれなりに墓地は警戒すべき場所のはずだが、わざわざアーティファクト1枚を費やし、それ専用のサイドボードを用意するには環境がキツすぎるのだろう。そこで、一応墓地環境の次のセットとなる今回はよりお手軽に、より確実に墓地を叩ける新作を発表。これならわずか1マナで即座に全てのカードが吹き飛ぶので「曲杖」よりもトータルで2マナも軽くなるし、さりげない占術サポートもあるので(「大祖始の遺産(ALA)」ほどではないにしろ)「それだけのために投入する」というサイドカードのもどかしさをある程度は緩和してくれるはずだ。まぁ、ドラフトでは割と空気になりそうであるが、何かそれ専用のカードを突っ込んでる奴を見てから。

 

Shadowed Caravel 陰鬱な帆船 (2) R

アーティファクト・機体

(2/2) 搭乗2

あなたのコントロールするクリーチャーが探検を行うたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。

 探検に行くなら船を出さないと、という機体。なんか、今回はこうして「搭乗してもパワーが増えない」っていう試験的な機体が多いな。ただ、こちらの機体が脆弱なのは最初のうちだけ。少しずつ一味の仲間を増やして経験を積めば、クルーだってどんどん強くなるし、船自体も増強されていく。探検クリーチャーの展開を始める前に是非設置しておきたい活動拠点だ。ただまぁ、リミテッドレベルで「探検デッキ」ってのがどの程度運用できるのかは定かでないし、仮に運用できたとして、先に設置したこいつがちょっとずつ大きくなるという長所がどの程度旨味があるのかと言われたら疑問ではあるのだが。なんかこう、どこぞの一味みたいに「船大工を雇う」的なイベントで強化できないもんですかね。その場合はまず船で空飛ぶ必要があるが……。

 

Sleek Schooner 小綺麗なスクーナー船 (3) U

アーティファクト・機体

(4/3) 搭乗1

 トランプルと増強能力を失ったおかげで搭乗が楽になった「改革派の貨物車」である。…………なんで貨物車ってコモンだったんだろうな……。まぁ、このサイズでも3マナというコストを考えれば充分なんですよ。ソーサリー除去が効かないっていう相変わらずの強みもあるし、この世界にも1/1の吸血鬼トークンなんかがいるから搭乗要員には困らないだろうし。でも、なんだろ、この翼の折れたエンジェルみたいな残念感は。もう、コプターや真意号を作っちゃううっかりスタッフはいないんだね……(おらんでいい)。

 

Sorcerous Spyglass 魔術遠眼鏡 (2) R

アーティファクト

〜が戦場に出るに際し、いずれかの対戦相手の手札を見て、その後、任意のカード名を1つ選ぶ。

選ばれた名前の発生源の起動型能力は、それがマナ能力でない限り起動出来ない。

 通称「見てから針」。「真髄の針(RTR)」が1マナ重くなったが、その分相手の手札をチェックしてから宣言出来るという至れり尽くせりのオプションが追加された。これで一応メインから採用するのも不可能ではなくなった……いや、流石に無理かな。抑え込むのは起動型能力だけだしな。基本的に「針」はサイドボードからスタートし、相手のデッキでどうしても動いてほしくないカード名を宣言するものなので、相手の手札に何があるかで宣言が変わることは多くないはず。そう考えるとこのオプションは単なるおまけ程度ではあるのだが、それでも、宣言したいカード候補が2種類以上思い浮かぶ場合はあるだろうし、手札全部を見れば相手の数ターン後の狙いも透けて見える可能性はある。安全を買うためのカードである針が、よりセキュリティを上げたと考えれば、この価格は適正なのではなかろうか。

 

Thaumatic Compass 魔学コンパス (2) R

アーティファクト

(3)(T):あなたのライブラリから基本土地カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

あなたの終了ステップの開始時にあなたが7枚以上の土地をコントロールしているなら、〜を変身させる。

Spires of Orazca オラーズカの尖塔

土地

(T):あなたのマナプールに(C)を加える。

(T):対象の、対戦相手のコントロールする攻撃クリーチャーをアンタップし、それを戦闘から取り除く。

 魔学ってなんなんだろ。英語を確認すると「thaumaturgy」が魔術的な力を表す言葉らしいのだが、「Magic」と何が違うのかはよくわかりません。とりあえず、何か魔力的なものを指し示すコンパスなのだな。でもまぁ、しばらくは「旅行者の凧(CHK)」と全く同じ。この効果だけでもレア相当なのだから大したものだが、ある程度腰を据えたデッキが組めたなら、ターンエンドに余ったマナでシコシコとライブラリを圧縮することが可能。正直、あんまり多色デッキのサポートとかは考えない方がいい。いや、もちろん使えるんだけど、起動に3マナかかるので、序盤のマナ整備にこれを運用するのは流石に隙が多すぎてリスクが高い。これがないと色マナが立ちいかないようなデッキは避けるべきだ。とにかく、じっくりとコンパスを睨みながら道を辿り、探検を進めるデッキで思い出したように起動する。そうすると、コンパスがあろうがなかろうが、そのうち7マナには到達するだろう。すると無事、我々はイクサランに伝わる伝説の黄金の都、オラーズカの所在をつかめるのである。で、そのオラーズカはどんな場所かというと……「イス卿の迷路(DRK)」ですね。なんでイス卿がこんなとこにいるんだ。いや、いないだろうけど。わずか土地1枚でアタッカー1体を完全に無効化してしまえるというとんでもない過去の遺物。それが手に入るんだからやっぱりすげぇぞオラーズカ。なお、土地を7枚セットすると勝手にコンパスが裏返るので、それ以降ライブラリの圧縮はできないんで悪しからず。ガンガンコンパスを並べて大量の迷路で鉄壁の防御をしいたら面白そう。出てきた時にはどこぞのアイドルがデキ婚してるかもしれん。

 

Treasure Map 宝物の地図 (2) R

アーティファクト

(1)(T):占術1を行う。〜の上に目印カウンターを1つおく。その後、〜の上に3つ以上の目印カウンターが置かれているなら、それらを全て取り除き、〜を変身させる。【宝物トークン】を3個生成する。

Treasure Cove 宝物の入り江

土地

(T):あなたのマナプールに(C)を加える。

(T)、宝物を1つ生贄に捧げる:カードを1枚引く。

 ドミニオン脳の場合は「2枚同時にサクると宝物4つもらえるんやろ」くらいしかイメージできないのが宝の地図。とりあえず序盤は「ダークスティールのペンダント(DST)」と全く同じ占術装置。1マナで占術1なら実はそれだけでも悪くない。そして3度の調査を終了して道が開ければ、無事に目的地に到達してお宝ザックザクの栄誉にありつけるわけだ。出てきたお宝をそのままマナソースとして使ってもいいし、入り江の交換所で確実にドロー変換していくのも美味しい。地図から出てきたお宝以外も全部カードに変えられるので、ここから始めてグランドラインに船出するデッキも面白いかもしれない。秀逸なのは、変身までに必要だった3ターン分のマナが全部宝物の形でキャッシュバックされているところ。つまり、このカードは占術しながらマナを蓄えておく貯蔵庫と見ることもできるのだ。色々な使い道が全部おいしいナイスレア。せっかくやってきた海賊世界なんだから、やっぱり狙うは一攫千金だ。

 

Vanquisher’s Banner 勝者の旗印 (5) R

アーティファクト

〜が戦場に出るに際し、クリーチャータイプを1つ選ぶ。

あなたのコントロールする選ばれたタイプのクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。

あなたが選ばれたタイプのクリーチャー・呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。

 部族環境を応援するために無節操にゴテゴテと盛られた贅沢品アーティファクト。基本になるのは「共同の功績(ONS)」。他にも構築で活躍した「順応する自動機械(M12)」、更に最近では「金属ミミック(AER)」あたりも一応近いところか。そう考えると5マナの置物というのはやや重たいが、それを埋め合わせて余りあるのが下のドロー効果である。デッキを単一タイプでまとめられればこれって「垣間見る自然(CHK)」。それも永遠に使い続けられる爆裂ドロー装置だ。リミテッドなら当然のボム。1引きで開けちゃったら、もうとにかくなんでもいいから単一部族を集めきらなきゃいけない。構築レベルでもひょっとしたら何かできるかもしれないくらいのスペックだが、同種の軽量カードがまず優先されるかな。統率者デッキならエルフやマーフォーク、ゴブリンあたりが大歓迎しそう。

 

Dragonskull Summit/竜髑髏の山頂(M13)」 R

Drowned Catacomb/水没した地下墓地(M13)

Glacial Fortress/氷河の城砦(M13)

Rootbound Crag/根縛りの岩山(M13)

Sunpetal Grove/陽花弁の木立ち(M13)

 いわゆるM10ランド。スタンダードはローテーションの関係でバトルランドとシャドウランドがまとめて落ちる。するとカラデシュ産の敵対色ファストランドが残るものの、友好色土地がサイクリング土地だけになってしまい、タップインしない土地が必要なのだ。幸いサイクリングランドは基本土地タイプも持っており、これらM10ランドとの相性は抜群だ。多少枚数は減るが、今後しばらくはこいつらがマナ基盤を守ってくれることになるのだろう。すでに何度も再録が繰り返されているので、非常に安価でまとめ買い出来るから初心者でも安心。まぁ、その分我々のようなプレイヤーはパックから出てきてガッカリすることになるのだけども。一応拡張セットでの収録は初なので、パックから出てきたら意外と新鮮かもしれないな。

 

Field of Ruin 廃墟の地 U

土地

(T):あなたのマナプールに(C)を加える。

(2)(T)、〜を生贄に捧げる:対象の、対戦相手のコントロールする基本でない土地を破壊する。各プレイヤーは、自分のライブラリから基本土地カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、それらのプレイヤーはライブラリを切り直す。

 久しぶりに登場したノンベーシックランド対策土地。過去には大先輩「不毛の大地(TMP)」に端を発し、調整版の「地盤の際(WWK)」、「侵食する荒原(M14)」などが作られ続けている。そして今回のこちらは、万能土地対策カードとしてモダンなどでも活躍中の「幽霊街(ISD)」とコラボした新しいギミック。起動コストはそこそこレベルなので程よい調整だし、「幽霊街」の最大のポイントであった土地損を解消し、なんとこれをサクった自分のところにも土地が提供される。アンタップインなので全体的にこれのコストが軽めに緩和されるのもポイントだ。「幽霊街」と違って自軍の「トロウケアの敷石(TSP)」を壊すなんてヒネたムーブは出来なくなったが、純然たるヤバい土地対策カードとしてはかなり使いやすい。「ウェストヴェイルの寺院」とか目立った土地は落ちてしまうが、一応ラムナプや「イフニルの死界」あたりを警戒することはできるかも。下の環境でも、「基本土地入ってねぇよ」とかいうデッキがちょこちょこあったりするので、「幽霊街」と並ぶ対策カードとして期待がもてそうだ。

 

Unclaimed Territory 手付かずの領土 U

土地〜が戦場に出るに際し、クリーチャータイプを1つ選ぶ。

(T):あなたのマナプールに(C)を加える。

(T):あなたのマナプールに好きな色のマナを1点加える。このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー・呪文を唱えるためにのみ支払える。

 アーティファクトにあった「起源の柱」をそのまま土地にも転用したもの。用法は全く同じで、少なくともこの環境のリミテッドなら「好きな色のマナを出す」と似たような使用感で使っていけるはず。無色マナが出せる分、「起源の柱」よりも制限も緩いし使いやすい。

 

Unknown Shores/未知の岸(OGW)」 C

 どうしてもスポイラの最後の1枚って地味な土地になりがちだよね……。いや、しょうがないけども。えーと、カード名からして冒険次元のイクサランにぴったりの素敵な土地なんじゃないでしょうか。ほら、今回は恥ずかしい名前で有名な風雲船長ラネリーさんのありがたいフレーバーテキストもついてますし。ありったけの夢をかき集めて探し物探しにいけばいいんじゃないでしょうか。スポイラ終わりだぁ!(ドン!)

 

 

 

<PWデッキ>

 

Castaway’s Despair 漂流者の絶望 (3)(U) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

〜が戦場に出た時、エンチャントされたクリーチャーをタップする。

エンチャントされたクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

 イラストだけ大評判元ネタもあるらしいですよ。

 

Grasping Current 飲み込む水流 (4)(U) R

ソーサリー

最大2体までの対象のクリーチャーを、そのオーナーの手札に戻す。

あなたのライブラリや墓地から、「巧妙な精神魔道士、ジェイス」という名前のカードを1枚探し、それを公開して手札に加える。あなたがこの方法でライブラリを探したなら、あなたのライブラリを切り直す。

 バウンスで時間稼いだ上でアド取って6マナのPWに繋げるっていう構造は強いよね。

 

Jace, Ingenious Mind-Mage 巧妙な精神魔道士、ジェイス (4)(U)(U) M

伝説のプレインズウォーカー・ジェイス

<+1>: カードを1枚引く。

<+1>: あなたのコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。

<-9>: 最大3体までの対象のクリーチャーのコントロールを得る。

【5】

 漂流者よりこっちの方が強いんじゃねぇかと話題ですが。奥義が遠いのがなー。

 

Jace’s Sentinel ジェイスの歩哨 (1)(U) U

クリーチャー・マーフォーク、戦士

1/3

あなたがジェイス・プレインズウォーカーをコントロールしている限り、〜は+1/+0の修正を受けるとともにブロックされない。

 あとこれも強いですよね。3マナジェイスが次のターンに出るなら、すぐにクロック刻めるわけで。しかし、この世界ではマーフォークがジェイスの味方してくれるんですね。どこぞのゲートウォッチ裏切りマーフォークみたいなのがいなければいいんですけどね。

 

Huatli, Dinosaur Knight 恐竜騎士、ファートリ (4)(R)(W) M

伝説のプレインズウォーカー・ファートリ

<+2>: 最大一体までの、対象のあなたのコントロールする恐竜・クリーチャーに+1/+1カウンターを2つ置く。

<-3>: 対象のあなたのコントロールする恐竜・クリーチャーは、対象の、あなたのコントロールしていないクリーチャーに自身のパワーに等しいあたいのダメージを与える。

<-7>: ターン終了時まで、あなたのコントロールする恐竜・クリーチャーは+4/+4の修正を受ける。

【4】

 ほんまに恐竜大好きすぎるやろ。この奥義なんなのさ。

 

Huatli’s Snubhorn ファートリの短角獣 (1)(W) C

クリーチャー・恐竜

2/2 警戒

 せめてもう少し恐竜っぽさ出せよ……。ほら、軽い恐竜がいないとファートリさんが活躍できないからね……。

 

Huatli’s Spurring ファートリの嗾け (R) U

インスタント

対象のクリーチャーは、ターン終了時まで+2/+0の修正を受ける。あなたがファートリ・プレインズウォーカーをコントロールしているなら、代わりのそのクリーチャーは+4/+0の修正を受ける。

 えっ、それだけ?

 

Sun-Blessed Mount 太陽恵みの乗用恐竜 (3)(R)(W) R

クリーチャー・恐竜

4/4

〜が戦場に出た時、あなたのライブラリや墓地から、「恐竜騎士、ファートリ」という名前のカードを1枚探し、それを公開して手札に加える。あなたがこの方法でライブラリを探したなら、あなたのライブラリを切り直す。

 えっ、それだけ?

 

 

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趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
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