最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「十二大戦」 6 CVが日笠陽子のキャラが生存競争に参加すると序盤で死ぬ。ルーラさんが言ってた。やっぱり殺したくなる声なのかなぁ(褒め言葉)。 先にぶっちゃけておくと、わたしゃ結局こういう設定が好きである。どれだけ粗製乱造が酷かろうが、どれだけワンパターンと言われようが、なんかもう、生まれながらにワクワクする遺伝子が組み込まれている気がする。「こういう設定」って言っても案外幅広いのだが、ざっくり言うとクローズドサークルが設定され、限られた人数がルールの中で命の取り合いをし、最後の1人を争うヤツである。やっぱり「バトルロワイヤル」を多感な時期に読んだ影響ってでかいのかもしれません。 そんなおなじみのデスゲームを担当するのは、これまたおなじみの西尾維新大先生。こちらも悔しいことに、「なんだかんだで割と好き」と言うことはすでに判明している。物語シリーズもアニメが好きだし、めだかボックスなんて最近(?)のジャンプ漫画では一番好きだった。そして、今作は「12」というキーワードが絡んで「全てを1人の手に集めてください」と言ってるのだから、これすなわち「刀語」である。「刀語」はその異質な放送形態もあって傑作となったアニメシリーズだが、今回のお話はどうだろう。 「刀語」は監督の元永さん、制作のWHITE FOXの手柄が大きかったと思うが、アニメーション監督としての巧拙でいうなら、本作を担当する細田直人だって充分に「巧い」クリエイターである。特にアクション作画の構成は当代でも随一であり、最近では「リゼロ」で見事な仕事を見せてくれた。今作もあまり頭を使わないダイナミックなアクションの見せ場が多そうなので、きっと細田さんが腕をふるうポイントも多いはずだ。 問題になるとしたら、西尾維新の原作というのは「頭を使わないダイナミックなアクション」を売り出せるかどうかという点だ。彼の作風は、実際に賢いかどうかは置いとくとして、「なんとなく賢そう」に見せる虚仮威しの美学。王道を行くように見せかけてどこか必ずヒネており、なかなか真っ当な文法に乗せてはくれない。その辺りの食い合わせを今後どのように繋いでいくかが焦点となるだろう。1話目ではそうした「食い合わせかた」の片鱗が早速見えており、最も特徴的に出ていたのは圧倒的な同時発話の多さ。誰かがしゃべっているタイミングでがんがん他のキャラの台詞がまぎれ込み、先に喋っていた方の音声は自然にフェードアウトするという展開である。奥で喋っている人間の台詞が重要なものなのかどうかは定かでない(できればそうではないと願いたい)が、こうして2つ以上のセリフの進行を重ねることで「なんかいっぱい喋ってる」感が出るのと同時に、西尾維新作品では避けて通れない「台詞の多さ」の問題を時間短縮することである程度解消している。もちろん、こうして他人の台詞を無視してみんなを好き勝手に喋らせることで、「こいつら、周りの空気なんて一切読む気がないよな」というキャラクターのエキセントリックな側面も切り出す狙いもあるだろう。本来なら不親切極まりない設定ではあるのだが、なかなか面白い演出方向である。まぁ、今後はこうしてキャラが一堂に会するシーンは減りそうだからどうなるかわからないけども。 さて、十二大戦とは言いながらも、開始1話目ですでに10人。まぁ、世界設定がさっぱりわからないので「「退場者」が本当に退場してるかもよくわからないけどね。今から誰が「優勝者」になるか予想してみるのも面白いかもしれない。幸い、今のところ「魔法少女育成計画」と違って主人公が誰なのかもわかってないので、色々と創造の余地はあるはずだ(そもそも、本当に最後に残る人数が1人っていう保証も一切ない)。これでウサギがラストまで残る重要キャラだったら笑う。本当にしこりんはクレイジーなキャラでもしっくりくる良い役者になったなぁ。あと姉=日笠陽子、妹=洲崎綾っていう姉妹は、周りはどうかわからないけど間違いなく本人たちは楽しそうだ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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