最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「クズの本懐」 6→7 ありがとう、ちかぺを花火に選んでくれて。まず、そこをひとしきり拝み倒してから話を始めよう。とにかく、花火さんは最高の女子高生でした。 中の人の話題から入ってしまうのは私の業のようなものなので諦めてもらうとして、もちろん本作はそれ以外の部分でも大いに盛り上がる事が出来た。始まった直後には「ドロドロした人間ドラマが期待できるかもね」なんて適当に書いてはみたが、まさかここまで凝縮して、ギリギリまで絞った人間関係をガッツリ描いてくれるとは思っていなかったので期待を超えた仕上がりだ。最近のアニメではこうして「恋愛もの」を何の衒いもなく描いてくれる作品ってのは案外少ない気がするので、こっちの方向性を突き詰めた作品を骨太に作ってくれたのは本当にありがたい。まぁ、少女漫画なら恋愛要素オンリーの作品も少なくはないけども……、でもやっぱりなんか違うよね(今作も作者は女性らしいけどね)。 「互いに別な人が好きなんだけど、叶わぬ恋だと思ってるから付き合ってみる男女」っていうモチーフは、もちろん今作のオリジナルではなかろう。いかんせんその手の知識が乏しいのでパッと他の代表作の名前は出てこないが、まぁ、「どっかで見た」設定のはずだ(「ニセコイ」はちょっと違うかな)。そこから先の展開だって、こういう媒体に多く触れている人からしたら珍しい部類ではないだろう。どっかで「昼ドラやんけ」みたいな感想を見たことがあるが、まぁ、確かにドロドロっていう意味ではイメージの中にある昼ドラの典型だし、茜先生の見事なピッチっぷりとか、あけすけなエロ描写なんかはどこかVシネみたいな匂いもする。ともすると「アニメでやらなくてもいいじゃん」という意見も出てきそうだ。 だがしかしだがしかし、この作品は立派にアニメ作品として機能している。そこは監督をはじめとする制作スタッフの腕の見せ所。単に誰と誰が付き合って、どこが別れて、どこが片思いで、なんてことをただ垂れ流すだけでは、アニメになった意味が無い。何故好きになるのか、好きになったら何を思うのか、心の問題と身体の問題は隔てて考えられるのか。青臭い少年少女の恋愛譚の中でのたっぷりの「情感」が、アニメーションならではのリソースを費やして掘り下げられている。各話でも何度か扱ったが、今作は意図的に「漫画の構図をそのまま」というカットが多い。コマ割りを意識した構図にモノローグを乗せる手法だ。単に心情の「語り」だけでは画面が保たないが、今作の場合にはそこで無駄にカメラを動かしたり、カットを割っても失われるものの方が多い。そこで、ほぼ止め絵と同じ状態を保ちながらも、自然に「アニメの画面」に落とし込むための方策として「漫画風」の画面が採用されているというわけだ。まぁ、言ってしまえば「場つなぎ」なのだが、今作は少女漫画的な要素も多分に含んでいたため、存外自然な流れとして受け入れられたのではなかろうか。現実のオブジェクトのみで構成される実写ドラマでは、こうした間の取り方はかなりの難業だろう。 こうして「語り」を入れる時間と大義名分を手に入れ、あとはずぶずぶと花火ワールド、そして茜ワールド。可愛い女の子が可愛いことをしてるんだから、そりゃ素敵なお話だ。いや、茜先生の場合は「可愛い」ではないのだが……そうだね、エロだね。今作の場合、あけすけで執拗なエロ描写も視聴モチベーションを大きく支えたのは認めざるを得ないだろう。いや、モチベって言っても、せいぜい2割、いや、3かな、4割かな……。 結論:ちかぺを全力で喘がせてくれて本当にありがとうございます。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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