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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「アトム ザ ビギニング」 5

 鼻をつまみ合う野郎2人って、絶対気持ち悪いよな……まぁ、実は天馬博士もけっこう鼻には特徴あるから、ひょっとしたら若いころにつまみ過ぎたせいでお互いにああなった可能性はあるな。

 原作未読。連載が始まった頃にちょっと話題になったのは見たけど、掲載誌に興味無かったし、そもそもこういうスピンオフ(?)な懐古作品って外すことも多いし、別に読もうとは思わなかった。しかしまぁ、こうしてアニメ化までこぎ着けたのだから、それなりに話題性のある作品になったってことなんでしょうかね。

 とりあえず「A106」が将来的に「ア・ト・ム」になることだけは分かったが、そもそもアトムって確か天馬博士が息子を失ったショックからその代替物を生み出そうとして出来たものなんだよね。この作品はそのゴールに向かうものなのか、それとも全然違うアトムになるのかはよく分からない。他にも「大災害」っていう設定も元のアトムで聞いたことないな。実家にアトムの愛蔵版があってそれなりに読んでいたはずなのだが、記憶はおぼろなのでどこまでが原作準拠で、どこからがオリジナルなのかはちょっと分からない。まぁ、現代風にリビルドすることは悪いことではないんだけど。単に手塚作品の知名度におんぶにだっこするだけの作品っていうなら嫌だな、という。でもまぁ、「ヤング・ブラックジャック」は面白かったしな。今作はどこまで手塚作品の世界に肉薄出来るものか、見ものですよ。

 個人的に一番笑ったのは天馬博士のキャラクターだ。こんな奴だったのかよ。原作では多分こんな要素は無かったと思うのだが……天馬博士とカラ松が紙一重ってのは笑うわ。お茶の水博士はまぁ、こんな感じかな。何かいまいち印象が固まらないな、と思ったら、多分私の中でお茶の水博士がDr.ライトとイメージ被っちゃったんだ。そうなると天馬博士はワイリーと……被らないけど、だいぶ昔の記憶だから色々と曖昧になっちゃってるな。1話目では原作知ってたらニヤッと出来る要素とかは隠れてたんでしょうかね。「ヤングブラックジャック」のキリコネタみたいなのが出てくるとちょっと嬉しいかも。

 普通に考えたら、「アトムの前日譚」なんてものを後付けで作れるわけがないのだから、そんな無茶をどこまで許容出来るレベルで仕上げてくるかは正直楽しみなところ。如何せん原作もまだ大した巻数を重ねているわけでもないし、アニメだけでは完結しない作品だろうが、上手いこと面白い作品になってくれたらそこから原作も追いかけてみようとは思う。1話目時点で天馬博士がぶっ飛んでたおかげで、「原作とイメージ違う」みたいな些細な文句は今後どうでも良くなるだろうし、いっそのこと弾ける方向で現代版のロボット活劇を見せてくれればそれでいいや。まぁ、どう考えても今回見えた技術水準の世界からアトムは生まれないと思うんだけども……やっぱこの頭身のキャラでアトムやるのは無理があるよなぁ。どこまで無理を通せるかなぁ。

 というわけで個人的には「中村頑張れ」というのが最大の結論です。「お茶の水博士の妹」という謎ポジションの幼女もちょっと注目。

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