最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「AKIBA’S TRIP -THE ANIAMTION-」 5→5 なんやよくわからんけどゴンゾ的な風味は感じられる作品だった。ジョージがキャストとして出演してるのを「ゴンゾ作品ならやっぱり中田さんでしょう」っていう処理はどうなのよ。 ゲーム原作って部分がピンと来ない状態で始まった作品なのだが(名前も聞いたことなかったし)、終わってみればゲーム的な雰囲気など欠片も無く、単に「手の込んだ秋葉原のPRアニメ」だった。アキバ文化というものが花開いて、どれほどの時が経ったのかは定かでないが、電気街から「オタクの街」に生まれ変わった秋葉原の文化は、気付けば随分多くの文化をその内に取り込み、得体の知れない濁流になっている。そして、現在、オタクという言葉も随分軽々しく日常生活で用いられるようになり、秋葉原をうろついてグッズを漁るような人間も昔ほど数は多くないのだろう。栄枯盛衰、「なんだかよく分からないアキバ文化」は、おそらく今後どこかでひっそりと息を引き取り、「似たような別な何か」が、この街の後を継いでいくのだ。そうしたアキバ文化のごった煮的な部分を、アニメとして記録し、ネタとして祭り上げておこうというのが、この作品の根幹にあったのではなかろうか。 まぁ、適当なことを書いてみたけど、俺、首都圏ってほとんど行かないからアキバも2,3回覗いたことがある程度なんだけどね。どうせアニメショップ行っても今の御時世は地方でも似たようなもんだろう、ってんでボドゲショップ見に行くばっかでしたね。とにかく、そんな「いまいちよく分かんないアキバ」をひどくテンプレ的に切り取って見せてくれるのが今作。興味深いことに、「テンプレやパロディだけで話を繋いでいく」っていう非生産的な行為は、なんだか現代のオタク文化の中枢を成している残念な要素な気もするので、今作の狙いは(意図したかどうかは定かじゃないが)ぴったりとテーマに沿っている。 ただまぁ、こうしてパロディ的な要素でオタク文化を弄るっていうネタも、すでに散々色んなところでやられてるんだよなぁ。何故かパッと思い出したのが「ローリング・ガールズ」だったけど(ホント何でだろ?)。毎回異なる「オタク的文化」を取り上げて徹底的にそれをネタにするという連作形式は悪くないのだが、全体で見るとやっぱりベタというか、ぼちぼち食べ飽きているというか、いまいちニーズとしては弱い部分を突いていた気がする。カードゲームの回が割と楽しかったことを考えると、多分、これって視聴者サイドがどっぷりはまってるものをネタにしてる話ならより楽しめるんだろうという気がするのだが、そんなこと言われてもアキバグルメとか格ゲーとかアイドル文化とか、そういうのはあんまり詳しくないからなぁ。でもまぁ、「なんか詰め込んでネタにしてるんだろうね」っていうのは分かったから決してデキが悪いというわけではないと思う。そこまで力が入ってない作画でも、こういうぬるめのギャグ作品なら許される部類だろう。女の子がもっとビシッと決まる可愛らしさだったら文句無しだったのだが……まぁ、「脱がせる」性質上、あんまりそこに注力しちゃうとキリがねぇからな。ゲームとして開発された時はそこが一番大事な要素だったんじゃなかろうか。 全体的には「悪くはないけどそこまで注目することもない」くらいの処理に困るB級。でもね、個人的に1点だけ無視出来ない部分があったので、点数としては平均値を維持ということにした。それは、「やっぱりアキバ文化を語らせるならモモーイが出てこないとね!」ということ。桃井先生、ちゃんとこういう作品にはキャストとして呼ばれるあたり、権威としては充分ですよね。考えてみれば、この手の作品の草分けって「小麦ちゃんマジカルて」なのでは。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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