久しぶりのプレリだーーーーー! 確認したらゲートウォッチ以来だって。1年3ヶ月ぶり。うわぁ。なんか周りに行ってる人間がいたから急に行きたくなったんだー! 当日に飛び込みで行けるかな? と心配したんだけど、最終的に定員50人のところに20人ちょいしかおらんかったわ……あれぇ……以前は同じ店で下手したら前日予約でも厳しいくらいだったのに……オイオイオイ、プレイヤーみんなどこ行っちゃったんだ? 別な店に行ってるだけならまだいいんだけどさ……。
というわけで、久しぶりのプレリだししっかりした参戦記事書こうと思ってたんだけど、なんかね、負けたしね。しかも「相手の○○がめっちゃ強くてー!」みたいな負け方ならまだテンションも維持出来るんだろうけど、多分、対戦した相手のデッキも別に強くないんだよ……。記録を書きおこそうにも、別に大したハイライトが無いんだよ……。それに負けた俺のデッキが、輪を掛けて弱かったんだよ……。シールドってあんまりやらないから、デッキメイクしてる時は制限時間内でわたわたとデッキ組んで「まぁ、何とかなるかな……」とか思ってたのだが、今、家に持ち帰ったデッキを改めて並べて見て「なんだこれ」ってなった。むしろこのデッキでそこそこ戦えた環境が怖い。カード単体の迫力は確実にカラデシュよりも落ちてるね。もちろん慣れれば強さが認識出来るカードも増えてくるのかもしれないけども。
まぁ、泣き言だけになるけどとりあえずデッキリスト、ドン
<土地>
沼×8 平地×7 呪われた者の揺り籠
<クリーチャー> 11
ただれたミイラ 突風歩き
束縛のミイラ×2 信念の決闘者
瘴気ミイラ 断固たる修練者
仕える者たち 栄光の神バントゥ
魂刺し 威厳あるカラカル
<その他> 13
黙考の時 結束のカルトーシュ
超常的耐久力 オケチラの名の下に
侵入者への呪い 心臓露呈
野望のカルトーシュ オケチラの碑
俗物の放棄 権威の殿堂
最後の褒賞×2 リリアナの支配
「ボムは全部ぶち込め」がシールドの鉄則だが、開封レア6枚のうち、入っているのは3枚。残りは「没収」(アーティファクト版ロボトミーのやつ)、「貧窮/裕福」(全体−2のソーサリー)、あと赤緑土地、プロモカードは「ルクサの恵み」。ボム……ねぇ。まぁ、黒神様バントゥ、「リリアナの支配」、そして猫ロードさんはそれぞれボムと言えるスペックなので、3枚が自然に入ったなら良しだ。
レア2枚が黒、そして「最後の褒賞」という文句無しの除去も2枚あったので黒メインはほぼノータイムで決定。カードプールから赤と緑が論外、白が厳しい、くらいの見た目。最初は青黒のサイクリング狙いでデッキを組んでいったのだが、青にどうしてもクリーチャーが足りない。「バントゥ」は自軍のクリーチャー数が必要だし、「リリアナの支配」もどうせならゾンビを増やしたい。なんで青の不朽クリーチャーが1体もおらんのじゃ。低マナ域を白のゾンビシナジーや不朽持ちで埋めていくと、どんどん低いマナが白になり、青はサイクリングカードのみという状態になっていった。気付けばサイクリング誘発が「冷酷な侍臣」(サイクリングで破壊不能の4/2)のみとなり、もう、これいっそサイクリング要素抜こうぜ、っていう展開。そうなると青がいらない子になり、白は「バントゥ」と相性抜群の「オケチラの碑」もあったので、最終的にオルゾフゾンビを目指すことになった。どこぞで「土地17枚必須環境ですわー」とか言っていた舌の根も乾かぬうちに、「これ、長引いて勝てる要素が1つもない」ってんで土地16枚で白と黒から集められるクリーチャーを全部入れた……つもりなのに今数えたら11枚かよ!!! すみません、一応白カルトーシュとか「リリアナの支配」もクリーチャーでカウントしといてください……いや、でもマジで白も黒もこれでほぼ全力なのよ。残ってるクリーチャーは黒が4/2のサイクリングのやつ、白は3/1の督励の奴くらい。諦めるしかないねん。
低マナ域からビートしていかないと勝てないデッキだと思ってたのにクリーチャーが少ないとか、死ぬしかないやつやん。まぁ、ブン回りパターンはあるにはあるんだけども……。
Round1・なんかごちゃっとしたナヤ
相手さんは「直前にデッキ全部ばらして一から組み直したから土地のバランスがよく分からない」という3色。時間ギリギリまで悩んだらしく、第1ラウンドはカードがスリーブにすら入っていない。1セット目、相手の土地が3枚で止まっているところに、「オケチラの碑」から「束縛のミイラ」→なんかゾンビ連打で勝ち。2セット目、土地16枚教だけど土地10枚引いて負け。3セット目、クリーチャーを火力で処理されて手札にカルトーシュ2枚と「超常的耐久力」とか抱えて負け。クリーチャーいないんだって!!
Round2・とにかくマナが伸びまくるバント
1セット目、「オケチラの碑」と「バントゥ」さんが並び、ゾンビ出してタップして殴って勝ち。2セット目、相手2ターン目に「媒介者の修練者」が出てきてこっちの2/2がすぐ殴れなくなる。もたついてる間に相手はとにかく緑のマナ加速と青のドローでどんどん手札と土地に差をつけていき、クリーチャーは横並び、こちらの虎の子の「権威の殿堂」を「主張」でパクられ完全にストップ。なんとか引いた「リリアナの支配」から「3/3のゾンビが2体出せるんやで!」って言ったら返しで溢れるマナから「こっちは毎ターンワームが出てくるんだが」とか言われて負け。3ターン目、テイクマリガンから熊クリーチャーを並べ、手札の枚数の差はスピードでごまかすしかないと判断してとにかく捨て鉢でアタックを強引に通す。残り5点まで追い込むも、トップデッキした「オケチラの名の下に」をバウンスと2体ブロック出来る奴で凌がれ、結局なんの変哲もない4/3のラクダに殴り殺されて死亡。
Round3・ボロスだけども……
「あー、一勝くらいして帰りたいなー、もう、最終戦は悪魔に魂を売ってでも勝ちたいなー」って思ったら、対戦相手がショップでは珍しい女性プレイヤー。どうやら旦那さんがプレイヤーらしく、その付き合いで参加している様子。「どれくらいやってます?」と聞いたら「まだ3回目くらいです」とのこと。カードの取り回しもおぼつかず、第1ターンのドローも忘れてしまうくらいの、ホントのホントに初心者。多分デッキは旦那さんに組んでもらっている。……流石にこの人になりふり構わず勝ちに行くのは気が引けるやん……と思ったんだけど、何故かこう言うときだけブン回る俺のデッキ。1セット目は相手が6ターン何もせずに「エンド」って言ったから流石に勝ち。2戦目は「バントゥ」→「オケチラの碑」→「リリアナの支配」とかいう地獄のような周りで瞬殺。「うわー、構築みたいですねー」って褒めてもらえました。なんか、本当に、ごめんなさい……。いや、すごく気さくに話してくださる良い人でした。楽しそうにカード触ってましたし、デッキに入ってる「威厳あるカラカル」をキャストするときにとてもうれしそうだったのが印象的でした。まぁ、「侵入者への呪い」があったので僕は3ライフ吸うんですが……。
最終戦績・1−2−0
最後の試合は、事実上僕の負けです。人間として、なんか負けてます。つまり気持ちとしては全敗です。なんで俺は、猫を愛する初対面の気の良さそうな女性をゾンビでボコボコにするような星の下に生まれてしまったのだろう……。
環境俯瞰。とりあえず確実にスピードは遅くなってます。まぁ、それはカードリスト見るだけで分かるところなんだけど、本当に序盤を止めるカードが多く、大タフネスのクリーチャーを除去するカードが少ない。ファッティは書いてある数字の分だけ強いと思って問題無いですね。ダラダラ伸びやすいので、本当に堅実に1つ1つアドを稼いでいく意識でいいと思う。余波や不朽はそれだけで強い。督励は結局あんまり使わなかったし使われなかったけど、タイトなダメージレースはそこまで増えない気がするので、防御を考えて督励を控えるより、通せるダメージは通しておく精神で積極的に起動するべきな気がする。
あと案の定カルトーシュは強い。似たようなステータスのクリーチャーが並ぶと単純に打開策になるし、どのカードも突破力が加わるので試練無しでも充分実用レベル。インスタント除去や無条件のバウンスが少ないので、張るところまでならそこそこ安定していけます(殴ったあとに対処される可能性は割とある)。
全体的に「悠長じゃね? もっさりしてね?」って思えるようなカードも、充分使う時間はあると思うので、そういう印象のカードは多少加点して使ってみてもいかもしれません。繰り返しになるけど、パワー・タフネスの値が大きければ、多少コストが重くても充分プレイアブルだと思う。サイクリングついてればなお良し。
以上の感想は、あくまで今回戦ったデッキだけでの印象なので、ひょっとしたらクソ速い赤緑とかはあるかもしれないけどね。その辺は、シールドだとどうしてもやりにくいタイプだからね。ドラフトだともうちょっと純化するはずだから、色んな戦術が出てくることを祈ろう。
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