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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「鬼灯の冷徹 第弐期」 5

 前作の放送がなんと2014年の冬クール。つまり3年半前。そんなに前なのかよ……。めでたく2期目がスタートしたわけですが、実は割と制作体制が変わったりしてます。

 まず、前回はWIT STUDIOだったが今回はディーン。さらに監督も前作の鏑木ひろではなく「暁のヨナ」や「カブキブ!」の米田和弘がクレジットされている。往々にしてこういう場合は「スタッフが変わっちゃったせいで前作の面白さがー」っていう流れになるのだが、幸いにも今作の場合は割と前作の制作理念が引き継がれているらしく、あまり大きく変わったという印象はない。多分、看板であるオープニングの雰囲気を完全に引き継いだおかげで入口のイメージが一緒になったのがでかいのだろう。あとはまぁ、鬼灯を中心としたキャラクターの個性はしっかり出せているので、原作の強さがアニメ化の差分を軽減しているとも考えられる。つまり、「まぁ、割といい感じ」だ。

 考えてみりゃディーンって前クールも「地獄」やってたんだよな。あっちの地獄とこっちの地獄、イメージが違いすぎるけども……。一昔前ならディーンというと作画の不安が付きまとったものだが、ここ最近はそうしたイメージも払拭されつつあるし、今作の特徴である「地獄のくせにやたら華やかな色彩感」は今回も良くできている。キャラの切り出し方が旧作よりものっぺりとわかりやすくはなってるかな。「和」のテイストを重視してあえてデザインに癖を出していた前作との差は好みのレベルだが、個人的にはもうちょい「地獄っぽさ」はぼんやりしたところから滲み出してる方がいい気がするので、その辺りの「わかりやすさ」はややマイナス要因か。まぁ、あっちの作画技法だと多分かなり作業量が変わってくるだろうからしょうがないかねぇ。あとはバタバタと賑やかさを演出することで適宜ごまかしていって欲しいところ。

 とりあえず、貴重な「安元が純正主人公をやっている作品」という事実は大切に扱っていきましょう。今のところ、安元がシリーズアニメで「主人公」になったのは「鬼」か「熊」のどっちかということになります。ショウガナイネ。まぁ、「十二大戦」もある意味主人公と言ってもいいのかもしれないけども。

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