最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「デジモンユニバース アプリモンスターズ」 5→5 もう、毎朝ゆーみんの声を聞くことができなくなるっていう事実だけは辛いです。「来期のゆーみんは何があるかなー」って思って確認したら、レギュラーで決まってるのは風先輩だけだった。いいのか悪いのか……。 朝番組なので、基本的にはながら見、9割がた耳だけで観ていたような作品であるが、番組に求められている部分にはそれなりに応えられた模範的な子供向けアニメだったのではなかろうか。デジモンという文化の肩書きがあるために先代に思い入れがあるお年寄りが見たら不快感もあるのかもしれないが、幸い私はそうした前提条件がないため、「これはこれでデジモン」という(リアル子供さんと同じような)素直な受け入れが可能であった。まぁ、一回だけ先代とのコラボがありましたけどね。あれって今の子供たちのはどう映ったんだろう。 シナリオは本当に真っ直ぐなものなので「ヘボット」のようなツッコミどころはないのだが(当たり前や)、一応現代アニメとして良かった点、物足りなかった点をピックアップしておくと、良かった点は「しっかり現代風に要素がアレンジされている」というところ。何しろ主人公チームがユーチューバーとアイドルグループの木っ端アイドルである。おっちゃんたちからしたら「こんな浮ついた主人公チーム嫌やわ」と思うような人選だが、実はこの構成が案外面白い。アストラがメインでユーチューバーとしての矜持を訴えるエピソードは現代の子供たちに大人気の職業が一体どんな風に受け入れられているのかをなんとなく想像できるし、これまでのように絶対的な存在ではなく、総選挙で順位を上げていくことを至上命題としたアイドルの卵であるエリのスタンスも色々刺激があって面白い。特にエリの方は、最初のうちは「こんなことやってるから人気でないんやろ……」と寒々しく見ていたはずなのに、回を重ねるごとにだんだん魅力的に見えてきて、最終的には「CD買って投票したろかな」とか思えるくらいまでに立派な正ヒロインになっていた。ドカちゃんが可愛いので、コンビとしての相乗効果もあったのかもしれない。ミュージモンもクッソ適当な奴なのになんか無視できない保護欲が沸き起こる愛らしさがある。そういう意味では一番陰が薄いのって実はガッチモンだったんじゃねぇかな。放送開始時には「永遠のサブ声優と言われたゆーみんがついに主役やで!」と息巻いていたのに、蓋を開けてみればハルってどこまでも地味で結局脇役くさいという……。ゆーみんのせいじゃないからな! こうして色んなキャラが独自の見せ方で引き立てられていたのが良い点。その反面、おもちゃの販促としてはどうだったのかな、っていうのが気になる部分で、具体的には、最終的にそこまでアプモンのバリエーションが増えなかったこと、そして、終盤の見せ場になるはずの神アプモンがあんまり魅力的に見えなかったこと。アプモンの数については、そりゃまぁアプリが元ネタになっているのだからポケモンや妖怪ウォッチのように際限なく数を増やすことはできなかろうが、少し前に放送していた「カミワザワンダ」のプロミンでももうちょっと数があったわけで、中盤以降に固定キャラの物語になってしまったのは制作側の狙い通りだったのかどうかがちょっと疑問である。そして、このデザイン、この機能で子供達が「集めたい!」と思うのかどうか。まぁ、アニメだけで判断するんだから商品の売れ行きはどうでもいいのだが……。もうちょっと魅力的な展開もあったかなぁ、という気はする。あと、個人的には最終盤でユージンが正体を現した時にお子さんたちがどんな反応だったのかは気になるところ。どれくらいの年齢になったら、「ハイハイ、AIAI」って受け入れられるようになるんだろうな。 個人的には大して刺さったわけではないが、「多分この枠はこれでいいんだろう」と思えるくらいの内容はあった作品。ただまぁ、個人的には、これを見てユーチューバーを目指すお子さんたちが増えるような世界は……嫌だな……。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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